お得にデーラーでボタンを・・・変換間違い。(^_^ゞ
GWうろうろ日誌。5月3日の巻ぃ~♪『乙訓寺』へ牡丹を見に行きました。
京都は意外と牡丹の名所が無い、奈良などは長谷寺、當麻寺、石光寺、金剛寺などなどあるのにね。京都ではこの乙訓寺の2000株っていうのが唯一の牡丹スポットのようです。
ちなみにここの牡丹は長谷寺から移植したものです。
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二十日草と言われる牡丹の花、見頃を逃すことも多いので今年こそはとHPを毎日チェック。
4月28日に始まった「乙訓寺牡丹まつり」スタート時点では1割程度の開花だとか。今年はスポーツ界やイベントも軒並み自粛延期、牡丹も咲くのを1週間ほど遠慮したようです・・・
5月1日になってやっと5割、3日にようやく見頃になったと言うので、黄砂のヒドイ日でしたが行くことにしました。
この牡丹まつりも先週8日の日曜で終了しました。今はもう来年のために残った花も切り落とされたと思われます。
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乙訓寺(おとくにでら) 山号:大慈山 真言宗豊山派
寺伝によれば推古天皇の勅命により聖徳太子が建立したと言われている古刹です。
もともとこの辺りは古代より人が多く定住していたようで、深い歴史をもっている地域です。518年-526年、継体天皇が住まわれた時は弟国宮(おとくにのみや)と呼ばれています。
桓武天皇により奈良の平城京から784年、長岡京に遷都(平安京遷都の前10年間、都でした)その際、この乙訓寺を都の地鎮として大規模に増築。廃都となっても相当な規模を誇り、室町時代でも10を越す僧坊があったといいます。現在の規模からは想像できませんが・・・
かつて弟国(おとくに)と呼ばれたのと関連は無いだろうが、桓武天皇は実弟の早良親王を長岡京造営担当の藤原種継暗殺に関与したとして、乙訓寺に幽閉。親王は身の潔白を示すため断食されたが、10余日後、流罪処分となり淡路島に護送途中、淀川べりで絶命。その亡骸を桓武天皇は淡路島へ流すという死後処刑を実行したものだからかその後、天皇の母、皇后の死、皇太子の重病が続き、悪疫の流行、天変地異が発生した。
811年、弘法大師の乙訓寺別当就任は「宮廷がたたりを恐れ、弘法大師の祈祷の効験に期待した」という説もある。ちなみに日本の二大密教の祖、真言宗の弘法大師空海と天台宗の伝教大師最澄が最初に出会ったのがこの乙訓寺といわれる。
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お寺の話はこのくらいにして・・・
例によって牡丹の写真はフォトチャンネルに収納しておきます。
右下のアイコンをクリック、フルスクリーン・スライドショーでどうぞ。
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「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」 と言うのは女性の美しさを形容する言葉で、シャクヤクのように風情があり、ボタンのように華麗で、ユリのように清楚・・・ということらしい。
ちなみに牡丹と芍薬の花はよく似てます。文目と杜若みたいに。(^_^ゞ
どちらもボタン科ですが、牡丹は“木”、芍薬は“草”として見分けます。芍薬は牡丹の花が終わった頃から咲き始めます。
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牡丹の花言葉は「王者の風格」と言うだけあって、大輪の華麗な花は見応え充分。
桜にも大輪の八重咲きを牡丹桜なんて呼びます。
ほかに牡丹といえば唐獅子牡丹、緋牡丹お竜・・・なんてね♪
美味しいところでは、牡丹鍋かな。イノシシ鍋っていうより食欲湧くもんね。同じように鹿肉を紅葉、馬肉を桜って言いますよね。
牡丹の花を観賞して、猪肉を連想お腹が減ったという人は余程だと思いますが・・・(^_^ゞ
そんな人には牡丹灯籠の話しでも聞かせましょう。
境内で咲いていた他の花もちらりと
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御衣黄(ぎょいこう)桜。咲きだした頃はもっと黄緑の花なんですが。
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平戸ツツジ。ツツジとサツキってどう違うんやったっけ・・・
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楓の花。実になると例の二枚羽根プロペラのような形になります。
それと・・・傘の花。
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2011.5/3、乙訓寺にて。
GWうろうろ日誌。5月3日の巻ぃ~♪『乙訓寺』へ牡丹を見に行きました。
京都は意外と牡丹の名所が無い、奈良などは長谷寺、當麻寺、石光寺、金剛寺などなどあるのにね。京都ではこの乙訓寺の2000株っていうのが唯一の牡丹スポットのようです。
ちなみにここの牡丹は長谷寺から移植したものです。
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二十日草と言われる牡丹の花、見頃を逃すことも多いので今年こそはとHPを毎日チェック。
4月28日に始まった「乙訓寺牡丹まつり」スタート時点では1割程度の開花だとか。今年はスポーツ界やイベントも軒並み自粛延期、牡丹も咲くのを1週間ほど遠慮したようです・・・
5月1日になってやっと5割、3日にようやく見頃になったと言うので、黄砂のヒドイ日でしたが行くことにしました。
この牡丹まつりも先週8日の日曜で終了しました。今はもう来年のために残った花も切り落とされたと思われます。
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乙訓寺(おとくにでら) 山号:大慈山 真言宗豊山派
寺伝によれば推古天皇の勅命により聖徳太子が建立したと言われている古刹です。
もともとこの辺りは古代より人が多く定住していたようで、深い歴史をもっている地域です。518年-526年、継体天皇が住まわれた時は弟国宮(おとくにのみや)と呼ばれています。
桓武天皇により奈良の平城京から784年、長岡京に遷都(平安京遷都の前10年間、都でした)その際、この乙訓寺を都の地鎮として大規模に増築。廃都となっても相当な規模を誇り、室町時代でも10を越す僧坊があったといいます。現在の規模からは想像できませんが・・・
かつて弟国(おとくに)と呼ばれたのと関連は無いだろうが、桓武天皇は実弟の早良親王を長岡京造営担当の藤原種継暗殺に関与したとして、乙訓寺に幽閉。親王は身の潔白を示すため断食されたが、10余日後、流罪処分となり淡路島に護送途中、淀川べりで絶命。その亡骸を桓武天皇は淡路島へ流すという死後処刑を実行したものだからかその後、天皇の母、皇后の死、皇太子の重病が続き、悪疫の流行、天変地異が発生した。
811年、弘法大師の乙訓寺別当就任は「宮廷がたたりを恐れ、弘法大師の祈祷の効験に期待した」という説もある。ちなみに日本の二大密教の祖、真言宗の弘法大師空海と天台宗の伝教大師最澄が最初に出会ったのがこの乙訓寺といわれる。
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お寺の話はこのくらいにして・・・
例によって牡丹の写真はフォトチャンネルに収納しておきます。
右下のアイコンをクリック、フルスクリーン・スライドショーでどうぞ。
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「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」 と言うのは女性の美しさを形容する言葉で、シャクヤクのように風情があり、ボタンのように華麗で、ユリのように清楚・・・ということらしい。
ちなみに牡丹と芍薬の花はよく似てます。文目と杜若みたいに。(^_^ゞ
どちらもボタン科ですが、牡丹は“木”、芍薬は“草”として見分けます。芍薬は牡丹の花が終わった頃から咲き始めます。
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牡丹の花言葉は「王者の風格」と言うだけあって、大輪の華麗な花は見応え充分。
桜にも大輪の八重咲きを牡丹桜なんて呼びます。
ほかに牡丹といえば唐獅子牡丹、緋牡丹お竜・・・なんてね♪
美味しいところでは、牡丹鍋かな。イノシシ鍋っていうより食欲湧くもんね。同じように鹿肉を紅葉、馬肉を桜って言いますよね。
牡丹の花を観賞して、猪肉を連想お腹が減ったという人は余程だと思いますが・・・(^_^ゞ
そんな人には牡丹灯籠の話しでも聞かせましょう。
境内で咲いていた他の花もちらりと
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御衣黄(ぎょいこう)桜。咲きだした頃はもっと黄緑の花なんですが。
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平戸ツツジ。ツツジとサツキってどう違うんやったっけ・・・
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楓の花。実になると例の二枚羽根プロペラのような形になります。
それと・・・傘の花。
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2011.5/3、乙訓寺にて。