デンマンさんは、私がレンゲさんのような
ロマンチックな女だと期待しているようですが、
私は、そのような女っぽい女ではないのですゥ。
主人は私のことを「中性脂肪」だと言います。
つまり、女っぽくない脂肪の塊だと。。。
『夢とロマンの軽井沢 (2008年7月19日)』より
つまり、小百合さんと夫の関係は、『行人』の中であれば、一郎とお直、現実世界であれば漱石と鏡子夫人の関係に極めて似ている。
そうでしょうか?
僕は、小百合さんの旦那の事はメールと投稿から判断するより仕方がないけれど、『行人』のシチュエーションを借りるならば、小百合さんは一郎の立場で行動を起こしているのですよう。
どのように。。。でござ~♪~ますか?
(13年間)バーナビーで夏休みを過ごすことは 毎年私の支えの時間でした。
あの古い家は、夏休みで休むというより
ペンキ、芝のクローバむしり、
りんごの木の手入れ、
玄関まで高く長い階段のペンキはがしや、
しばらくみがかないガラス、
シミだらけのじゅうたん、
BASEMENTはランドリーのホコリとくもの巣、
行けば、掃除ばかりの家に大変でしたが
また戻りたいと思っていました。
ここには、「中性脂肪」だと言われた妻が、「認識の否定」のために「行動」を起こしている。つまり、夏の期間、夫と離れてバーナビーの“山の家”で過ごしながら、家事をやり、子育てをして自分にだって“女らしいことができる事”を行動して自分で確かめている。
その事を、小百合さんは“(心の)支えの時間”だったと言っている訳なのでござ~♪~ますか?
そうですよう。「中性脂肪」のエピソードを読んで、小百合さんのメールを読み返した時に、「行動」と「認識の否定」の関係が、このように閃いたのですよう。うしししし。。。
【卑弥子の独り言】
ですってぇ~。。。
でも、実際にどうなのでござ~♪~ましょうか?
小百合さんは、ご自分が「中性脂肪」ではない事を立証するために
バーナビーの“山の家”を持つ決心をしたのでござ~♪~ましょうか?
夏の間、子供たちと山の家で過ごすことが小百合さんにとって
“女っぽい女”を確認する「行動」になったのでしょうか?
あたくしは、むしろ、旦那さんが他の女性との関係を続けていて、
そのことのために小百合さんがバーナビーの“山の家”をもったように想像しているのですわ。
その方が小説的でドラマチックでござ~♪~ますでしょう?
おほほほほ。。。
こんにちは。ジューンです。
小百合さんが借りていた“山の家”は
バーナビーの“鹿の湖 (Deer Lake)”の
畔(ほとり)にあります。
白鳥は飛んできませんが
鴨がたくさんやってきます。
大きな町なのに
このような静かな湖があるのは
やはりカナダが広い国だからでしょうか?
小百合さんは今年(2008年)の6月に
軽井沢に別荘を持ちました。
つい最近、小百合さんは雲場池(くもばいけ)を
訪れたそうです。
別名スワンレイクとも呼ばれています。
わたしも一度行きましたが、
静かで良いところです。
白鳥は居ませんでしたが。。。
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。
『ロマンと悪妻 (2008年7月31日)』より
それで、この記事を読んだ小百合さんは、どのようなコメントを書いていたのでござ~♪~ますか?
そのコメントをコピペします。読んでみてください。
小百合さんが書いたコメント
2008/08/02 14:03 投稿者:sayuri
女は種馬
旦那の1番になろうと もう 思った事はナイのです。
私の一番も 誰だか。
そんな事は人に教えないのです。
デンマンさんが推測しても 分からない。
ハズレ
『ロマンと悪妻』のコメント欄より
デンマンさんは、どう思いました?
う~~ん。。。唸(うな)ってしまいましたねぇ。
どうしてでござ~♪~ますか?
いろいろな意味で衝撃的でした。
どういうところが。。。?
旦那の1番になろうと
もう思った事はナイのです。
この言葉ですよう。
それがデンマンさんにとって、それ程に衝撃的だったのでござ~♪~ますか?
メチャ衝撃的だった。衝撃の告白ですよう!
ちょっとオーバーではござ~♪~ませんか?
決してオーバーではありません。僕はレンゲさんの次の手記がすぐに思い浮かんできました。
不倫の果てに…
不倫と呼ばれる恋愛について、どんなイメージを抱かれますか?
わたしは女性として、相手の男性にパートナーがいるのに、
自分が彼の一番になれないのに、
それに甘んじている女性の事を
“プライドはないの?”
“先(結婚という意味ではありません)がないのにばかげてる”
などと、どちらかというと軽い軽蔑感を持っていました。
でもわたしの身にも、それは訪れてしまったのです。
ある既婚男性のことを、
どうしようもなく好きになってしまったのです。
初めは手の届かない相手だと、
片思いを続けていたのですが、
どうしても我慢できずに、
彼にモーションをかけはじめてしまったのです。
そして、長い時間を経て彼と肉体関係を持ちました。
そこから、彼はわたしのことを「彼女」だと呼ぶようになりました。
わたしは、一度の関係で終わろうと思っていました。
してはならないことをしてしまった、という思いと、
これで完結した、という気持ちがあったからです。
でも、長い間モーションをかけ続けておいて、セックスして、
「はいさよなら」なんて図々しい考えですよね。
結局わたしたちは、不倫関係に陥ってしまったのです。
そして次第にわたしは苦悩に苛まれはじめました。
彼とは、毎日のように会っていました。
いつしか彼と会えない日は心に穴があいたように感じるようになりました。
これは、どんな恋愛でもあることだと思いますが・・・
でも、わたしの頭には、
“彼がわたしと会わない=奥さんといっしょにいる”
という図式ができあがってしまい、
嫉妬に苦しむようになったのです。
そのうち、彼から
「子供が大きくなったら(わたしと)いっしょになりたい」
と言われました。
その時点ではその言葉は、彼の本音だったと今でも思います。
言葉だけでなく、彼の行動がそれを裏打ちしていたからです。
でも、
“大きくなったらっていつ?”
“奥さんはどうするの?”
そんな疑問で頭がいっぱいでした。
そして、それと同時に彼の奥さんに対する嫉妬は、
ますますふくらんでいきました。
現在だけでなく、彼らの過去の歴史、
これからの生活などにも嫉妬の目が向くようになりました。
つまりわたしは、妄想に苦しめられていたのです。
そんなわたしは彼に対して、
自分の妄想をぶつけはじめたのです。
不倫であれ、どんな関係であれ、
相手から勝手な妄想をぶつけられたら、
何を言えばいいのか、どうすればいいのか
わからなくなる事でしょう。
その頃の自分の愚かさに、今でも情けなくなります。
わたしはいつも、恋愛を通して自分も相手も
成長していけたら・・・と考えてきました。
そして、何かを得ようとも思っていました。
(念のため、モノではないです)
でも、彼との長い不倫生活の果てに、
得られたものは、負の遺産ばかりでした。
世間のすべての不倫カップルがそうだとは
限らないとは思いますが、わたしたちの場合は、
おたがいを傷つけあって(傷の質は違いますが)
後々笑顔で思い出せるようなものではありませんでした。
おそらく今、会ったとしても、お互い自分の残した
嫌なものを見ているような気持ちしか、
生まれてこないでしょう。
最初の頃のときめき。
彼のやさしさ。
いきいきとしたわたし。
何もかも、なくしてしまってからの別れ。
本当は、彼と和解したいと考えている自分がいます。
よりを戻すのではなく、ただ、醜い別れを修正したい。
・・・そんな甘い話は、ありませんよね。
by レンゲ
2004-07-21 10:11:08
『不倫の悦びと苦悩 (2004年7月21日)』より
レンゲさんも、実は、“1番になろう”と苦悩したのですよう。でも結局、物理的に1番にはなれなかった。
“物理的に1番になれなかった”とは、どう言う事でござ~♪~ますか?
つまり、レンゲさんの不倫相手の吉村さんは妻と離婚してレンゲさんと一緒にならなかったと言う事ですよう。結局、吉村さんはレンゲさんとの関係を清算して妻の元へ戻って行ったのですよう。
要するに、吉村さんにとって1番はやっぱり奥さんだったのでござ~♪~ますわね?
違いますよう。
違うのでござ~♪~ますか?。。。で、吉村さんの1番は誰でござ~♪~ますか?
何度か取り上げたけれど、次のフロイトの名言を読んでみてください。