谷汲山に行ってきた。
なんでも54年ぶりに御本尊御開帳とのうわさを聞いたからだ。
谷汲山華厳寺は西国三十三番札所というらしい。それなりに由緒あるお寺と聞いている。そのお寺の御本尊が2週間という期限付きで御開帳し顔を拝めるとのこと。なんで54年も人の目から遠ざけているのかは知らないけど、身近なお寺さんのイベントなので行ってみた。
がしかし!門をくぐってスグに行列に遭遇
行列のできる御開帳だった
長い参道を行列に入りおとなしく進んで、やっとの思いで上に着いた。
この行列は門の手前まで続いている。すさまじい人気だ。
観光バスがたくさん来ていて白装束に身を包んだ人たちが目立っていた。
なんか良くわからないけど真中のロウソク左に写っている黒い仏像が御本尊らしい。で、右端に写っている派手な紐は御本尊の手に繋がっているらしく、触ると御本尊の手と繋がることになるらしい
紐情報は帰ってから祖母ちゃんに聞いた。それでみんな触りたがってたのか・・・結局触ったのは私だけ
それも私の後ろのお年寄りが「だれか紐こっちにやってくれへんかな~」って嘆くもんやから、渡してあげただけ
その時に触った
もうスゴイ混んでて皆次は二度とその面を拝めない(次回御開帳は54年後?)とあってか押しまくり。私は賽銭箱の前でチビ達が押しつぶされないように必死にボディガードしていた
こんなとき周りの人達は仏様の前だというのに、見たいという欲を抑えきれずにナリフリかまっていないのが残念
そんなこと思いながらチビやママの周りに圧力が掛からないよう腕を広げてガード。不思議だ・・・
力入れるとまだ痛かったはずなのに、こんなときは痛みを感じずパワーがみなぎる
婆さんの激しい”押し”を左腕一本で止め、さらには腕を広げながら押し返した
肩外れる気がしねえ
これも御開帳パワーか?
その後、裏の仏さん(体の悪いところに札貼って治るのを祈る)とこにいって左肩にしっかりと札貼ってきました
完治&二度と脱臼しないよう想いを込めて
帰りはいつものとおり、チビ達のおねだりタイム。
先ほどの無理が効いてたらしく徐々に左肩後ろの筋が痛みはじめ、おねだりを拒否する気力が落ちていた。そこにチビ達の笑顔と家族の安全を守った満足感が重なりコウタはたこ焼き、お姉ちゃんは眉毛有りのプーさん飴をゲット
この不景気は粛々としなければトラブルの元になるってのに、贅沢しちまった
こんなのがあれば100%エンジョイするのがうちのチビ達の掟
そうだ!それぐらい顔を出せば面白いんだ!
横でゲラゲラ笑い転げるお姉ちゃん
自分は恥ずかしがって顔を前に出さなかった
次の御開帳はお前たち覚えているかな?
おまけ。
鳥居くぐったとこにあった、即席の店舗。
幟を見て分かるとおり、
ファミリーマート(コンビニ)なのだ
日本全国にあるコンビニの中でもクルマのガレージに棚持ち込んで貧相な品揃えで営業しているこのコンビニは超珍しいのでは?
私は思わずスクープ貰った!!って思いで撮影していた