獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

介護福祉士実務者研修を全盲視覚障害者でも受講し修了証をもらえるかどうか、大阪梅田の福祉専門学校に相談しにいった。その後大阪法務局に供託金30万円をかえしにもらいに行った。

2023-05-18 21:00:35 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
マンツーマン

今日は、木曜日。平日の木曜日。無色になったので、平日も昼間から、いろいろな場所へ行ける。特に、役所とか、学校とかかに相談にいくのは平日だけなので、平日にそんなところに行ける生活っていうのもいいね。

今日は、朝から、ガイドヘルパーさんに手引きされて、大阪梅田の駅前ビルの福祉専門学校、その後、大阪府庁別館障害福祉課、法務省大阪法務局、そして法務省人権局に行ってきた私。目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。1日にこれほどたくさん場所をまわれるのも、同行援護ガイドヘルパーさんのおかげ。ありがたいね。

まずは、福祉専門学校。将来ヘルパー事業所を開設したいとおもっている私。目が見えない私でも、責任者となって同行援護事業所をつくりたい。そのために、必要な資格が、実務者研修修了という資格。正確には、介護福祉士を受験するために必要な研修である実務者研修。

私とガイドヘルパーさん。学校側からは、マネージャーなどの責任者4人、あと大阪府の権利擁護グループの人2人。合計、8人。小さな会議室に向かい合ってすわる。ひとりの視覚障害者のために、障碍者でも研修を受講させるために、こんなに多くの人があつまってくれたのよね。それだけで感謝。

1時間30分ほど話し合って、だいたい、いかのようなけつろんでまとまった。

ただ、その前提として、全盲の視覚障害者が、そもそも、実務者研修の実技科目を受講して、それをクリアしたと認められるのか。それを、東京都の福祉局、それと法務省に確認しているとのこと。なので、私は、また、東京都庁にもいかないといけないね。

全盲受講生にたいする配慮

配布テキストはPDFで提供できます。それに対して、できれば、テキストデータが組み込まれたPDF、できればワードやテキストデータそのもので提供願いたい。PDFだと段組みとかがが理解しづらい。テキストはこの専門学校の独自のテキストも使うようこと、再度検討したいとの回答

実技科目は、盲人ウエカジさんと講師、マンツーマンで受講してもらいたい。研修会場も、この大阪本部でしてもらいたい。通常は、15人ぐらいの受講生をあつめて実技科目の授業をやるが、それだと、ウエカジさんがくわわると、ウエカジさんへの情報提供のため時間がかかり、ほかの受講生の迷惑になる。そして、実技科目の授業のときは、ガイドヘルパーさんを同伴させてきてほしいとのこと。このマンツーマンの提案にはびっくりの私。そこまでしてもらえるのね。

ただ、マンツーマンになると、こっちはこっちで緊張するね。

最後に、受講料は、割引なしの金額12万円でおねがいしたい。こちらも、マンツーマンの行使を盲人ウエカジさんのために配置するので、受講料の割引はかんべんしてもらいたい。

おおむね私も了承。ただ、そもそも論で、この学校の認可をあたえている東京都の福祉局の判断が大問題。東京都が、全盲者に終了証をわたすことは、まかりならんといえば、この話し合いは水のあわ。

なので、その東京都の担当部局と担当者の名前を教えてもらって、打ち合わせおわってすぐ、電話をかけた私。5月24日水曜日、東京丸の内のコットンクラブでおこなわれる宮本佳林の音楽劇、その前に東京都庁に立ち寄ることとした。ちょうどいい時に、佳林の音楽劇があったものだ。

その後、谷町四丁目まで電車で移動して、マクドでお昼をたべて、大阪府庁別館へ。何年かぶりにきてびっくり。入り口に入館ゲートと警備員gがいて、来庁申請書みたいな紙に名前、電話番号、来庁目的をかかされて、入館証をもらわないと中にはいれない仕組みになっていた。国の機関、霞が関ではこういう入館チェックがあたりまえだけど、大阪府レベルでもこういうことやりだしたのね。なにか、事件でもあったのかな?不思議。

そこで、職員2人に、障碍者差別などについて相談。しかkり話をきいてくれはするけど、大阪府ではそれはできない、担当あ市町村ですという回答がおおかった。

別館のつぎは、近くにある、法務局、豊中市議会議員選挙の供託金30万円をへんきゃくしてもらうために、法務局供託係へ。大阪府警のの横の建物。ここは入館ゲートなどなく入れた。

供託金をかえしてもらおうと窓口にいく、数日前に届いた豊中市選挙管理委員会からの封筒を職員に手渡す、この中に供託金証明書がはいっている。

はずだったが、その封筒は、供託金返還証明書をおわたししますので、豊中市選管にきてくださいという内容のお手紙しかその封筒には入ってなかった。ややこしい豊中市選管。証明書も同封してくれていればいいのに、なぜ、そうしない、なぜわざわざ取りに来させるのか、不思議。

なので、残念ながら供託金はもどってこず。ただ、直接きてもらわなくても、供託金返還書類を郵送してもらえれば、指定の銀行口座に変換しますよとのこと。そんな便利な制度もあるのね。なら、なおさら、豊中市選管も郵送で供託金返還証明書をおくっておくれよ。

せっかく、法務局にきたということで、人権擁護局にたちよってみる。障碍者虐待について相談してみる、まったく相談対応ができない職員2人だった。それは、ここがあつかうことじゃない、どこに相談いけばいいのか私どもは知らない。実に木で鼻をくくったような返答。

国、大阪府、市町村と、それぞれの相談窓口にいってみたけど、大きな組織になるほど、市民対応の能力がないね、その訓練もうけていないね。やっぱり一番身近なのは市役所、あるいは市の社会福祉協議会、シャキョウだね。

一日中あるきまわって、とてもつかれた。しかも、そのつかれにみあった成果がまだ得られていない。障碍者って、こういった無駄なこと、をずっとやりつづけないといけないのよね。大変だなこりゃ。
まぁ、無職になったことだし、おかねはないが、時間はあるので、こういった無駄なこともどんどんやっていこう。この無駄なことが、未来の視覚障害者のためになると、私は信じる。

I WILL GO I MSUT GO
コメント
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