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最近京都近傍の山でMTB山遊びに没頭中

槍ヶ岳登山2014~憧れから誇りに~(1日目)

2014年09月12日 | 登山
2014年の目標を元旦の池田山で決めた。それが槍ヶ岳登頂

8月に予定していたけど、雨のため中止になってしまった9月にまた企画しようとするがU井隊長が9月は無理とのこと
10月以降となると我々のレベルでは雪が予想される季節は厳しいと思い、同級生のバックカントリー野郎I井にお願いして槍ヶ岳企画勃発
しかも、3連休は混雑するとのことで金曜日を休んで9/12(金),13(土)
サラリーマンの特権である有給休暇を使って、全力で遊んできた

12:40佐竹家出発
02:00ひるがのSA到着
02:30ひるがのSA集合して出発・・・・と思ったらI井のクルマのエンジンかからない
スタンドにお願いしてバッテリー繋いで、AEDのように蘇生してもらったら見事かかった
簡単にトラブル解決するなんてツイてる


高山にクルマとめて、たつのプラドにまとまって移動する途中、登山家I井が水汲みしたいとのことで、天然水を補給。さすが登山家、水をコンビニで買ったたつとは違うね


05:00温泉施設駐車場に着いてお行儀よく600円/6時間で契約した。
さて行くぞぃ


と、その前に出すものは出しておこう綺麗なトイレに感謝


まだ新しい温泉施設。帰りはここで汗と疲れをスッキリ落としてきたぞ800円也


しばらくジープロードを歩くんやけど、途中I井の知っているショートカットを通る。。


まだ肌寒い朝・・みんなワクワクして会話も弾む


明るくなってきたから景色もすごく目に飛び込んでくる
だいたい1時間くらいジープロードを歩くのだ


今回はI井の選択で「飛騨沢ルート」


横切る沢で人々が注目してるのは・・・


山間から見える山脈・・・久しぶりの登山なので新鮮
そしてこの快晴をありがとう


林道をてくてく歩く・・赤いマムートのザック、いいな


時々、アスレチックもあり、色んな道を提供してくれるこのコース、いいな


沢を上ってるとは思えないほど平坦なシングルトラックを歩く


また沢があってアスレチックあり。。。落ちろ落ちろ・・ネタが欲しい


たぶん向こうの山からみたら、この沢も大きな谷に見えるんやろね


08:00おおっ滑れ~~~ズルっと


残念ながら?みんな無事に渡りきったと思ったら、なんか壁にオジサマの武勇伝が飾られてた


凍るラダーを今回も無事に通ってしまった芸人の素質ナシのトモ蔵(31歳女)


雲を描くのを忘れてしまった風景画のよう


涼しいし、天気もいいので自然に笑顔がでてしまう。えー年の2人やけど華があると賑やかだ


08:45槍平小屋に到着~~
おっさん3人並んでクマっぽくいくアカンな・・・


早朝の小屋広場はまだ人が少ない・・明日だったらスゴイ人なんやろな


とっても難易度の高い外トイレ・・・遠い少年時代を思い出す
戦ってきた勇者トモ蔵、岡ヒロに拍手


テント場を確認するI井・・・でもあのトイレに夜中行ける自信がない


林間コースはまだ続くけど、時々眺望がいいので飽きない
すごくたまに登山客とすれ違うので全力の笑顔であいさつする岡ヒロ


天然水にうるさいI井が立ち止まって紹介するのは


このコース最後の水エイドステーション。めっちゃ冷たくて気持ちいい
ネパールに修業にいってたトモ蔵・岡ヒロの2人は指で処理するトイレで生き抜いたが、さっきの槍平小屋のトイレで疲弊したのか「ここなら水洗やん・・・」とパンツを下し始めるので全力で制止した


シングルトラックが続くけど全く嫌にならないコース。。楽しい
登山道を作った人たちを尊敬するね


ん?女子2人はチャックシャツやん・・三重では若作り定番アイテムってことか


この青と緑しかない景色に入っていくんだ


けっこう歩いてるはずなのに全く疲れがこないのは、渋滞もすれ違いによる立ち止まりもなく、自分たちのペースで淡々と歩いているからかな?
とっても清々しい汗をかける今日の健康な身体に感謝


これが飛騨沢・・沢っていっても広くて大きい。地球ってスケールがでかい今さらか


チームシグナル見事に赤青黄に分かれた。3人とも同い年


この景色の中ではどんなに歩いても疲れない気がするこのルートはほんとキモチイイ


12:35沢を上りきるといっきに視界が広がって山脈が眼下に


ぬおぉぉぉ~~スグそばに
ガスってて神がかってますな


反対側はとっても殺風景な山が


急に槍が見えてテンションアゲアゲなのでタケノコいや


13:00槍ヶ岳山荘に到着


テン場を見物しながら歩くと絶対テント泊をしたい!って強く思うたつ
I井オススメのテン場はこっち側で槍を観ながらテントで飲める


平日なのでまだ人はまばら・・・


早速受付に行きチェックインを済ます


奥の売店では色んな槍グッズが置いてあるので思わず記念に買ってしまいそう


寝床に向かう・・「いわつばめ」部屋。ここ、とくに臭くないのは気温が低いからかな?


我々はここの2段目


今夜ここで、えー年の男女が密集して寝ることになる・・・


さあ、身軽になって槍ヶ岳山頂にトライ


強面のI井が怖い顔して3点支持と支持の確保についてレクチャー。


いきなりいままでの登山道とは違う岩肌からアプローチ


ロッククライミング的な感じ。ちゃんと足場を確保して慎重に進みましょう


元気な岡ヒロ


この岩壁・・眺めるものではないんです。実際よじ登るとこなんです
右端に赤い人が見えるでしょ


結構スリリング。高所恐怖症の人は間違いなくムリ
でもI筒さん(巨人族)やサンチェスS水さんに挑戦して欲しいそして引きつる顔をネタにしたい


なんと足下には氷が


この濃いグレーが「小槍」だそうで、
「アルプスいちまんじゃ~く~小槍の上でアルペン踊りをさあ踊りましょ
踊れるかその前にロッククライミング難易度高過ぎやろ


さて小槍を真横にみたところからさらに大槍へ向かうクライミングスタート
オレンジの人んとこに向かうのだ


どうしても無理そうな岩壁にはちゃんとハシゴがかかってるから心配ない。
ガッチリしていて安心感あります。ちゃんと一人が上りきってからいきましょう。


慣れてるI井はひょいひょいと登る。山男だな


手を掛けるとグラグラする岩もあって、今日崩れるかもしれないので避ける。
安心できるルート、姿勢をとるのはボルダリングをやっていれば自信がもてる。


最後のハシゴを上るS竹。


トモ蔵はビビリ屋になってハシゴにしがみついてるガンバレ!


14:10登頂槍の頂上は意外に広く10人くらいなら滞在できる


やった~~
この全員で登頂の瞬間、”憧れ”てた槍ヶ岳登頂が自分の”誇り”にかわった


もうね達成感がすごい
キモチイイことって世の中いいっぱいある。今日この日にこの仲間と登頂できたことに感謝
天気もよくてツキまくり!上々だ


槍からの景色360°展望台


VERY。。。・・GOOD


槍ヶ岳山荘が・・・ビールが待ってるぞ


上りと下りは別ルートになってるのだ。もちろん足を踏み外せば惨事になるから慎重に


途中、”超小槍”があったのでI井が跨る。落ちるなよ・・


S竹が煽るので仕方なしに自衛隊員募集広告のポーズで迎え撃つ


黄レンジャーも


帰りは恐いかもしれんと思ったけど、意外に私は平気。下が見える方が安心できる


トモ蔵はビビリ屋総本舗となって慎重に


いや~~ビッグサンダーマウンテンみたい


さあ!いよいよ打ち上げの開始!当然槍を観ながら飲める外で楽しみ~~


空いてるからちょうどテーブルが空いてた。
I井が「鶏ちゃん(けいちゃん)」をもってきて調理


これが最高に美味いまさか槍ヶ岳で岐阜県が世界に誇る「鶏ちゃん」を食べられるとは
タンパク質を補給できて、ビールによく合う


15:30槍ヶ岳を観ながらカンパ~~イ


常念岳を背に、もいちどカンパ~~イ

缶ビール350mlで500円。生ビール小で1000円。
i井がホットワインを作ってくれたり、つまみを用意してくれたのでたっぷりと気持ちよく酔えた

気分ハイテンションな5人


さあ晩飯晩飯17:30だと思い込んでたけど、17:00の予約だった
快く通してくれたスタッフは笑顔たっぷりだ

シンプルやけどデザートのチーズスフレもついてて満足


さっきの酒盛りでとっくに出来上がってるから会話も弾む


食堂は広い。スタッフが笑顔で忙しそうに回してくれてる


食べ終わったらトモ蔵と岡ヒロは速攻で就寝
チームシグナルは8:30の消灯までは起きていないと夜中起きてしまうってことで酒盛り。
I井は焼酎お湯割り。。。


8:30消灯と同時に就寝・・・

たつはなんと0:30に目が覚めてしまい、そこからS竹の激しい寝息を聴きながら朝をじっと待つことに
考えることはたくさんある。次の目標。検討する登山道具。これからの登山スタイル。。。
明日はキョウイチに出会えるだろうか・・
(2日目編へ)
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