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【登山】表銀座縦走〜1日目〜

2019年10月20日 | 登山
10月20日(日)

始発で松本駅から穂高駅へ
当初穂高駅で野宿しようと考えたけど、ここはそういうのを許容しない雰囲気。
田舎の小さな駅だ。瓦屋根いい感じ

人は少ない。前日の台風の影響で交通手段がないのも影響してると思うが、元々登山客の利用がメインっぽいと勝手に考える


数人の登山客しか降りてこない

駅の前はこんな感じのロータリー。
ここにタクシー会社のバス(中房温泉まで2700円)が来て燕岳登山口である中房温泉まで連れてってくれる。
バスが来たらすでに満席で、バス停に並んでいた10人くらいのうち3人くらいしか補助席に乗れない。囚人護送車のような雰囲気だし。笑
あとで増便が来るとのことやけどいつ来るのか不明。
そこで写真に写っているプリウスタクシーを捕まえて、並んでいる登山客に乗り合いしないかと募ったところ、おじさんとお姉さんの計3人が素早い挙手で同乗してくれたので、バスより快適で、早くて、車内の会話も楽しかったので、タクシー乗り合いをオススメする。

バスと同じ金額(4人×2700円)で支払いを済ませたら、同乗者3人から「声掛けてくれてありがとう」と感謝された。気分いいよね。

07:30 中房温泉登山口出発
少し霧雨が降ってたけどカッパは着なくても良さそう


う〜〜ん。おかしいな。晴れ男たつの力は弱まったのか。

北アルプス3大急登の一つらしいけど、しもものさんの話ではそれは整備される前の話らしい。それでも前半は急登が続くので心拍が上がる。

富士見ベンチからは富士山が見える。こんな天気でも一応見れるよ。
ここまで来るとカッパを脱ぐ人が多くなる。たつは雨で濡れるより汗で濡れるほうが嫌なので霧雨程度ならカッパ着ない。

順調に高度を稼いでいるとふと目の前が明るくなっていた。日差しだ。

いえ〜〜〜い!晴れてきた!

ここからは快適な登山道。清々しい

09:30 合戦小屋(2:00 コースタイム2:20)

すでにスイカの提供は終わっているけど、みんなここで和やかに休憩。
天気いいしおにぎりが美味い!

雲海が綺麗なのでザックの重さも気にならない。

やっと見えてきた燕山荘。空気がとにかく美味しい。

槍ヶ岳も見えてきたぞ〜〜〜〜

10:20 燕山荘(0:50 コースタイム1:30)

まだ早いのでテン場は空いている。
この燕山荘での夕焼けと朝日はとっても綺麗なのでオススメです。

三脚使って遠くを見つめる風の自撮り。44歳男がやるとアホである。
でもさ、目の前に広がる太陽に照らされた雲海がとっても気持ちいいから

遠くには富士山もこんにちは。おにぎりが美味い。またか!

燕岳山頂へは往復3〜40分はかかりそうなのでパス。今回の旅のメインは表銀座縦走だからね。

山荘の脇から大天井岳への縦走路、つまり表銀座の縦走路が始まるのだ。いよいよ。


夢にまで見ていない北アルプス表銀座縦走。槍ヶ岳を目指しながらの縦走はとても気持ちいい。右に槍ヶ岳、左に富士山を見ながらの豪華キャスト。銀ブラだ。

紅葉してたりしてなかったり終わってたりといろんな色合いが楽しめるこの時期

まだまだ雲海が広がっている。

この稜線をずっと歩いていくのだ。気持ちいいに決まっている。

前方に何か岩の塊が見えてきたけど、これが蛙岩かな?

こんな崖もあるから気を抜いてはダメ。滑落で多いのは危険箇所よりもなんでもない縦走路らしいから不注意は禁物。

縦走も長く続くと景色に慣れてくるけど、たまに先を見ると表銀座の景観に清々しくなる。

縦走といっても結構アップダウンがあるのと、やはりテン泊の荷物は重いので登山のお供、無印良品の「バナナバウム」を胃袋に詰め込む。
最高に美味いのだ。登山の疲れを癒すのは好物やよね。

大天井岳が見えてきた。それにしても人に会わない。。銀座なのに。

こういう危険箇所をソロで渡るには基本の三点支持を意識する。

崩れてるところはちゃんと整備されているから助かるね。


大天井岳近くまで来たら三叉路がある。どっちが今夜のテン泊地である大天荘なのかな?

標識の下には親切に大天荘の矢印。助かるね。

13:00 大天荘(2:40 コースタイム3:40)

テン泊の受付を済ませる。売店の品数は少ないけど十分な品揃えだ。

すぐにでも食べたいスイーツが置いてあったけど、ケチなので我慢。

テン場はまだ空いていたので選び放題。この槍ヶ岳の眺望が素敵なここに決めた。
歩くのが早いとこういう特典があるのでラッキーである。

風が強くて少し時間かかったけど無事テント設営できた。綺麗に槍ヶ岳が望めるこの場所気に入った。

腹ごしらえが終わったら早速ここから10分の大天井岳へ足を進める。
さらに青空の色合いが鮮やかになったので雲海が映える。

大天井岳の頂上では5〜6人しか居ない。空いてる頂上っていいよね。
カップルつかまえて槍ヶ岳を眺めながらの写真を撮ってもらった。なかなか気に入った。

いい眺めだ

頂上でしばらく過ごしたので、テントに戻って黒ラベルを浴びる。
寝不足と疲れと空気薄いのが重なってか、飲み終わる前に爆睡。。。

起きたら近くにテントが増えていた。MSRのテントってすごく増えてきて、どのテン場でもよく見る。確かにカッコいいけど白いので綺麗に張らないとヨレヨレの白ブリーフみたいでカッコ悪いから気をつけて。



夕方になるとやっとテントが増えてきた。でもたったこれだけ。
青いモンベルのテントも多い。テン場で多いのはMSRとモンベルやな。

今日はたくさん汗をかいたので売店でカップラーメン400円を購入。
食堂で食べさせてくれるかと思ったらテン泊の人は敷居を跨ぐのも拒否だそうだ。
空いてる時くらい大目にみてよって思ったけど、テントの中で食べるジャンクフードも楽しいし美味い。

日が暮れると一気に冷え込む。風もあるのでテントの中でお湯を沸かす。
お湯沸かすだけやから心配ないかもしれんけど、密閉空間にはしてない。
しかしテントの中でお湯を沸かすのはリスクが多い。ジェットボイルを買おうと決意した。

買ったばかりのシュラフは大活躍。テントの中で過ごす時はずっと入っていて、ストレッチの効くモンベルのダウンハガーはアグラをかけるので快適だ。

本を忘れたのですることなく19時には就寝zzz
で、めっちゃ寝たな〜〜って目が覚めたら22時過ぎ
これ、登山泊のあるあるやよね。そして目が覚めてもすることないのでじっと二度寝の眠気が来るのを待つんやけど考え事をすると眠れない。他人のイビキや歯ぎしりのオーケストラもある。

でもテン泊のいいところはこんな時でも好きなように過ごせることがいい。
登山地図を眺めながら、明日のプランや、裏銀座のプランとかを考えて過ごしてたら眠気が帰ってきた。3時間くらいかかったけど。笑」
風が強かったので#1のダウンハガーでも少し寒いと思った時もあったけど、快適に眠れた。
さて、明日は槍ヶ岳への東鎌尾根だ。

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