やったるさん!!
今日は土曜日1月25日、このあと深夜24時からNHKのEテレ バリバラで、私が出演した番組の再放送がある。視覚障害者が買い物や料理をするという企画、そこにもりこまれた目指せ紅白初出場Juice=Juice宮本佳林。何度も何度も佳林という言葉がNHKから聞こえてくる爽快感とひとそれが2度もながれる優越感と恍惚感。ぜひなんどでも見てね。そしてぜひNHKバリバラのホームページに乾燥メールおくってね。地道なメールがJJ紅白につながります。
そんな土曜日、いつものスポーツジムに行くのはやめて、ヘルパーさんに家の中で画面をみてもらう。バリバラで公開された私の部屋。その名が机にもう一台つかわなくなったデルの25インチ液晶デスクトップ一体型パソコンを置く。そこにHDMI端子をHDDレコーダーからのばして接続する。デルパソコンをテレビモニターとして使う。
いつもはテレビ画面はまったくみない。なぜなら見えないから。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。テレビはモニターにつなげずに、スピーカーにだけつなげて音だけでたのしむ。
でも、今日はヘルパーさんがいるのでモニターにつなげて、見る。見たのはもちろん1月23日木曜日夜8時から放送されたNHKEテレのバリバラ「絶対うまいはず料理対決 暴走する妄想編」。私がメインで出演しているバリバラ。一人で音声だけでもう10回ぐらいみたけど、まだ見たりない。
ヘルパーさんの目でこんどは画面をみてもらいながら解説してもらう。バリバラには副音声で音声解説がついているけど、私の部屋にかざってあった横断幕をたんに、ポスターと説明したり。スーパーで手に取ったぶどうピヨーネを単にぶどうと説明したり、かつおのたたきを単にかつおのパックと説明したりいまいち。あと公演のゾウのすべりだいも説明なし。
そんな説明されなかった情報をヘルパーさんを開設してもらう。10分ぐらいの開設に1時間ぐらいかかった。また後日続きをやってもらおう。 バリバラは音声解説だけじゃなくて耳の聞こえない人もたのしめるように字幕放送もやっている。アナウンサーがしゃべったことを全部文字お越ししている。これはすごいね。 たしかNHKの番組の9割ぐらいはこの文字放送がついている、しかし視覚障害者のための音声解説は15パーセントぐらい。この差はなんだろうね。もっと音声解説つけてくれたらいいのにな。 せっかくなので、文字放送もオンにしながらバリバラをみる。
私が登場して、紹介されてさけぶシーン。
右手に白杖をもって、それをちょっと高くふりあげての一言
ヤッタルチャン!!!
これから料理対決やってやるぞという意気込み。
ちゃんと文字放送でヤッタルチャンと書き起こされているか確認。
するとびっくり。 なんと、
やったるさん
になっている。 ヤッタルチャンとやったるさん。全然違う。 ヤッタルチャンとはJuice=Juiceの先輩グループスマイレージの曲タイトル。ヤッタルチャン。大阪弁が中にいれこんであるおもしろソング。私のつくるのが宮本佳林風お好み焼き、そして収録はNHK大阪放送局だったので、ヤッタルチャンとさけんでみる。
なのに文字情報はやったるさん。 やったるさんとはどう意味なのかな?まぁそんなこといいだすと、そもそもヤッタルチャンも意味はないかもね。
このあと24時からのバリバラ。再放送があるので、ぜひ音声解説と字幕放送をオンにしてみてみてね。またちがったよさがわかります。
ps 午後は障碍者の話がきけてよかった。いろんな障碍者の話をどんどんきいていかなくちゃ。それを自分のものにしてバリバラにいかしていきたいな。