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最近京都近傍の山でMTB山遊びに没頭中

【登山】丹沢山〜なめんなよ〜

2020年08月02日 | 登山
8月2日(日)

前から気になってた神奈川の百名山「丹沢山」に登ってきた。
標高1500mくらいやし、初心者にも人気の山だからとおにぎり2つだけ買って、下山したら何か名物食べようとハイキング気分で向かった。

はじめに言います。



なめてました。
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。
かなり疲れましたよ。膝ガクガクやったし登り途中で大腿四頭筋がピクピクしたよ実際。


朝イチ、小田急のロマンスカー「ふじさん1号」にて秦野(はだの)に向かう。
車内がとっても臭い。汗が何年も積み重なった感じ。もう乗りたくない。


秦野駅に到着すると既にバス停には長蛇の列




一番後ろに並ぶ。アタリマエダ
この人数があの先の一台のバスに乗れるのか?・・・

乗れるわけない

結局、次のバス(40分後)を待つか、45分立ちっぱなし+すし詰めになるかをチョイスすることになり。たつはすし詰めバスの最後の一人としてドア際で押しつぶされながら45分耐えた。


08:30 ヤビツ峠到着。みんなは知らんけど、たつはバス疲れ。


バス停で待ち構えてる売店。ここに下山してきたらありがたい存在やろね。さてスタート。


アスファルト道路を下ってここからようやく登山道に入る


いきなり階段上りで汗が噴き出す


09:25 二ノ塔(嵐の二宮ではないぞ)


朝からガスってて湿気が凄いけど少しだけ晴れて景色を見せてくれた


ここから立派な木道が延々と続く。さすが関東からの登山客を飲み込む丹沢だ。


09:40  三ノ塔
沢山の人が休憩できる感じやけど眺望ゼロ


奥に見えた休憩所を覗いてみる。
本当に休憩するだけの施設だ。


10 :00 鳥尾山荘
ひっそりとしてて人が居ないかも?


ヤビツ峠からのコースの特徴はこのチェーン区間。
木道で至れり尽くせりかと思いきや、急に難易度上げてくる。


下から見上げてみた。
このチェーン、ポールから生えているのわかる?
ここのは良かったけど、他の区間ではこのポールがグラグラなのがあって危険極まりない。


先週の中央アルプス縦走もそうやったから薄々気にしてたけど
オレって雲男?


10 :40 新大日
汗が噴出が止まらない。試しにTシャツを少し絞ってみたら容易に汗がポタポタと滴る。
ナトリウム不足からか左脚がピクピクと痙攣し始めている。
水分も塩分補給タブレットも摂取してるけどダメみたい。


この小屋、既に廃屋となっているようだ。 冷えたポカリとか飲みたかったのに。


アップダウンが多くて体力が削られる。
眺望ゼロの縦走路はモチベーションもあげられず。あの遠かった空木岳を思い出す。
脚のピクピクは治まってきたけど疲労感がすんごい。
途中のこの木の又小屋で休もうかと思ったけど人が居ないので諦める。


11:10 塔の岳(2:40 コースタイム4:30)


雲がすんごい。眺望どころか広場も霞んでるわ。
なんかここがみんなの目的地っぽい雰囲気。丹沢山はまだ先やのに。


二階建てガラス張りの山荘。すげ〜なホント。
積雪量が少ないんやろね。


手作り感がいいね。秘密基地みたい


塩分補給でカップヌードル。パワーチャージでコーラを購入。


実は丹沢なめてました。ほんっとに反省。
昼には下山できると思って、おにぎり2個しか持ってこなかった。
結果、塩分不足、エネルギー不足で足どりが激落ち。貪るようにカップヌードルを食べた。久しぶりにこんなに美味しく感じた。いつものバナナバウム持ってこれば良かった。


こんな視界なので食べたら直ぐに行動だ。
というか何も持ってきてないので食べるものがないだけ。


11:40 ここから丹沢山は往復2:40かかる。
ここからの下山が3:10 あるからコースタイム通りだと17:30下山となるから行くかどうか迷ったけど、バスもあるし行くことにした。


頑張って行ったところで眺望ないんやけど、せめて百名山のピークだけでも見ておきたい。
しかしコーラの効き目が凄い。だいぶ脚が回復したぞ。


ごくたまにガスが晴れて見える景色がありがたい。


12:25 丹沢山(0:45 コースタイム1:20)
1567mという低山なのに疲れた〜〜。
昨日買ったパタゴニアのバギーズパンツはインナーメッシュ付きなので今日はノーパン。こんなに涼しいなら夏はこれでキマリです。


頂上に着くと晴れてきた。また日焼けするな。




山頂にある「みやま山荘」は閑古鳥。
この山頂広場にも登山客は10 人くらい。やっぱりみんな塔ノ岳で終わりなんかなあ。



アリバイ写真撮ったんで、とっとと塔ノ岳に戻る。この昼モヤ?のなか妙に雰囲気のある雰囲気だったから撮ってみた。朽ちた木。


道を横切ったガマガエル(ニホンヒキガエル)。小さい時図鑑で見たときはクソガエルってよんでたな。


13:10 塔ノ岳に戻ってきた(0:45 コースタイム1:20)
ここで少し休憩。脚がもうクッタクタ


下山はバスの便数が多い大倉に向かう大倉コースへ。
ここは登山者が多いから木道にも気合が入っている


ちょっと賑わっている花立山荘では


登りでも会った登山犬に再会した。
荷物持っていないとはいえ、全身毛皮だし汗かいて体温下げられないのに凄いと思う。
犬スゴイ!かわいい!


だんだん晴れてきて景色も見えるようになってきた。
下のカップルと景色がいい感じ。


ヤマユリがそこら中に顔を出していた。


登山道が広くなってくるとこんな感じ。めちゃくちゃ疲れる。
砂利が浮いていたり石で滑るし、段差が微妙に大きくて脚に効く。
ストック持ってこなかったのを激しく後悔。


ここからは山小屋ラッシュ。休業っぽくみえる


見晴茶屋ってあるけど、入りにくいからか利用者は少ないようだ。


途中分岐の看板に「大観峰」と書いてある方を選択。地図には載っていない山小屋もあるみたい。
結構下りてきて標高も低いはずやのに大観峰ある?と思ったけどここまで景色もあんまりだったから、大観峰前に美味しいコーヒーでも頂けるかもと淡い期待で向かった。

レッツゴー山奥のスターバックス!

てくてく

・・・・



廃屋やろコレ


この建物の前にあった「大観峰」の看板


う〜〜ん。。。
置いてあった丸太の上に乗り手を伸ばしてようやく景色が見える程度。


期待があっただけにガックリしてその場を立ち去ろうとしたところ、廃屋の中に人影を感じてビビる。

無造作に干してある布団の向こうに並べられたコーヒーカップ。

もしかしてコーヒー提供してるとか?

廃屋スターバックス営業中? 飲みたないわ!


もう山小屋必要ないくらい下りてきたけど、あった。
さっきの廃屋スタバといい、この小屋といい、なんか怖くなってきた。


大倉コースの登山道入口まで下りてきた。
この心得が全くなかったです。標高差と高温が効いたな。


15:15大倉バス乗り場(全6:45 全コースタイム10:20)YAMAP



帰りは都内の焼肉ライクに寄って補給。


グラスビール280円を注文したら、以前よりずいぶん縮んだ印象だ。
手のひらサイズ。写真とずいぶん違うんやけどなあ・・
まあ焼肉は大満足したからいいか。大盛りライスも流れるように胃袋に収まった。


低山だからといってなめてかかったのを反省した。
食料とストックはしっかり持って行こう。
お盆の山はどこ行こう?

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