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最近京都近傍の山でMTB山遊びに没頭中

【登山】赤岳〜田中みな実なら〜

2020年03月15日 | 登山
3月15日(日)

土曜日の悪天候により黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳テン泊登山は中止となり、天候がいい赤岳に日帰りで行くことになった。
たつはいつもの通り前日に現地に向かうが、今回は初めて特急あずさを使わず普通を使う。
中央線は高尾から松本まで一本で行けるがとにかく暖房が効かず寒い。特急あずさがいかに快適であるか確認した。

今回は茅野駅から4km離れた自遊空間というネットカフェを利用。タクシーで1700円くらい。

ちゃんと個室があるのはいいが、明るいし鍵がかからない

今夜は19時過ぎに到着したので「幽遊白書」を読み切る!と目標設定してしまったので結局読み終わったのは1時前。。。
せっかくちゃんと睡眠時間を確保するために前泊しているのに意味ないやん。。

このネカフェはダメだ。カラオケとかビリヤードとかパチンコとか麻雀とか夜遊びしたい輩が絶えず、照明も明るい。さらに禁煙ルームなのにタバコくさい。

翌朝、歩いて30秒のところにあるマクドで「ちょいMac」調達して部屋でN河さん達を待つ。

ピックアップありがとうございます!
美濃戸口に着く頃にはすっかり明るくなってた。さらに赤岳山荘まで山専フォレスターで行けることになり、デリーさん嬉しそうにフォレスターのCMのように飛ばす。

ここまで車で来られるだけで今回の山行が2時間短縮できるのでありがたい。

06:40 スタート。
N河さん、デリーさん、キャップ、マリヲのOGP登山部の面々。
キャップはもちろんセンターポジション。

さすが八ヶ岳、猛烈に寒い中、登り始める。

寒いのにキャップは猛烈に汗をかいている。
服で暑いのか?
代謝がいいのか?
脂肪が厚いのか?
いーや更年期だろう。

チョコ菓子「小枝」みたいな木に囲まれる区間はなんとも美味しそうな道である

林間の裂け目に出ると明るい空が迎えてくれた。昨日降った雪がたっぷり積もっているよ。

キャップの頭に白髪が目立つ。。と思ったら汗が凍っているようだ。
この老け頭キャップを一番喜んでいたのは魔女マリヲ。
白雪姫に毒リンゴを渡すときの顔だ。

通りすがりの登山者が写真撮ってくれるってんで、EXILE。


あまりにも新雪が気持ち良くて遠くを眺めるたつ。腕組み具合がおっさんである。

朝日に向かって雪中行軍。 白夜みたい

「ここが私のアナザースカイ!  八ヶ岳です!」

写:デリーさん「飛ぶたつ。」 
シャッターのタイミングが絶妙である。最高到達点を捉えているのはもちろん、蹴り上げた雪が舞っている。

08:50 行者小屋(2:10 夏コースタイム2:30)

まだ在宅中のカマクラを覗くマリヲ。怖いもんなしのおばさんである。

マリヲが入った後の小屋トイレから帰ってきたキャップ。
「とんでもなく臭い!あいつの内臓腐っとるっ!」 

ここから先はアイゼン、ピッケル、ヘルメットの世界。
その分厚いニットキャップの上からヘルメット被ろうとして顎紐で自らの首を絞める。笑

いきなり急登が始まる。
日陰でも寒さを感じない運動量。デブたつはもちろん息切れ。

振り返るとその急登ぶりがわかる。
滑落したら止まるの苦労しそうやな。。。

高く上った太陽に向かって登る。。。あれ?キャップがザック背負っていない?

発症したんです。
ここ最近のキャップは登り始めると体調不良に陥り、同行者に自分の荷物をばら撒いて軽量化するというのがお馴染みの光景らしい。
そしてその同行者に疲労の色が見えた時、一気に爆発してみんなを千切るって。

いやでも本当にキツそうやったから違うやろと、ザック丸ごと引き受けた。

前後をザックで挟まれた格好は、小学校の時以来。
当時はジャンケンで負けたら次の電柱までみんなのランドセルを背負うゲームだった。

とにかく急登なのに前に抱えたザックで足元が見えないのは本当に気を遣った。
景色がいいのが救いである。

振り返るとこんなんやもん。青のグラデーションが綺麗すぎる。

なおも雪壁を登る。

途中から足元の視界を優先するためザックは手提げにした。
三角筋(肩)、上腕二頭筋(二の腕)、前腕筋(握力)を盛り沢山使って歩く。

10 :45 地蔵の頭(1:55 夏コースタイム1:25)
赤岳山頂をバックにアリバイ写真。キャップここでもセンターGET。 ガチャピンみたいだ。

山頂手前の赤岳展望荘に向かう。

すぐに展望荘到着。ガチャピン(キャップ)早いな。

11:00 もうこんな時間なので早めのランチにする。展望荘からの展望はいい。
 
ぬるいカップラーメンを貪る二人。 隣のガチャピンキャップはどら焼きのみ。 ゆるキャラか?

さていよいよピークハント。風は猛烈に強い。

絶好のフォトジェニックポイントめっけ!
写:たつ

「ここが私のアナザースカイ 八ヶ岳です!」
写:マリヲ

Fujiのカメラはやっぱりレンズが明るくないから暗いな。
N河さん、今回登山終わってからカメラに凝りたいって言ってたから次はミラーレス一眼持っているかも。
写:N河さん

11:55 赤岳山頂(0:55 夏コースタイム0:45)

3時のヒロイン「あっは〜〜ん!」のつもり

制覇した感丸出しの陶酔ポーズのたつ

ここからの眺めはどう表現したら伝わるのか。センスのない言葉は使えない。

6月の八ヶ岳開山祭前夜祭にまたこの景色を見にくるぞ。

下りは文三郎尾根。
でもいきなり危険な崖下り。いつもの安全安心登山とは違う緊張感。
キックでアイゼンの前爪を差し込み、ピッケルで掛を作りながら30mくらいをクライムダウン。

垂直下降に近いためマリヲ緊張しまくってます。

ミックス地帯も気が抜けない。

なんとか全員無事にポイント通過。よかった。
でも滑落注意地帯はつづく。ここで滑落しても停止させる自信はない。

足幅くらいしかないルートを慎重に進む。
チェーンも雪で埋まってしまい命綱なし。

広くなって滑落の危険はなくなった。雄大な景色を楽しみながら下山する。

写真では全くわからないが、所々に氷壁があり、アイスクライミングを楽しんでいる人がいる。
危険なスポーツだな。仲間が必要だ。

林間に入り、雪と戯れる余裕が出来たマリヲ。
みんなで協力してマリヲに雪かけ。こういう時、団結力が高いな。

この後、先頭を歩いていたキャップが急に走り出してみんなを千切りにかかった。😱 
やはり今朝のキャップの辛そうな仕草は演技だったようだ。

峰不二子
「裏切りは女のアクセサリーよ」

サンジ
「女のウソは許すのが男だ」

だからキャップを許そう。

でもさ、こんときの女って


田中みな実クラスじゃね?


よし、今度は田中みな実と登山行けるように鍛えておこう。おんぶしちゃう。

なんて翻弄されっぱなしで下山完了!
お疲れさまでした。
アリバイ写真のセンターはまたもやキャップがゲット。譲らんなぁ笑


駐車場から八ヶ岳山荘まで車で下りて、J&Nで風呂とメシである。

風呂に先客がいたので待つ間、ナイスなサングラスでラブショット。
いまどきSnapchatの方がクオリティ高いけど。

前回は季節限定ビーフシチューやったけど、今回はシャフのこだわりポークカレー。
肉がとっても柔らかくてジューシー。
これとってもいいよオヌヌメ。

夕陽が3人のオッサンを照らすが哀愁ゼロ。

その後、茅野駅まで送ってもらって皆と別れ、特急あずさで新宿までひとっ飛び。
もうあずさしかイヤだ。
帰りの日本酒が最高に美味いんです。

多様なキャラが集まった冬の赤岳登山。
天気にも恵まれて楽しかったー。


次の山はとこだ!

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