☆シェラの変化に一喜一憂
シェラの悪性腫瘍のための薬を変えて一週間、顕著な変化が認められる。ひとつは、呼吸が楽になっているのではないかと思われることだ。
しかし、楽観はできない。薬を変えてからの週の半ば、寝ているシェラのイビキが激しくなった。もうオヤジそのものの往復イビキである。ところが、金曜日あたりから急に静かになった。起きているときの呼吸も楽そうで、ぼくたちもついウキウキしてしまった。腫瘍が気道を圧迫していないということだろう。
そのままでいてくれたら少しは安心できたのだが……。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/7e/71bfd2b8aeb7431d2bb3a498b82e419e.jpg)
土曜日、ルイの様子を見せるために病院へ出かけた。ついでにシェラも診てもらった。触診をした先生から、「角ばった感じがなくなりましたね」といわれ、思わずにんまりする。ぼくたちも触った感じで腫瘍の肥大化が止まり、むしろ、縮小しているのではないかと思っていたので先生の言葉は心強かった。
「呼吸も楽になったようです」
そんな報告ができるのもうれしい。
むろん、腫瘍が完治できる性格のものでないのはわかっているが、何らかの変化が生じてシェラの負担が軽減できればそれに越したことはない。年が明ければ17歳、たとえ寿命が近づいていたとしても一日でも長く一緒に暮らしたい。
寝そべっているシェラに腹這いになってにじり寄り、顔を近づけて、「シェラ、おまえがいちばん好きだよ。だから長生きしような」とささやいてから、シェラは耳が遠くなっていたことに気づいた。
それでも、ぼくの顔をペロリと舐めてくれる。声なんか聞こえなくても気持ちはちゃんと通じるものだ。長いつきあいの中でわかりすぎるほどわかっている。
昨日、散歩をかねて出かけたとき、クルマの中で再び呼吸が荒くなった。正確にはやや荒いといったところだろうか。もしかしたら、犬ならば、さらにいえば、高齢の犬ならば正常であっても呼吸が少々荒くなるのは当たり前かもしれない。たまたまシェラが悪性腫瘍を抱えているのでわれわれがナーバスになってしまっているだけなのではないだろうか。
そう思いながらも晴れかけた気持ちが少し曇った
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/bf/0d19a3dea6871a2f766a751a6648bb1c.jpg)
☆日曜朝のルイはまたしてもしょんぼりと
土曜日の朝、病院で痛み止めを注射したもらったルイは、家に戻るとすっかり元気を取り戻し、こちらがヒヤヒヤするくらいの暴れ者に戻っていた。ケージの中で立ち上がり、ピョンピョンと跳ねるのでぼくも家人も抑えるのに必死になった。
跳ねなければ、ケージの中で粗相をしても許してしまうほどだった。それでも、ルイはトイレから外してオシッコをしてしまうと、きれいなトイレの上に避難して申し訳なさそうな顔でいる。
日曜日、朝起きるとまた土曜日のように暗い目でじっとしている。どうやら土曜日の夜中に痛み止めが切れてしまったらしく、朝までおとなしく寝ていた。
前日の病院からの指示で再びルイを連れて様子を見せに出かけた。再び注射をしてもらい、飲み薬も2日分もらった。「(薬が切れて)まだ痛みがあるようなら連れてきてください」とのこと。さて、どうなることやら……?
院長によると、「もしかしたら、頚椎を痛めているかもしれない」という。レントゲンを撮るには無理な姿勢をさせるので痛みがあるときには避けて、少しよくなってから改めてやりましょうということだった。
ルイについてもシェラ同様、一喜一憂の日々である。
月曜日の今日、ぼくはシェラとルイで心煩い、やっぱり疲れが出たようだ。救いは、シェラもルイも食欲が旺盛なことである。食欲は元気のバロメーターだろうからなんともありがたい。
疲れたと愚痴をこぼしているが、ぼくの食欲も落ちていない。ま、一応、元気なのだが、今日、手許に届いた身体検査(会社の集団検診)の結果に気持ちが沈む。「コレステロール(悪玉)が高値を示し、動脈硬化を促進する可能性がある」ので再精検を受けることになった。これにはただひたすらの憂いしかない。
シェラとルイに続いてぼくもまた医者の世話になるような気配である。
シェラの悪性腫瘍のための薬を変えて一週間、顕著な変化が認められる。ひとつは、呼吸が楽になっているのではないかと思われることだ。
しかし、楽観はできない。薬を変えてからの週の半ば、寝ているシェラのイビキが激しくなった。もうオヤジそのものの往復イビキである。ところが、金曜日あたりから急に静かになった。起きているときの呼吸も楽そうで、ぼくたちもついウキウキしてしまった。腫瘍が気道を圧迫していないということだろう。
そのままでいてくれたら少しは安心できたのだが……。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/7e/71bfd2b8aeb7431d2bb3a498b82e419e.jpg)
土曜日、ルイの様子を見せるために病院へ出かけた。ついでにシェラも診てもらった。触診をした先生から、「角ばった感じがなくなりましたね」といわれ、思わずにんまりする。ぼくたちも触った感じで腫瘍の肥大化が止まり、むしろ、縮小しているのではないかと思っていたので先生の言葉は心強かった。
「呼吸も楽になったようです」
そんな報告ができるのもうれしい。
むろん、腫瘍が完治できる性格のものでないのはわかっているが、何らかの変化が生じてシェラの負担が軽減できればそれに越したことはない。年が明ければ17歳、たとえ寿命が近づいていたとしても一日でも長く一緒に暮らしたい。
寝そべっているシェラに腹這いになってにじり寄り、顔を近づけて、「シェラ、おまえがいちばん好きだよ。だから長生きしような」とささやいてから、シェラは耳が遠くなっていたことに気づいた。
それでも、ぼくの顔をペロリと舐めてくれる。声なんか聞こえなくても気持ちはちゃんと通じるものだ。長いつきあいの中でわかりすぎるほどわかっている。
昨日、散歩をかねて出かけたとき、クルマの中で再び呼吸が荒くなった。正確にはやや荒いといったところだろうか。もしかしたら、犬ならば、さらにいえば、高齢の犬ならば正常であっても呼吸が少々荒くなるのは当たり前かもしれない。たまたまシェラが悪性腫瘍を抱えているのでわれわれがナーバスになってしまっているだけなのではないだろうか。
そう思いながらも晴れかけた気持ちが少し曇った
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/bf/0d19a3dea6871a2f766a751a6648bb1c.jpg)
☆日曜朝のルイはまたしてもしょんぼりと
土曜日の朝、病院で痛み止めを注射したもらったルイは、家に戻るとすっかり元気を取り戻し、こちらがヒヤヒヤするくらいの暴れ者に戻っていた。ケージの中で立ち上がり、ピョンピョンと跳ねるのでぼくも家人も抑えるのに必死になった。
跳ねなければ、ケージの中で粗相をしても許してしまうほどだった。それでも、ルイはトイレから外してオシッコをしてしまうと、きれいなトイレの上に避難して申し訳なさそうな顔でいる。
日曜日、朝起きるとまた土曜日のように暗い目でじっとしている。どうやら土曜日の夜中に痛み止めが切れてしまったらしく、朝までおとなしく寝ていた。
前日の病院からの指示で再びルイを連れて様子を見せに出かけた。再び注射をしてもらい、飲み薬も2日分もらった。「(薬が切れて)まだ痛みがあるようなら連れてきてください」とのこと。さて、どうなることやら……?
院長によると、「もしかしたら、頚椎を痛めているかもしれない」という。レントゲンを撮るには無理な姿勢をさせるので痛みがあるときには避けて、少しよくなってから改めてやりましょうということだった。
ルイについてもシェラ同様、一喜一憂の日々である。
月曜日の今日、ぼくはシェラとルイで心煩い、やっぱり疲れが出たようだ。救いは、シェラもルイも食欲が旺盛なことである。食欲は元気のバロメーターだろうからなんともありがたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/83/311785ef028bedb25d0da21c4358d7e0.jpg)
シェラとルイに続いてぼくもまた医者の世話になるような気配である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます