ジュウサン と書いて、ジュウソウと読む
今日は月曜日、昨日日曜日は、大阪からひとりで東京遠征の私。目の見えない私。網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。久しぶりに夜行バスで、日帰り。昨日の夜、22時10分、バスタ新宿発のJR高速バス、グランドリーム3号にのって、大阪にもどってきた。朝5時45分にJR大阪駅前コウソクスターミナルに到着。4510円。障碍者割引ありがたいね。
家に、7時ごろもどって、そこから、シャワーをあビて、寝る。やっぱり夜行バスは、寝れるんだけど、つかれはとれないね、。5時間ぐらいはうとうとできたけども、やっぱり、椅子にすわったままでは、しっかり眠れないのよね。なので、家にもどってから4時間、ふとんをしいて寝る。こういったことができるのも、無職になったおかげ。仕事に行っていたときは、シャワーをあびて、すぐに仕事だもんね。これも、無職ならではのぜいたくな時間のつかいかた。仕事をしていた時は、おそらく、日曜日の夜21時23分の東京駅発大阪行きの最終の新幹線のぞみで、大阪にもどってくるんだろうね。そうなると、早く大阪にはもどってこれるけども、新幹線代が障碍者割引をつかっても10000円する。無職になって、時間をぜいたくに使えると、お金も節約できるのね。
考えてみれば、仕事をしているときは、自分の時間をさしだして、その対価としてお金をもらっていたのね。今は、仕事をやめて、自分の時間をすべて自分のために仕えて、それで、お金ははいってこないけども、時間をうまくつかえば、節約できるのね。おもしろいね。
寝て、そして11時30分ごろおきて、電車にのって、阪急の十三駅へ。ジュウサンと書いて、ジュウソウと読む。大阪以外の人からすれば、13という不吉な数字の駅という印象みたいだけど、大阪人は、ぜんぜん気にしない。当たり前の駅。大阪梅田駅からら、十三駅までは、神戸線、宝塚線、京都線すべての電車がとおる。このの十三駅で、電車がそれぞれの路線にわかれていく。おもしろい駅。
十三は、下町、飲み屋街やキャバレーなどがある。駅のすぐ西側は、ションベン横丁といって、飲み屋街。何年か前に家事がおきたね。
そんな、交通の要所でもあり、下町でもある、ジュウソウを、散策。散策するには、やはり、視覚障害者ひとりではできない。ガイドヘルパーさんに手引きされての散策。大阪からひとりで東京円生にいって、コンサートを見て、そして、またひとりで夜行バスにのって帰ってこられる、私だけども、ぶらぶら歩く、その町をぶらぶら散策するということは、ひとりではできないものなのよね。こういうときこそ、ガイドヘルパーさんのありがたさがわかるね。
デスペア的大阪、ジュウソウ、、十三のポイント
1、マクドナルド 十三駅前店
ジュウソウを2時間ほど散策、いろいろなポイントを訪れて、それから休憩。ガイドヘルパーさんに、同行援護の実施記録、伝票を書いてもらわないといけないので、ジュウソウで適当な場所をさがす。大きなジュウソウ公園のベンチでもいいのだけども、通り道にマクドナルドがあったので、そこに立ち寄り、休憩と記録書き。
この、ぶらりと入ったマクドナルドがとてもすばらしかった。阪急の十三駅の西口をでて、大きな道路176号線をわたって、目の前にあるマクドナルド。この横断歩道は、音響式信号機もついている。ただ、スクランブル交差点みたいになっていて、音響は、そのうちのひとつの横断歩道にしか音響はついていないのよね。なので、初めての視覚障害者hがひとりでわたるのはとても危険。ひとりの場合は、通行人の人のうしろをついていくか、勇気をだして、一緒にわたってもらえませんかというべきだね。
阪急の線路は、南北にのびていて、その線路の、西側に、同じように、南北にのびている大きな道路が、国道176号線、大阪人は、イナロクと略して言う道路。
このイナロクを東から西にわたってすぐのところにあるのがまくどなるど。イナロクから、西に、わりと大きな商店街が西にのびていて、その、南にも、イナロクから、西に、すこし小さな商店街がのびている。その商店街の入り口と入り口の間にあるのが、マクドナルドと吉野家。
ぶらりと入ったマクドナルド、私は、Dポイントで、プリンのパイとアールグレイティー、280円。安いね。客席はう上の階にあるようで、客席は2階と3階。のぼり階段をみつけようとおもったら、まず目に入ったのが、なんとエレベーター。マクドナルドの店内にエレベーターがあってびっくり。これだと、車いすユーザーの人、ベビーカーの人も利用できるね。
そして2階にあがってみたら、なんと、多目的トイレがあった。これにもびっくりな私。そして、そのトイレの横には、展示が床にすこしはってあって、その壁には点字案内板もあった。多目的トイレの中の様子が展示でかかれていた。これはすごいね。
3階までいってみようということで、3階へ。カウンター席のような席もたくさんあり、どうやら、コンセントもあるようで、ビジネスマンのような人がノートパソコンを持ち込んで作業をしていた。あと、3歳ぐらいの二人のこどもをつれてママもいた。広い店内で、ゆったりすわれる。日曜の昼過ぎということなのに、ざわざわはしていなくて、とても落ち着けたよいマクドナルド。3階の奥には、ちょっとした手洗い場もあって、石鹸とペーパータオルもあった。こどもの手をあらってから、食事というのができるね。
ヘルパーさんが手をあらって、もどってきて、私も、手をあらいたくなり、手をあらいに席をたつ。ラストマンのまねがしたくて、ガイドヘルパーさんには、席にすわっておいてもらって、声で、私を誘導してもらう。正面、すこし、右、まっすぐ、目の前に洗面台があります。左おくに、セッケンがあります。指示をだしてくれるヘルパーさん。的確な指示。それを、そばにいた、小さなこどもが、珍しそうに、私をじっと見つめている。なんか、うれしいね。ラストマンになった気分。
休憩をおえて、こんどは階段で、1階へおりようとすると、くだり階段にはちゃんとてすりがあった。しかも、両サイドにってすり。そして、階段のはばも広くて、余裕で、人、二人が、いきかうことのできる広さ。マクドの階段って、せまくて、あと、へんんなまがりかた、らせん階段みたいになってる場所がが多いけど、ここの階段は、おりかえしも、しっかり踊り場があって、おりやすかった。あと、テスリにはちゃんと点字もうってあった。ほんとすばらしいマクドだね。
1階のレジでは、2階、3階のフロアがカメラ映像で確認でき、空いている席があるかどうかもおしえてくれる。とっても使いやすいマクドナルド。こんなにマクドナルドってバリアフリーだったのね。
また、行きたくなってきた。
2、 第七芸術劇場
まくどなるど、吉野家の南側の、西にのびる小さな商店街、アーケードはなし。じゅうそうサカエマチ商店街。そこを、西に入って100メートルほどあるくと、左手に大きなビル6階建てのビル。カラオケボックスや、ボーリング場もある。その6階にミニシアタ、第七芸術劇場がある。途中の商店街には、いわゆるクラブや、ラブホテルなどもあるような猥雑な商店街。下町らしい商店街。
そこに小さな映画館と、ボーリング場がある。この小さな劇場では、ドキュメンタリー映画とかが上映されている。大きなシアターではかからないような、映画が上映されている。
あきっぱなしの扉のエレベーターをはいって、扉をしめて、1階から6階へ。エレベーターでて、音がする。ボーリング場の音。中をのぞくと5レーンぐらいあるよう。いろいろな色とりどりのレーン。1ゲーム650円。エレベーターをでて、左が第七劇場。重たい鉄のおしゃれなドアを手前にひいて、中にはいる。40代ぐぐらいの男性が、パソコンでずっと文字をうっている。そこが、受付カウンター。料金は、1800円、障碍者は1000円と、他の映画館と同じ料金体系。その受付の奥には、本棚がひとつあって、古本を打っている。そのさらにおくつきあたりにはトイレもある。ただウォシュレットはなし。そのトイレの向かいには、ギャラリーもある。このギャラリーを借りて、若手の芸術家が、個展などをひらいているよう。
かかっている映画は、ウクライナ戦争のドキュメントとか、環境問題とか、精神病のドキュメント、あとは、はまのどん、ぬいぐるみと話をできる人はやさしい人、という興味をそそる映画がかかっていたよう。フライヤーが15枚ぐらい、ラックに入っていた。
ゴールデンウィークということで、特別に、アニメの銀河鉄道999シリーズも上映されるよう。
ただ、残念ながら、バリアフリー映画、音声解説つきの映画、スマホから音声解説を聞ける映画は、ひとつしかなかった。今日、上映される6本ぐらいの映画で、ひとつだけがバリアフリー映画だった。ほとんどの映画は、いわゆる大手配給会社、東宝とか東映とかがつくっている映画ではないので、音声解説をつけるまで予算的にむずかしんだろうな。
第七劇場に映画を見に来るには、視覚障害者は、ガイドヘルパーさんと一緒にみて、その後、マクドにいって、二人で感想戦が必要だね。今は、視覚障害者が美術館にいくというのがはやっているみたいだけど、私は、今度、美術館ではなく、映画館、音声解説なしの映画を見に、ガイドヘルパーさんと一緒にいこうかな。盲人ウエカジさん、音声解説なしの映画を見に行くっていうふうにね。
3、ジュウソウ公園、名門、北野高校
映画館にたちよって、映画をみず、散歩。ぶらぶらあるくと、につかわしくない大きな公園があった。ジュウソウ公園。大きなバイパス道路のわきにある大きな公園。こどもはあまりいなかったけど、おじいさんが二人で、ベンチにまたがって、青空将棋をしていたりと、下町らしい公園だった。大きな公園で、ちょ直径が1メートル以上もある、大きなクスノキが何本もあった。いわれたら、実感してみたいのが視覚障害者の常。大きなくすのきの胴回りを、両手ででかかえるように、だきついてみた。ほんとに大きなクスノキだった。
公園内では、おそうじしているシルバー人材のおじいさん。てかざしでいのってもくれたりもした。おもしろい公園。
公園をぬけて、大阪府、隋いつの神学校、府立北野高校。ハシモトもと知事なども卒業している名門。行ってみてびっくり。斬新なデザインの校門と公社。いわゆる、学校という感じではなく、どこかの私立の大学のキャンパスみたいだった。あとで調べてみると、有名なデザイナーが建築して今から20年ほど前にたてかえられたよう。
今日は、高校は休みだったのか、生徒の声はきこえず、部活なのか、時々、後者のまわりをあるく高校生たち。女子学生が、学ランとズボンの制服を着ていてびっくり。制服は、学ランとブレザースカート、どちらでも、選べるみたいだね。男子学生dめでもスカートをはいている人いるんだろうな。さすが、自由な校風のキタノだね。
北野高校の生徒は、十三駅から、猥雑な商店街はとおらず、すこしとおまわりをして、通学しているよう。公園のおそうじおじさんによると、校則で、商店街をとおって通学することは禁止されているとのこと。ほんとかな?でも、たしかに、あの商店街は刺激が強すぎるね。高校生には。
北野高校前交差点をまがって、ジュウソウエキへもどる。途中、ドンキホーテやモスバーガーもあった。意外と、便利だね。マンションもたくさんできていて、意外と住みやすい街かもとおもった私。
でも、残念ながら、歩道にはほとんど点字ブロックはなかった。バス停まわりにすこしあるぐらい。せっかく、バリアフリーマクドがあるんだから、歩道には、点字ブロック、交差点にはエスコートゾーンを設置してほしいよね。そうすれば、もっとよい街、だれもがつどえる街、ジュウソウになれるのにね。
3時間ほどの、ジュウソウ散策、とてもよい経験、そして、じっさいにあるいてみないとわからない情報がたくさん得られた。これもすべて、ガイドヘルパーさんがいてこそ、同行援護サービスがあってこそ。ありがたいね。同行援護は、月に50時間しか利用できない。人間の自由な移動を突き50時間に制限している豊中市はやっぱりおかしいね。
ジュウソウの町をあるきながら、そう思った。I EILL GO I MUST GO。視覚障害者だって、だからこそ、行かねばならない場所がある。
今日は月曜日、昨日日曜日は、大阪からひとりで東京遠征の私。目の見えない私。網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。久しぶりに夜行バスで、日帰り。昨日の夜、22時10分、バスタ新宿発のJR高速バス、グランドリーム3号にのって、大阪にもどってきた。朝5時45分にJR大阪駅前コウソクスターミナルに到着。4510円。障碍者割引ありがたいね。
家に、7時ごろもどって、そこから、シャワーをあビて、寝る。やっぱり夜行バスは、寝れるんだけど、つかれはとれないね、。5時間ぐらいはうとうとできたけども、やっぱり、椅子にすわったままでは、しっかり眠れないのよね。なので、家にもどってから4時間、ふとんをしいて寝る。こういったことができるのも、無職になったおかげ。仕事に行っていたときは、シャワーをあびて、すぐに仕事だもんね。これも、無職ならではのぜいたくな時間のつかいかた。仕事をしていた時は、おそらく、日曜日の夜21時23分の東京駅発大阪行きの最終の新幹線のぞみで、大阪にもどってくるんだろうね。そうなると、早く大阪にはもどってこれるけども、新幹線代が障碍者割引をつかっても10000円する。無職になって、時間をぜいたくに使えると、お金も節約できるのね。
考えてみれば、仕事をしているときは、自分の時間をさしだして、その対価としてお金をもらっていたのね。今は、仕事をやめて、自分の時間をすべて自分のために仕えて、それで、お金ははいってこないけども、時間をうまくつかえば、節約できるのね。おもしろいね。
寝て、そして11時30分ごろおきて、電車にのって、阪急の十三駅へ。ジュウサンと書いて、ジュウソウと読む。大阪以外の人からすれば、13という不吉な数字の駅という印象みたいだけど、大阪人は、ぜんぜん気にしない。当たり前の駅。大阪梅田駅からら、十三駅までは、神戸線、宝塚線、京都線すべての電車がとおる。このの十三駅で、電車がそれぞれの路線にわかれていく。おもしろい駅。
十三は、下町、飲み屋街やキャバレーなどがある。駅のすぐ西側は、ションベン横丁といって、飲み屋街。何年か前に家事がおきたね。
そんな、交通の要所でもあり、下町でもある、ジュウソウを、散策。散策するには、やはり、視覚障害者ひとりではできない。ガイドヘルパーさんに手引きされての散策。大阪からひとりで東京円生にいって、コンサートを見て、そして、またひとりで夜行バスにのって帰ってこられる、私だけども、ぶらぶら歩く、その町をぶらぶら散策するということは、ひとりではできないものなのよね。こういうときこそ、ガイドヘルパーさんのありがたさがわかるね。
デスペア的大阪、ジュウソウ、、十三のポイント
1、マクドナルド 十三駅前店
ジュウソウを2時間ほど散策、いろいろなポイントを訪れて、それから休憩。ガイドヘルパーさんに、同行援護の実施記録、伝票を書いてもらわないといけないので、ジュウソウで適当な場所をさがす。大きなジュウソウ公園のベンチでもいいのだけども、通り道にマクドナルドがあったので、そこに立ち寄り、休憩と記録書き。
この、ぶらりと入ったマクドナルドがとてもすばらしかった。阪急の十三駅の西口をでて、大きな道路176号線をわたって、目の前にあるマクドナルド。この横断歩道は、音響式信号機もついている。ただ、スクランブル交差点みたいになっていて、音響は、そのうちのひとつの横断歩道にしか音響はついていないのよね。なので、初めての視覚障害者hがひとりでわたるのはとても危険。ひとりの場合は、通行人の人のうしろをついていくか、勇気をだして、一緒にわたってもらえませんかというべきだね。
阪急の線路は、南北にのびていて、その線路の、西側に、同じように、南北にのびている大きな道路が、国道176号線、大阪人は、イナロクと略して言う道路。
このイナロクを東から西にわたってすぐのところにあるのがまくどなるど。イナロクから、西に、わりと大きな商店街が西にのびていて、その、南にも、イナロクから、西に、すこし小さな商店街がのびている。その商店街の入り口と入り口の間にあるのが、マクドナルドと吉野家。
ぶらりと入ったマクドナルド、私は、Dポイントで、プリンのパイとアールグレイティー、280円。安いね。客席はう上の階にあるようで、客席は2階と3階。のぼり階段をみつけようとおもったら、まず目に入ったのが、なんとエレベーター。マクドナルドの店内にエレベーターがあってびっくり。これだと、車いすユーザーの人、ベビーカーの人も利用できるね。
そして2階にあがってみたら、なんと、多目的トイレがあった。これにもびっくりな私。そして、そのトイレの横には、展示が床にすこしはってあって、その壁には点字案内板もあった。多目的トイレの中の様子が展示でかかれていた。これはすごいね。
3階までいってみようということで、3階へ。カウンター席のような席もたくさんあり、どうやら、コンセントもあるようで、ビジネスマンのような人がノートパソコンを持ち込んで作業をしていた。あと、3歳ぐらいの二人のこどもをつれてママもいた。広い店内で、ゆったりすわれる。日曜の昼過ぎということなのに、ざわざわはしていなくて、とても落ち着けたよいマクドナルド。3階の奥には、ちょっとした手洗い場もあって、石鹸とペーパータオルもあった。こどもの手をあらってから、食事というのができるね。
ヘルパーさんが手をあらって、もどってきて、私も、手をあらいたくなり、手をあらいに席をたつ。ラストマンのまねがしたくて、ガイドヘルパーさんには、席にすわっておいてもらって、声で、私を誘導してもらう。正面、すこし、右、まっすぐ、目の前に洗面台があります。左おくに、セッケンがあります。指示をだしてくれるヘルパーさん。的確な指示。それを、そばにいた、小さなこどもが、珍しそうに、私をじっと見つめている。なんか、うれしいね。ラストマンになった気分。
休憩をおえて、こんどは階段で、1階へおりようとすると、くだり階段にはちゃんとてすりがあった。しかも、両サイドにってすり。そして、階段のはばも広くて、余裕で、人、二人が、いきかうことのできる広さ。マクドの階段って、せまくて、あと、へんんなまがりかた、らせん階段みたいになってる場所がが多いけど、ここの階段は、おりかえしも、しっかり踊り場があって、おりやすかった。あと、テスリにはちゃんと点字もうってあった。ほんとすばらしいマクドだね。
1階のレジでは、2階、3階のフロアがカメラ映像で確認でき、空いている席があるかどうかもおしえてくれる。とっても使いやすいマクドナルド。こんなにマクドナルドってバリアフリーだったのね。
また、行きたくなってきた。
2、 第七芸術劇場
まくどなるど、吉野家の南側の、西にのびる小さな商店街、アーケードはなし。じゅうそうサカエマチ商店街。そこを、西に入って100メートルほどあるくと、左手に大きなビル6階建てのビル。カラオケボックスや、ボーリング場もある。その6階にミニシアタ、第七芸術劇場がある。途中の商店街には、いわゆるクラブや、ラブホテルなどもあるような猥雑な商店街。下町らしい商店街。
そこに小さな映画館と、ボーリング場がある。この小さな劇場では、ドキュメンタリー映画とかが上映されている。大きなシアターではかからないような、映画が上映されている。
あきっぱなしの扉のエレベーターをはいって、扉をしめて、1階から6階へ。エレベーターでて、音がする。ボーリング場の音。中をのぞくと5レーンぐらいあるよう。いろいろな色とりどりのレーン。1ゲーム650円。エレベーターをでて、左が第七劇場。重たい鉄のおしゃれなドアを手前にひいて、中にはいる。40代ぐぐらいの男性が、パソコンでずっと文字をうっている。そこが、受付カウンター。料金は、1800円、障碍者は1000円と、他の映画館と同じ料金体系。その受付の奥には、本棚がひとつあって、古本を打っている。そのさらにおくつきあたりにはトイレもある。ただウォシュレットはなし。そのトイレの向かいには、ギャラリーもある。このギャラリーを借りて、若手の芸術家が、個展などをひらいているよう。
かかっている映画は、ウクライナ戦争のドキュメントとか、環境問題とか、精神病のドキュメント、あとは、はまのどん、ぬいぐるみと話をできる人はやさしい人、という興味をそそる映画がかかっていたよう。フライヤーが15枚ぐらい、ラックに入っていた。
ゴールデンウィークということで、特別に、アニメの銀河鉄道999シリーズも上映されるよう。
ただ、残念ながら、バリアフリー映画、音声解説つきの映画、スマホから音声解説を聞ける映画は、ひとつしかなかった。今日、上映される6本ぐらいの映画で、ひとつだけがバリアフリー映画だった。ほとんどの映画は、いわゆる大手配給会社、東宝とか東映とかがつくっている映画ではないので、音声解説をつけるまで予算的にむずかしんだろうな。
第七劇場に映画を見に来るには、視覚障害者は、ガイドヘルパーさんと一緒にみて、その後、マクドにいって、二人で感想戦が必要だね。今は、視覚障害者が美術館にいくというのがはやっているみたいだけど、私は、今度、美術館ではなく、映画館、音声解説なしの映画を見に、ガイドヘルパーさんと一緒にいこうかな。盲人ウエカジさん、音声解説なしの映画を見に行くっていうふうにね。
3、ジュウソウ公園、名門、北野高校
映画館にたちよって、映画をみず、散歩。ぶらぶらあるくと、につかわしくない大きな公園があった。ジュウソウ公園。大きなバイパス道路のわきにある大きな公園。こどもはあまりいなかったけど、おじいさんが二人で、ベンチにまたがって、青空将棋をしていたりと、下町らしい公園だった。大きな公園で、ちょ直径が1メートル以上もある、大きなクスノキが何本もあった。いわれたら、実感してみたいのが視覚障害者の常。大きなくすのきの胴回りを、両手ででかかえるように、だきついてみた。ほんとに大きなクスノキだった。
公園内では、おそうじしているシルバー人材のおじいさん。てかざしでいのってもくれたりもした。おもしろい公園。
公園をぬけて、大阪府、隋いつの神学校、府立北野高校。ハシモトもと知事なども卒業している名門。行ってみてびっくり。斬新なデザインの校門と公社。いわゆる、学校という感じではなく、どこかの私立の大学のキャンパスみたいだった。あとで調べてみると、有名なデザイナーが建築して今から20年ほど前にたてかえられたよう。
今日は、高校は休みだったのか、生徒の声はきこえず、部活なのか、時々、後者のまわりをあるく高校生たち。女子学生が、学ランとズボンの制服を着ていてびっくり。制服は、学ランとブレザースカート、どちらでも、選べるみたいだね。男子学生dめでもスカートをはいている人いるんだろうな。さすが、自由な校風のキタノだね。
北野高校の生徒は、十三駅から、猥雑な商店街はとおらず、すこしとおまわりをして、通学しているよう。公園のおそうじおじさんによると、校則で、商店街をとおって通学することは禁止されているとのこと。ほんとかな?でも、たしかに、あの商店街は刺激が強すぎるね。高校生には。
北野高校前交差点をまがって、ジュウソウエキへもどる。途中、ドンキホーテやモスバーガーもあった。意外と、便利だね。マンションもたくさんできていて、意外と住みやすい街かもとおもった私。
でも、残念ながら、歩道にはほとんど点字ブロックはなかった。バス停まわりにすこしあるぐらい。せっかく、バリアフリーマクドがあるんだから、歩道には、点字ブロック、交差点にはエスコートゾーンを設置してほしいよね。そうすれば、もっとよい街、だれもがつどえる街、ジュウソウになれるのにね。
3時間ほどの、ジュウソウ散策、とてもよい経験、そして、じっさいにあるいてみないとわからない情報がたくさん得られた。これもすべて、ガイドヘルパーさんがいてこそ、同行援護サービスがあってこそ。ありがたいね。同行援護は、月に50時間しか利用できない。人間の自由な移動を突き50時間に制限している豊中市はやっぱりおかしいね。
ジュウソウの町をあるきながら、そう思った。I EILL GO I MUST GO。視覚障害者だって、だからこそ、行かねばならない場所がある。