6月1日(土)
赤岳天望荘グループが開催する八ヶ岳開山祭前夜祭に参加するのを第一の目的に、新宿発7時ちょうどのあずさに乗った。
自由席でいいと思ったけど、自由席って設定が無くなってしまったのね。
八王子から大月までの約25分は立ってました。大月は数人が降りたのでなんとか空いてる席に座って体力温存。あずさって常に満席なのかな?
茅野駅でアルピコ交通の美濃戸口線バスに乗る。
バス停で待ってたってダメよ。ちゃんと切符を買わないと。
4番バス停にザックを並べる。
9:25発のバスが来たけどザックをトランクに預けるシステムではなく、膝に置く。
55Lのザックが重く膝に載る
10:10美濃戸口到着。
開山祭があるからかfine trackのインタビューがあった。たつは製品を着ていないので見向きもされなかった。。協力した人は桝を貰ってました。荷物になるけど
10:25 ああ、ここから1時間の徒歩。準備運動と思って我慢しよう。
11:10 美濃戸山荘に到着(0:45 コースタイム1:00)
南沢から登るよ。
南沢はいきなり山道だから登山感を掻き立てられるね
橋もちゃんと整備されてて安心。開山祭は多くの登山客が来るらしい。
こういう岩道は好きな方。平らな道の方が脚にくる。
少し雪があるくらい。もう夏ですな
12:50 行者小屋(1:40 コースタイム2:30)
腹も減ったし脚も疲れてきたのでおにぎり1つと最近お気に入りのプロテインバーを食べる。
一つでプロテイン30gも摂れる。甘くて硬くて食べにくいけど、筋肉のためだ。
ここからいきなり雪道。滑って疲れそうだったので
チェーンスパイクを装着!
すげ〜威力。滑る気がしねぇ
30mもしないうちに雪がなくなるってね。こういうもんやよね。
クソクソクソ糞。
悔しいから、いつかまた雪がくると思って手で持ってたけど、結局最後まで雪はなかった。。
地蔵尾根の途中で地蔵さん発見。
一気に高度稼いだなあ。小さくなった行者小屋。
もう脚が動かねえ。息がすぐ上がる。昨年海外出張で全然運動できなかったから心肺も足腰も弱体化。(注)老化ではない
力尽きそうになった時、視界に入った赤岳天望荘。
報われたと思うよね。登山っていつも安堵感を味わえる。
14:00 地蔵の頭(1:20 コースタイム1:25)
この地蔵さんが毎日登山者の安全を見てくれてる
ここから見える眼下の景色。白いのはなんだ?ビニールハウス?
キタキタ〜〜赤岳天望荘と赤岳。そして赤岳頂上荘も見える
お疲れ様でしたオレ。
およそ機能していないと推測する壊れまくってる並んだ風力発電が迎えてくれた
受付はここで。わかりやすく料金表が並んでる。スタッフも多い。開山祭だから?
朝の行動制限したくないから朝食抜きで。一泊一食付きで8000円
すると開山祭65周年ってことでピンバッチをもらった。
ピンバッチの類は集めてないけど、もらえるとなんか嬉しいね。
宿泊者にはこのプラスチックコップが渡される。間違えないように名前を書いて。
隣ではスタッフが生ハムを削いでいた。なんの肉なの?
今夜の前夜祭の準備やろね。ありがとうございます
宿泊者はおしるこが無料。あんこ好きのたつとしては何よりも嬉しいサービス。
しかもつぶあん!!おしるこっていうとこしあんなイメージやけど。
宿泊者はお茶もお湯もコーヒーも無料。めっちゃいいやん。
宿泊予定の大部屋にきた。通路は狭いよ。なんか埃っぽい。
布団ではなくモンベルの化繊シュラフ。つまり一人に一つの寝具である。
汗臭いおっさんと同じ布団で寝ることはないということだ。よかった。
もしものためにダウンシュラフを持ってきたけど、使わなくて済んだ。
そして開山祭前夜祭というイベントがある今夜なのに、この6人スペースに3人という幸運。
ほとんどの人がグループで個室を借りているからでしょうね。
明るいうちに赤岳登っておこう。明日行ける保証はないから。
あっという間に赤岳頂上山荘に到着。20分くらいかな?
赤岳頂上。明日はここでお祭があるんだって。大勢集まってお祓いするそうだ。
写真の構図を伝えて撮ってもらう。
何も言わないと殆どの人が、人物真ん中にしてズームもするからね。
うん、開放感あるね。
安全を確認してジャンプ!
明日はあの横岳と硫黄岳に行こうと思う。
そこら中で鳴き声が聞こえるこの名もなき鳥。太ったスズメみたい
山荘に戻って食堂でお茶を飲んでいると、受付時に石井スポーツの特典の話を小耳に挟んだ。スタッフに聞いてみるとメンバーズカードを見せるとドリンク1本サービスだって!
原価の高いビールをチョイス。なかなかいいサービスだ。
メンバーズカードを持ってなかったけど、メンバーに送られるメールを見せるだけでもOKでした。こういう柔軟な対応が出来るスタッフがいるだけでファンになるよね。
ペットボトルは缶ビールと同じ500円。どれでもサービスの対象だよ
サービスの対象ではないけど日本酒好きには嬉しい品揃え。
夕食始まった。ビュッフェ方式なので食材残しなどのムダがない。いいアイデアだ。
充分な内容。フルーツ大好きたつは半分をフルーツと杏仁豆腐で占めた。
チキンも山菜?の天ぷらも美味かった。
前夜祭は19時から。まだ時間あるから談話室で山雑誌を読んでくつろぐ。
寝てしまうと前夜祭を逃す可能性あるからね
19:00いよいよ始まった前夜祭。入り口で飲み物を受け取る。
赤ワイン、白ワイン
日本酒「真澄」の普通と辛口
ポカリスエット
どれも無料。太っ腹な赤岳天望荘グループのオーナーに感謝
おつまみまで用意。
薄切りされてた生ハム。臭みが強かったので鹿とかのジビエかな?
乾杯してすぐにジャンケン大会。景品が多すぎて早く回さないと間に合わないらしい。
長野県警のお兄さんが持っているのはヘルメット。安全登山をして欲しいとのこと。
これは欲しい!LEKIの折りたたみストック。めっちゃ高いやつやん!!
ミレーのザックなんて二つも出てくる。他にもザックやらバックやら、山用品がどんどん出てくる。しかも売れ残り品じゃないぞ。
モンベルなんて新品のメリノウール靴下(2000円前後)を大量放出。
当たっていない人だけ対象にしてジャンケンしたのに余るという。凄すぎである。
ちなみに前日夜に京橋のmont-bellショップで同じ靴下を買ったたつは複雑な気持ち。
ま、これ当たったからいいけどね。うふ
早速着用。
帰宅後にネットで調べてみたらマウンテンハードウェアのQuasar Lite Jacketとかいうハードシェルで39000円。ラッキー!!
みんなで食べた生ハムの元となった脚をGETした人と。
どやって持ち帰るの?
ジャンケン大会が終わると歓談タイム。
スタッフも楽しんでます。お疲れ様でした。ありがとう。
山荘のイベントには初めて参加したけど、とても雰囲気が良く楽しかった。
ひとりでいても声かけてくれる人が沢山いるから退屈しない。
この赤岳天望荘のファンが沢山いて、毎年足を運ぶ人が多いのも分かる。
いいものGETできたしね。
東京とは別に岐阜の実家にも登山用品一式揃えたいから助かった。
21:30には消灯なので日本酒で酔っ払ったたつは名残惜しいいが大部屋に戻り、周囲の大音響のイビキも気にならないほど爆睡した。
明日は赤岳でご来光を迎えるぞ。。。