獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

私の愛用している携帯型おりたたみ白杖マイケーンが、ポキッとおれた。ジョイント部分がおれた。

2023-05-22 21:00:30 | 網膜色素変性症と私
耐用年数は2年

今日は、月曜日、昼過ぎに十三駅で、ガイドヘルパーさんと待ち合わせて、十三じゅうそう散策。目の見えない私。網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。目が見えないと散策というのができない。同行援護、ガイドヘルプサービスのおかげで今日もいろいろなことを知れた。
まず、阪急十三駅には、西口と東口があって、マクドナルドや吉野家、第七芸術劇場などがあるのは、西口。一方東口には、ケンタッキー、まつや、ミスタードーナツなどがあるのね。

東口は30年ほど前、一度、大学生のころ歩いたぐらいで、それいらい歩いていなかった私。100メートルもない短いアーケード商店街。雨にぬれず、ミスドやケンタッキーにはいれていいね。あと、マツモトキヨシもできていて、カラオケビッグエコーはなんと11時から夕方まで一人1200円でカラオケ歌い放題でドリンクバーつき。安いね。それで、ふと思う私。深夜高速バスで、遠征をするとこまるのが、朝はやく目的地に付いてしまうということ、コンサートが夕方からあるも、到着は朝6時、時間のつぶしようがない。そんなとき、もしかしたらビッグエコーいいかもね。今度、新宿駅近くのビッグエコーさがしてみよっと。

アーケード商店街をぬけると、コーズ神社という神社もあった。楠もはえていて、おちつくね。手をあらう、柄杓のおけみたいなものが、自動の蛇口になっていておもしろかった。柄杓で水をくんで手をあらうのではなく、自動の蛇口に手をかざせば水がでてくる。いいね。

神社を左手にみながら、さらに、東へ。250メーとる先に、淀川区役所という看板。点字ブロックも歩道に設置してあった。よってみてびっくり、なんと淀川区区役所の建物の中に、スポーツジムやプールがあった。正確には別の建物のようだが、区役所をとおりぬけてエレベーターで3階にいけばプール受付、4階がプール観覧瀬石。この観覧席でひとやすみ。自販機もあっていいね。そこでガイドヘルパーさんがゆでてきてくれたすなっぷえんどうというものをはじめてたべた、塩ゆでのスナップエンドウはコリコリカリカリしておいしいね。今度自分の家でもすなっぷえんどうゆでてみよう。それを冷凍して朝、5つぐらいたべたらよさそう。

そしてびっくりしたのが、この淀川区役所ないのプール、なんと利用料が無料。障碍者は無料で、介助者も無料。区役所だから、大阪市民だけ無料化とおもったら、大阪市以外の障碍者、介助者も無料とのこと。いいね。十三駅からもあるいて5分程度ななので、こんど水着をもってきてみよう。

十三を散策して、また駅にもどる。この十三の駅の構内、2階の連絡通路、ホームとホームをわたる連絡通路に、大昔30年ほど前はマクドナルドがあっただいぶ前になくなってしまった、。昔、阪急宝塚線は、ここのマクドでテイクアウトした客が電車にのるとマクドのにおいが電車にたちこめたよね。最近はそんなこともないのは、マクドがなくなったからかな。

そのマクドのあった場所が喫茶ってんができていて、落ち着けると聞いたので、行ってみる。入り口は、2か所あって、連絡通路から入る正面入り口と、ホームから、南から北へ階段をのぼっていくと、喫茶ってんの裏口にはいれる、2か所の入り口があった。店内は意外と広くて、ゆったりしていた。カウンター席とか、2人用の半分個別ブースみたいな座席もあってよさそう、カウンター席にはコンセントもある。コーヒーは250円ぐらいで、パンは250円ぐらい。540円ぐらいだせば、コーヒーとパンがたべれて、ゆっくりできそうだね。電車が走るのを眼下で見れて、電車オタクにもたまらないね。おすすめ。

そんな喫茶ってんをとおりぬけて、宝塚線のホームへ。その通路の壁に、手塚治虫年表が書いてあった。1928年豊中市うまれ1934年、医師免許取得、くわし年表。その手塚治虫の年表の下には、阪急電鉄の年表も書いてあった。これは、観光スポットにもなるね。

その年表をみて、ホームへくだる階段をおりていると、ふと、へんだなと気づく。渡井sの白杖、合成繊維の白杖、折り畳み式白杖、マイケーンが、ふにゃふにゃになっている。床をトントンとしても、ふにゃふふにゃしている。
よくみてみると、なんと、白杖がまんなかでぽきっとおれていた。白杖の筒の中をとおっているゴムひものおかげで、折れた白杖がつながっている具合。これで、ふにゃふにゃに感じていたのね。

誰かに、蹴飛ばされたり、上にのしかられたわけでなく、いつのまにか、くだり階段をおりようとしたら、ふにゃふにゃに気づいた。この白杖はまだ買って、2年ぐらいしかたっていない。白杖の耐用年数は4年で、4年たたないと、新しい白杖は支給されない。それが豊中市のルール。ただ、耐用年数の途中でも、白杖がおれたり、まがったりしてつかえなくなったら、再支給がある。1割負担で購入できる、それが、補装具支給制度。

十三駅で、ガイドヘルパーさんとわかれて、岡町駅ににもどる。まだ時間は16時すぎ、豊中市役所はまだあいている。白杖がおれたことを、障害福祉課の窓口で証明しないと、再支給されない。
そこで、ふにゃふにゃ白杖で、なんとか、床をこすりながら、いつものよぼよぼ歩きのさらに10倍よぼよぼ歩きで、おそおそろ歩く。これで、果たして、豊中市役所にたどり着けるか。岡町駅から700メートルぐらい先にある豊中市役所第二庁舎。
これは無理そうだな、なにか棒はないか、折り畳み傘をのばしたらどうか、そう考えていると、改札前で、若い男性が声をかけてくれた、

それっておれてませんか、折れてますよね。

もしよかったら、手引きしますよ。
たまたま、その若い男性は、豊中市役所にい行くという、てっきり職員かとおもったら、戸籍謄本をうけとりにきました、今度、私結婚するんですとのこと。めでたいね。なんと25歳の若者。

その彼のおかげで、無事に、豊中市役所、第二庁舎、1階の障害福祉課の窓口に到着。16時25分に到着。
窓口のカウンターにすわって、職員におれた白杖をみてもらい、補装具の支給申請をすませる。職員が代筆してくれてありがたい。

耐用年数が4年たっていないので、このおれた白杖をわざわざ持て来た私。

ここでびっくり。なんと、私のこの折り畳み白杖は、耐用年数は2年で、すでに耐用年数を5か月すぎていた。なので、普通に申請できますよと職員。
私はずっと白杖は耐用年数は4年とおもっていた。でもそうじゃないらしい。折り畳み白杖でも金属製は耐用年数は4年だけども、合成繊維カーボンやファイバー繊維の折り畳み白杖は、耐用年数2年とのこと。
知らなかった私。だれもおしえてくれない。豊中市のホームページの掲載されていない、この耐用年数2年ということ。

この耐用年数2年を知っていたなら、今日、私は、このような危険な目にあうことはなかった。2年過ぎたら、再交付を申請していたはず。そのことを、職員に伝える私。必ず、ホームページに耐用年数が2年だることを掲載してください、また、新しい白杖を交付するときに、この白杖の耐用年数は2年だと視覚障害者に教えるべきですと、職員に伝える。職員は上司に伝えておきますとのこと。きっと、いつまでたっても、情報はアップされないだろうね。これは、だれがやらないんだろう?不思議。

なんとか、申請がおわって、さて、これから、どうやって家に帰ろう、ふにゃふにゃの白杖では帰れない。

そこで思い出す、8年前の出来事、同じように、私は白杖がまがってしまってので再交付申請。その時に、白杖の貸し出しをお願いする。スペアの白杖を一時的に貸してほしい。そうお願い。

すると、職員は、障害福祉課にはありませn、豊中市立障害福祉センターひまわりにはレンタルの白杖があります。そまでいってください。

市役所から3キロほどはなれたところにあるひまわりセンタ^に行けという。このまがった白杖で行けという。

それはおかしい、障害福祉課とひまわり、両方で、障害福祉サービスの先生ができるんだから、この障害福祉課本庁にも白杖のスペアを置いておくべき、そそうしておいてくださいと要望した私。

それを思い出し、白杖を貸してくださいとお願いする。

すると障害福祉課の職員は8年前と同じような子答え、ひまわりにしかありません。明日、ひまわりの職員が、ウエカジさんの自宅に、スペアの白杖をもっていきます。それでどうでしょうと職員。

いやいや、今、ここから自宅にもどる間に白杖がほしんです。白杖は視覚障害者にとって目なんです。

そこで、私が提案する、使わなくなったボールペンをおれた白杖にそえて、テープでぐるぐるまきにしてください。そすることで、なんとかそのばしのぎにはなります。

すると職員は、使い終わったボールペンを何本かもってきてくれて、私の言うように、白杖を補修してくれた。
こそのおかげでなんとか家までおれた白杖、修理された白杖で帰れた。よかったよかった。

こんな経験をしたんだから、きっと障害福祉課は、ひまわりだけでなく、障害福祉課本庁にも、予備の白杖を備えておくだろうね。

また8年後、豊納k市役所にいくのがたのしみ。

いやいや、豊中市役所をあてにしちゃだめ、外出するときは、白杖補修キットを常に持ってあるかなきゃね。補修キット、ヤツバシのお菓子みたいなものを2枚白杖にそそわせて、テープでまきつける補修キットがあったよね、あれ買わなきゃ。
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