獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

ダイアローグインザダーク 暗闇体験イベント ラストマン インザダーク@東京 ウォーターズイン竹芝 に行った。

2023-05-16 23:00:42 | コンサート舞台
ウォーターズインタケシバ

昨日、月曜日、大阪から東京に昼間高速バス3090円でたどりついて、そこから18時開演のビヨーンズの日本武道館公演。せっかく東京にきたのだからということで、6200円ぐらいの東横インに1泊して今日も東京。

東京遠征2日目は、まずは12時20分からの、暗闇体験イベント、ダイアローグインザダークに参加、その後、17時から脱毛サロンクリニックの本部に行っての交渉、全盲ひとりでも脱毛しておくれよの交渉。

東横イン町田駅のホテル朝7時すぎに起床。昨日は深夜2時ごろまでおきていたので、すこし睡眠不足。

眠い目をこすりながら、着替えて、1階のフロントへ。その横の、朝食バイキングスペース。東横インは無料で朝食バイキングが食べられるのでうれしいね。フロントにまずよってから、フロントマンに、バイキングの配膳を手伝ってもらおうとするも、その道すがら、うしろから、朝食の給仕スタッフの女性から声をかけてもらう。朝食ですか?

年をとると、若い女性の声はみんな一緒に聞こえるし、年配の女性の声もみんなおなじに聞こえる。この声をかけてくれた年配女性の給仕スタッフの声はいつかどこかの東横インでも聞いたことがあるような声だった。不思議。

すべての料理をすこしずつ、あとお味噌汁と、ほっとこーひ、ごはん大盛りでとお願いすると。ワンプレートの左半分ほどに、白いごはんがてんこもり、その右にポテトサラダ、明太子ポテトsらだ、にしめ、宇ウィンナー、はるさめサラダなど。食べ応えたっぷり。ただ、ポテトサラダか明太子ポテトサラダかどちらかだけでよかった、ウィンナーをもう2本ほど増やしてほしかったな。さすがに、朝、たっぷりのポテトサラダはおなかいっぱいになる。なので、おかわりいかがですか、と再度、スタッフが声をかけてくれたけども、おかわりせず。

コロナの時なら、こういったバイキングは中止で、お弁当箱にいれてもらって、それを、自分の部屋でたべるスタイルだったけど、今は、もうコロナじゃないということで、昔のよう、朝だけど、たのしげなおっさんたちの会話がいたるところから聞こえてくる。平日の朝、東横インに泊まるおっさんたちって、なんの目的で町田にきているのか気になる。まさか全員がビヨンズファンでもあるまい。

9時ごろには、身支度を、ととのえてホテルをでる。小田急町田駅をめざす。東口の地下通路の入り口をめざす。目の見えない私。網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。

昨日の深夜、まよいにまよったルート。でも一度通ったルートなので、なんといけそう。ローソンの前をとおり、これはローソンでまちがいないかと立ち止まって、店内のレジ音を聞く、ローソンのレジの自動音声は、有名な女性の声優がふきこんでいるらしく、すごく耳につくのよね。

歩道をあるいていると、
うしろから、スーツ姿の男性に声をかけてもらう。どちらにいかれるんですか?私が、小田急の改札でいうと、ご案内しまっよう。私の右腕をもってくださいとその男性。

とても丁寧な言葉づかい、まるで、小田急の駅員が私を向かいにきてくれたような錯覚。その人は、ここに、四谷学院、ドトール、りそな銀行がありますとおしえてくれて、地下道への入り口にもすぐにつれてきてくれた。昨日の夜、小田急の駅員にこの出口の名前を聞いても、わかりません、東口ですとの答えだったけども、今日のこの男性に聞いてみると、即答。

ここは、東口第2出口です。

きっと、駅員にちがいないとおもって、駅員さんですか? と聞いてみるも、いえ、いつも通っているので知っているだけですと答え。駅員よりも、実に駅員らしい人だった。きっとどこかの駅員かデパートの店員なんだろうね。すごく丁寧な言葉遣いだった。

おかげで、無事、小田急にのれる。新宿駅までいくには、一番早いのが特急かとおもいきやそうじゃないよう、特急は、別料金がいるのに、時間はすこし余分にかかるよう。ロマンスカーとかいっていかな。満員電車じゃなくて、必ず座れる指定席通勤電車としてこの特急はあるのね。私は、快速急行にのる。こちらも満員。

小田急について、南口改札をでて、JR新宿駅の南口改札まで、手引きしてもらって、ここからはJRの手引き。中央線にのって東京駅へ。東京駅に着いたら、ここでも駅員に手引きしてもらって、丸の内みなみ改札をでる。丸の内改札は4つぐらいあるとのこと。おおきな駅。
南口改札をでて、右にいくと、タクシーのりば、そのさらにおくに、バスのりば。水素バスの無料シャトルバス。ウォーターズインタケシバという数年前にできたばかりの施設へのシャトルバス。どうやら、その施設もJRが建てたみたいだね。だから、JR東京駅から無料のシャトルバスがでているのね。

11っ時始発。客は私ともうひとり、二人だけ。15分程度で、タケシバに到着。ビルの1階のロータリーみたいなところにおろされて、左のほうにいく、ウォーターズイン竹芝の入り口がわからない、。人通りもほとんどない。ようやく、足音が聞こえてくるので、声をかけてみる。おじさんだった。

おじさんもあまり詳しくないようだったけど、なんとかウォーターズイン竹芝の入り口を見つけてもらった。ウッドデッキのような床をあるいて、海のにおいのするほうにあるいていって、そこが入り口。中のショップ店員さんに、私を引き渡してもらった。

ウオーターズという名前だけあった、ほんとに、海のすぐよこにある施設なのね。ここはJR浜松町駅からもあるいて15分程度、こんな場所に海? 水路?があるのね。手引きしてくれたおじさんによると、海上バスの発着場があるよとのこと。観光船かな。

施設にはいったはいいものの、ラストマンインザダークの暗闇体験イベントの会場がどこかわからない。ショップ店員さんもいろいろ調べてくれたけどもわからない。ウォーターズの建物は、もうひとつシアター棟がありますよということで、そそこにつれていってもらう、つれていってもらっても、ラストマンというひう表示話。ただ、劇団四季の看板とタリーズコーヒーの店舗が目にはいるぐらい。そこで、ショップ店員さんが、いろいろあ走って、あたりをさぐってきて、ありました、ありました、ラストマンありましたと、見つけてくれた。
ラストマンのイベントが行われているのは、シアター棟でまちがいはないけども、入り口gあ別にあるよう。このシアター棟の2階段と3階が劇団四季の劇場で、その1回の一部が、ラストマンインザダーク、ダイアローグインザダークの体験施設。このエリアは対話の森というらしい。なかなか見つけにくいところになるね。
ただ、この対話の森の目の前の歩道には点字ブロックが敷設してあって、JR浜松町駅までは、おそらく、点字ブロックがちゃんとつながっていたと思う。浜松町駅から近いのがこの対話の森エリアなのね。

入り口はいって、、エントランスが広い。美術館のエントランスみたいで、手前右側に受付、左に、待合ソファー、奥に、コインロッカーとトイレがある。まずは、受付で、身分証明書をみせて、受付。年齢制限があるらしく、身分証明書の提示がいるよう。受付おわると、蛍光オレンジの紙のリストバンドをもらう。両面テープがはってあって、それをはがして、リストバンドのように手首にまきつける。神だけども、結構丈夫な紙。この色は、参加する回ごとにちがうんですとスタッフ。

11時30分すぎには到着して、トイレをすませて、ソファーで待機。ここの多目的トイレの扉ののカギはなんかへんだだった。くるっとまわして、がちゃんとカギをかけるのではなく、いったん、上にひきあげて、それから、右にたおすようなカギだった。ウォシュレットはちゃんとあった。

12時20分開始。まだ人は、数人ぐらい、20分にちかづくにつれて、10人ぐらいの人があつまってきた。今日の参加者のよう。いろいろおしゃべりしている。ほとんどがグループ、2人、3人とかの参加のよう。個人参加は少ないのかな。

時間があるので、スタッフに手引きしてもらって、ロビーを探索。福山雅治と大泉洋の等身大パネルがありますよということなので、ラストマン福山の右肩に、私の左手をのせて、写真撮影。ラストマンとファーストペンギン盲人ウエカジの2ショット。いい写真がとれたので、ツイッターに画像をアップ。もちろん画像には代替テキストを挿入してアップ。盲人ウエカジ ツイッターアカウントをぜひ見てみてね。

12時ごろ、白杖のコツンコツンおという音がする。あとからわかったのは、この白杖ノヌシが、今日のくらやみたいけんいべんとのガイドの男性。

12時20分になると、そのエントランスロビーの億に、参加者があつめられる。参加者は、私もいれて、8人、私だけが男性で、私だけが、盲人だった。

デスペア的暗闇体験イベントラストマンインザダーク ダイアローグインザダークのポイント

1、全盲パパのグッチーさん

暗闇体験イベントのポイントは、目の見える人をまっくらな空間ににつれていって、そこで、まったく目がみえなくなった参加者を、盲人がガイドするということ。いわば、光の世界では、盲人は手引きされる側だけども、逆に、暗闇の世界では、なんと盲人が、目の見見える人をガイドする。この逆転、立場の逆転がこのイベントの最大のポイント。

まずは、明るいロビーの一角にあつめられて、そこで、白杖をわたされる。短い白杖。えんぴつをもつように持ってくださいとの指示。視覚障害者がもつ白杖は、室外用だと、ゴルフクラブをもつようにとおそわるけけども、室内用の白杖なので、えんぴつ餅でもいいよう。

まずは、画面でVTRが流れる。どうやら、TBSドラマ、ラストマンに出演している男性俳優のようだけど、私は名前がわからない。その男性が、捜査官の上司となって、ミッションと諸注意アナウンスをする。気分がもりあがってくるね。

参加者みんなで、今日の、盲人ガイドの人をよぶ。グッチーと呼ぶ。すると、扉の向こうから、盲人男性があらわれる。明るい、声優のような、若い声の男性。
グッチーです。

黒ティーシャツを着ている小柄な男性。30代ぐらいの男性。

私は、この声をきいたことがある。このグッチーさんの声をどこかできいたことがある。すぐにわかる。

それはYOUTUBE、全盲パパ、グッチーというYOUTUBEチャンネル。うまれたてのヒナちゃんとう赤ん坊の子育て動画をよくアップしていて、そのヒナちゃんの、鳴き声がとても、赤ん坊らしく、かわいらしい、いとおしい鳴き声。私もチャンネル登録している。

あのYOUTUBEの人だと、すぐにわかったけども、イベントの進行のさまたげになるとおもって、私は、そのことは告げず。イベントスタート。

2、ラストマン インザダーク のイントロダクション

暗闇体験イベントは、ダイアローグインザダークという施設で体験できる。かつては大阪グランフロントにもあったけども、今は、東京のタケシバと明治神宮に2か所だけのよう。

そのダイアローグインザダークでの通常体験イベントは90分。今回のラストマンインザダークは60分。3850円。3月から6月までの期間限定イベント。TBSドラマ、日曜劇場、ラストマンとのコラボで、ドラマでは福山雅治と大泉洋がバディー、ペアとなって、事件を解決していく。

ラストマンインザダークでは、盲人のガイドとバディーをくんで、参加者が、ミッションをクリアするというもの。
まず、白杖の練習。暗闇スペースに入る前に、エントランスのみっこで、練習。貸してもらったみじかい白杖をえんぴつをもつようにもって、まずは、その白杖をつで、床にはられた点字ブロックをなぞってあるいてみる。
床には、警告ブロックが横に67枚ぐらい、そこから、たてにまっすぐ、誘導ブロックが10メートルぐらい敷設されている、その誘導ブロックのおわりには、また、はじめと、おなじように警告ブロックが敷設されている。

おもしろいのが、その誘導ブロックが、3か所ぐらい、はがされている。実際に街をあるいているとよくある点字ブロックのはがれ箇所。

その点字ブロックをはじめは目をあけて、次に、目をつぶって、ほかの参加者の声をたよりに、あるいてみる。これがまずは練習。

おもしろいように、目をつぶった参加者は、まっすぐあるけない、中には、点字ブロックがそれてしまう人もいる。一度、目をあけてあるいて、点字ブロックがとぎれているのを知っているのに、まよう参加者。

一番最後に、盲人ウエカジがあるいてみる。点字ブロックが途中、はがれていることをしっているので、白杖が点字ブロックにあたらなくても、その先まで手をのばして、先の点字ブロックをすぐに見つけて、歩く。盲人にとって、普通な行動を、目が見えない人はできないのね。声で誘導する人がいて、やっと点字ブロックをみつけられるよう。できる人ができなくなって、逆にできない人ができる人になる。この立場の逆転こそが、この暗闇イベントの肝だね。

白杖の使い方をおそわって、いざ、暗闇スペースへ。その暗闇スペースに入る前に、2つだけ注意ポイント。

まずひとつは、白杖は、床をなぞらせて、床の感覚をかんじとること。
もうひとつは、指で何かを確認するときは、まず、指先からさわりにいくのではなく、手の甲をあてて、まず、さわってから、指でさわる。

この2つを教わる。
2点目は、たしかに大事、指先からいってしまうと、指がはさまったりする。私も、何度も、新幹線の車両連結部の客室入り口自動ドアを指先でさわって、戸袋にまきこまれそうになった、かならず、ドアでも、指先からさわるのではなく、手の甲にあててから、さわる。これはとっても大事。

3、暗闇の部屋

暗闇の部屋に入る前に、目を徐々に暗闇にならす。うすぐらい部屋にまず入る。文字は目を近づけないと読めないぐらいの明るさ。

このうすぐらさの部屋で、まず、参加者とグッチーさんが、輪になって、手をにぎる。そして、ひとりずつ、名前を言う。ニックネーム、わかりやすい名前でどうぞ。

私は、ほかのみんなが、あkっこですとか、カッサーですとか、小さい頃あだ名を言っているだけなのに、盲人ウエカジは。こんな自己紹介。
燃える男、ヤマカジです。

私のこどものころのあだ名は、ヤマカジ、名前がウエカジで、ヤマカジににているからだろうね。そのヤマカジの前に、覚えやすいように、燃える男と枕詞をつけての自己紹介。このおかげで、私の名前は、みんな覚えてくれたよう。というか、そもそも、暗闇体験イベントに盲人ジャケットを着て、参加している盲人は、どうしても目が行くから、覚えてもらいやすいよね。うれしいね。

参加者は、だいたい30代から60代の女性かな。私がにぎった手は、ぷよぷよしていた、若い手、あるいは、ふくよかな手だった。
自己紹介おわって、次の扉の前のプレートになんて書いてありますか?とガイドのグッチーさんが、参加者にうながす。一番近くにいた、参加者がよみあげる。
スイートルーム、1,0,0,8

もしや、ラストマンのホテルの客室ですか? と大げさに、言う私。

そのとおりですとグッチーさん。

ドラマ、ラストマンで、主人公の福山が定宿としている、ホテルのスイートルームに今から入りますとのこと。扉をあけて、かーてんをよけて、中にはいる。扉をしめると、中は、まっくら、こわいこわいと連呼する参加者。

こわい人は、壁伝いにあるいてくださいとグッチさん。
ここでミッション。ラストマンのスイートルームを手でさわって、何があるか、確認しろ!!

参加者は、部屋の真ん中にあるソファーをすぐにみつける。ひとりがみつけると、ほかの参加者も、どこどこ、何人ぐらいすわれますか?と声で確認しあって、ソファーを探す。

みんなそっちに気をとられている。

そんな中、私は、盲人ウエカジは、壁伝いに、探索。すると、腰のあたりに空間をみつける。カベの中にぽっかり穴が開いている。押し入れの下の段があきっぱなしになっているようなスペース。
よし、この空間にはいって、ほかの参加者をびっくりさせてやろうと思う私。
腰をさげて、手で、その押し入れ空間に何がはいっているか、さぐる。
すると、重たい鈍器のようなものが3本、4本、無造作におかれている。

なんだこれは、手で触てみる、こんぼうにしては短い。30センチの長さ、直径が10センチぐらいの、棒状の物体。においをかいでみるもわからない。

もしやと思って、声をはりあげる、盲人ウエカジ。
ダンロ、見つけました!!

ダンロの中に、マキのようなものがころがっています。

すると、参加者が、どこどこ、
そして、グッチーさんが、そうです、ダンロもあるんですよ。さすが、ヤマカジさんですね。

ほめられてうれしくなる盲人ウエカジ。

あとは、カーテンやルームスタンド証明があった。ソファーの前に、通常あるローテーブルはなかった。つまづきやすからかな。

4、第2の暗闇の部屋

リビングルームからでて、隣の部屋。こちらもホテルの客室の一部屋のよう。バスルーム、ベッドルームを創造する私。

正解は、バーイカウンタールーム。

そこには、大きな、つめたい天板の長いつくえがひとつと、そのまわりに、椅子gがおかれている。
参加者へのミッション。まずは、席にすわりなさい。
参加者座る。私は、ほかの人の迷惑にならないように、一番奥にすわる。まっくらな中、てさぐりで、空いている席をみつける、これがなかなか難しいらしく。数人の参加者hが、ずっとどこどこ、と言っていた。おそらく、白杖でさぐったり、手ノ子でものにあたったりせず、やみくもに、どこどこと言っているよう。
参加者は、ほんとにまっくらで何も見えないから、こわいこわいとよく言っていた。私にとって、あたりまえのくらやみが、かなりの恐怖なのね。

なんとか席にすわって、グッチーさんが、参加者に、飲み物をサービス。、ビール、オレンジジュース、水のうちどれがいいですか?と聞く。えっほんと、ビールのめるの?と参加者。
ビール4人、オレンジジュース3人、見ず1人。私は、水。

グッチーさんがバーカウンターの冷蔵庫をあける。その音を聞き取り、今、冷蔵庫あけましたねと言う、私。ほかの参加者は、そこまで、音が聞こえて内容。
グッチーさんが、ビールを紙コップにそそいで、ビールの人の机の前においていく、オレンジジュースはなっちゃんのペットボトル、水もペットボトル。こちらは、手渡し。なぜ、ビールだけ紙コップにいれたのか謎。
参加者は、ビール、グッチーさんが注いだんですかと驚いていた。
私は、そっちの驚きより、ほんもののビールだとしっておどろいた。てっきり、目が見えないから。ビールだといいながら、なにかの炭酸飲料でも出すんだろうなとおもっていたら、飲んだ人にきいたら辛口のビールですとのこと。
ビールのおかわりはできない。紙コップも通常の小さい紙コップなので、それよりも、ペットボトル500ミリリットルのオレンジジュース、水をもらったほうがお得かもね。

飲み終わったごみは、グッチーさんが差し出す、カゴにいれて、そのカゴを参加者まわして、ごみ回収。

飲みながら、いろいろおはなし。でもすぐに、音楽がなって、ここでの休憩はおわり。

4、明るい部屋へ

ここまでが暗闇体験イベントで、バーカウンターからでると、うすあかりの部屋。いきなり、あかりを見ると目がつかれるので、まずは、床を見ながら、徐々にならしていってくださいと、グッチーさん。

だんだん目がなれてくる参加者。
明るい部屋は、ラストマンのドラマの小道具が陳列してあるスペースス。
ミッションは、グッチーさんに何があるかを教えてあげようというもの。盲人ウエカジも、その説明でものを把握できた。
第2話の血染めの台本、ハンドクリームのチューブ、歯磨き粉チューブ、手手製のばくだん、声優イベントのちらし、ラストマンみなみひろみ、診断書。

ラストマンミナミひろみの診断書は、第1話でけがをしたときのものかな。年齢は51歳。誕生日は10月7日。

ミナミヒロミはどんな漢字ですかと聞いてみる私参加者たちが、口々に漢字をせつめいしてくれた。
みんな、みなのしゅう、このみのみ、二文字で、ミナミ 皆実

ヒロミは、広いにみるです。

ヒロミという名前は、広い世界を見ると書いて、ヒロミなのね。はじめて知った私。こういった役名にも意味がちゃんとあるのね。

ここからは展示スペース、杉が、取調室、その次が、捜査班の部屋。ロッカーの書類箱はカラだけども書類箱のラベルはちゃんと印刷されていた。

あと、最後の展示スペースは、わがつま警察官の衣装と、バトラー、ホテルの客室給仕のナンバさんの衣装。わがつまさんは、今野宇井ウィンドブレーカー、その下に直帰みたいなベスト、下は、スカート。その隣には、壁に、ラストマンがつかっているはくじ白杖が、壁にくくりつけられていた。先崎は、ローラチップではなくて、いわゆる、グネグネしたパームチップみたいなもののよう。シリコンだった。あれだと外だとすぐだめになるだおるなと思う私。
結局、展示スペースのものはさわれず、ただ、取り調べの机やいすにはすわることはきる。でも小道具とかは、ショーケースの中に入れられていて、盲人はさわることできず。
唯一、ラストマンの白杖と、コースロープの向こうにおいてあるマネキンの来ている、わがつま啓二の上着をちょっさわれた程度。

もっと触ってみたかったな。
以上が、ラストマンインザダークの全貌。あそうだ、白杖練習のあとの、手つなぎの時ぐらいに、ラストマンがつかっている、iPhoneの音声読み上げが披露されていたね。ミッションを読み上げさせていた。2倍速ぐらいのスピード、私はなんとかその文章の一部を聞き取れた。状況を把握し、だれかに伝えろ。それだけの文章の一部がわかっただけで、ほかの参加者はすごいすごいといってくれた、うれしいね。ほかの参加者はまったく内容がききとれなかったよう。

60分のイベント。あっという間のイベント。もっと、じっくり、参加者と共同作業してみたり、いろいろもっと体験してみたくなった。そのことを帰り際スタッフにいうと、常設のイベントは通常90分です。ぜh、次回は、そちらに参加してくださいと、パンフレットの入った、ビニール袋をもらって、イベント修了。

私だけ、もたもたしていて、最後まで展示スペースにのこって、参加者の数人の人に開設してもらっていた。その最後まで私のそばにいてくれていた二人の参加者に手引きしてもらって、イベント介会場をあとにする。
浜松町駅まで手引きしますよということで、手引きしてもらった、ちゃんと駅までは点字ブロックがつながっていた。途中う、都立芝浦商業高校があった。大都会の中の学ってなんか異質だね。いまでもちゃんと都立の商業高校があることにもびっくり。

あそうそう、最後、グッチーさんが、また暗闇の部屋にもどっていく、そこでおわかれ。展示スペースからカーテンの向こうにはけていくグッチーさん。その場所にはちゃんと点字ブロックが2枚ぐらい敷設してあって、これがグッチーさんの目印、帰るドアの目印。
最後、わかれぎわに、グッチーさん、ひなちゃんのYOUTUBE田見てます、というと。とてもうれしそうなグッチーさん。ほかの参加者は知らなかったようで、なんていうチャンネルですか? とそのあと、私が聞かれた。ついでに、私の盲人ウエカジチャンネルも宣伝。

参加者2名と浜松町まであるく。どちらの方も、ラジオきっかけでこのイベントを知ったとのこと。ひとりは、NHKラジオもうひとりは民放ら字のよう。実は、私も、毎日聞いているTBSラジオから流れるラジオCMで、このラストマンインザダークのイベントを知った。

ラジオ好き、ひとり行動が好き、そんな3人が、浜松町駅まで点字ブロックにそって、歩いていく。なんかいいね。
みなさんも、ぜひ。ラストマンを体験してみてね。


コメント
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