点滅
私のいつもの通勤うーと。高架線路の下のガードしたをとおる。
音響式信号機の横断歩道をわたる。途中、なかすがあって、渡り切れない場合は、そこで、次の青を待つ。
私はこの横断歩道をいっきにわたることができない。ナカスをわたって、次の横断歩道に足をふみいれたところで、青信号が赤になる。どうしてもわたれない。よぼよぼ歩きで、まっすぐ歩けない私。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。
あともう一歩のところでわたれない。でも、赤になっても、私のうしろからきた人は横断歩道をどんどんわたっていく。
おかしいなと思って、先日調査。ガイドヘルパーさんと調査。
青になると、音響式の音響、ピヨピヨがなる。それで私はわたりはじめう。そして、ナカスをわたって、次の横断歩道に足をふみいれたところで、ピヨピヨがとまる。
この時、てっきい、赤になってているとおもっていた私。だけど、ガイドヘルパーさんによるとmまだ青ですとのこと。
ピヨピヨが鳴り終わって、4秒間、信号は青のまま。だから、目の見える人は、ピヨピヨがなりやんでも横断歩道をわたっていたのね。
ピヨピヨがなりおわったら、私はもう赤になったものとおもっていたけど、そうじゃない、なりおわって4秒間はまだ青。その後1秒間青が点滅して、そして赤になる。つまり、ピヨピヨがなりやんだあと5秒間は青なのね。
知らなかった。なぜ、こんないじわるを視覚障害者はされてるのだろう?青から赤になってもまだピヨピヨがなっていたら、そりゃあぶないけど、逆に、まだ青なのに、なぜピヨピヨをとめるんだろう?
これは、おそらくは、晴眼者の考え。視覚障害者は、歩くのがおそいから、ピヨピヨがなっていう途中で横断歩道をわたりはじめたらあぶないので、はやめにピヨピヨだけ音をとめておこう。そうすれば、もし音がとまって横断歩道の上に視覚障害者がとりのこされても、車はまだこない。
でも、この考えは現実におかしい。なぜなら、全盲の視覚障害者は、ピヨピヨが鳴っている途中に横断歩道をわたりはじめるということはほとんどない。その場合、次のピヨピヨがなりはじめるまで、待っている。つまり、視覚障害者は、ピヨピヨがなりはじめたときに、横断歩道をわたりはじめる。それは、横断歩道の上でとりのこされる危険を一番すくなくすうため、リスク回避。
だとすれば、青信号よい先に、ピヨピヨをとめる必要はない。逆に、早くピヨピヨをとめうことで、視覚障害者は横断歩道ををわたりきえず、音をたよりにしていたのに、音がなりやんで、方向がずれてしまう。こっちのほうが危険。
来週、警察の人が現場をみてくれるということなので、ここんところを、丁寧に説明しようと思う。青信号が青のときは、ピヨピヨを流してくださいってね。