カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

春の木、はりきって伏見。

2010-03-17 23:06:26 | しゃじ
以前にも行ったことがある 伏見の『御香宮(ごこうのみや)神社』
通称、ごこうぐうさん。
国道24号線沿いでもあり、近くには近鉄京都線 桃山御陵前駅。
京阪本線 伏見桃山駅。大手筋アーケード商店街などがある
賑やかな場所にあります。




↑画像をクリックするとGooglemapにリンクしてます。


今回のお目当ては、椿の花です。伏見界隈は椿の名所が多いと聞いたので
一気に回ってみようかと・・・



まずはここの駐車場をベース基地にして伏見観光♪


1日終日停めておいて900円。穴場かも。

今回は神社は、さらっと。詳しく知りたい方はWikipediaででも。









境内のあちこちで椿の花が見られます。










椿(ツバキ)の学名は Camellia japonica カメリア・ジャポニカ。
山茶花(サザンカ)、茶も椿科(カメリア科)です。
ちなみに山茶花の学名は Camellia sasanqua カメリア・サザンカ、
椿と共に日本原産の植物。古事記、日本書紀にも表れてます。
木へんに春と書く“椿”の字は万葉集で初めて登場します。
この字は日本製で、中国では違う植物の意味になります。ややこしいことに
漢名では椿のことを“山茶花”と表します。見た目も似てるだけに・・・
椿と山茶花の花の違いは、赤と白?これも原種に近いものの話で、
どちらも赤から白にかけて様々な色がありますし、まだらなのも。
良く言われる花の落ちかた、椿は花ごとポトリと落ち、山茶花は花びらが散る。
それも“散り椿”と言われる花びらを散らして落ちる椿もあります。



ここには『おそらく椿』と呼ばれる有名な五色の散り椿があるはずなんですが
見つけることができませんでした・・・w



まだ梅もきれいに咲いていたのですが





花吸い鳥たちは、椿の花の方がお好きなようで・・・









山茶花は秋から冬にかけて咲き、椿は春から夏の花です。

わが門(かど)の片山椿まこと汝(なれ) わが手触れなな土に落ちもかも
  万葉集 詠み人:物部廣足(もののべのひろたり)
〔我が家の門に咲く椿ちゃん、あなたは僕の手が触れることもなくポロッと落ちてしまうのね〕河童解釈






2010.3/14、京都伏見 御香宮神社にて。