☆シェラよ、ルイを気遣っているのか?
もうすっかり元気を取り戻したルイだが、ルイが身体のどこかを痛めてしょんぼりしているさなかのシェラの行動が、ぼくはいまさらながら気になってならない。いつもルイが入っているケージの横を通り過ぎることはあっても、すぐ近くでまったりしたり、寝たりなどしなかったシェラが、まるで傷ついた(?)ルイを守るかのように寄り添っていたからだ(写真=右)。
「なんでここにシェラがいるんだ?」と訝しげに見ながら、「まさかルイを守るためっていうことはないだろう」と、やっぱり思わずつぶやいていた。それは単なる偶然だろうと……。
もし、体調に異常がなければ、シェラがケージの横にいるだけで、ルイはシェラと遊びたいからだろうが大騒ぎをする。シェラはそれを知っているからケージに近づかない。
何か気になることがあれば、ときどき目をやりはするが、たいていは知らん顔をしている。ルイの食器をのぞきにたまに近づいても、あとは一定の距離をおいている。
ルイのケージの近くへいって寝ているシェラが、もし、ルイの不調をわかった上での行動だったとすると、一体、どうやってそれを知ったのだろうか。まさか、ルイと会話をしているとは思えない。犬というより動物全般が備えている、われわれ人間からみると不思議な能力ということになる。
犬たちの行動を過大評価するつもりはないが、過小評価するのも問題である。人間が思っているよりもはるかに高い能力や思考を犬たちが備えているとぼくは信じている。
生まれてたかだかまだ5か月に満たないルイですら、朝、ぼくが出かけるとき、それを察知してケージの中で大騒ぎをする。このところ、ぼくはいつもリビングのほうから聞こえてくるルイの悲しく、寂しげな声を背に玄関を出ているくらいだ。
☆ルイの復活は早すぎたかな?
ルイが上半身のどこかに痛みがあって(どうも胸の辺りをケージの縁にぶつけたのではないかとぼくはにらんでいる)しょんぼりしていた何日間かは、シェラにとってのんびりできた日々であった。散歩に出かけてもルイは跳びつかなかったし、マンションの部屋とエントランスの外までの往復に使うクレート(箱)に入れてもシェラの上に乗ったり、ちょっかいをかけたりせず、おとなしくシェラの脇にうずくまって運ばれていた。
散歩のときにルイを気遣うようなシェラの素振りを見ることはできなかったが、もし、ほかの犬が近寄ってきたらいつも以上に警戒したのではないだろうか。衰えた自分の身体のことも考えずに反応しようとするだろう。それを予測してぼくはかなり用心して散歩をさせた。
過剰な行動が、いまのシェラには大変な負担になるだろう。場合によっては命取りにもなりかねない。一度、ぼくの目の前で倒れ、意識をなくしている。あれからまだふた月と経っていないはずだ。
復活したルイは以前以上と思えるほど元気になった。上の写真のようにすっかりお調子もののわんこに逆戻りである。ケージの中では懲りもせずに飛び跳ねている。いままでおとなしくしていた分がツケになってやってきたくらい激しいパワーなので、また痛めてはいかんと思い、はじめてケージに蓋をしたら頭をしたたかにぶつけてしまった。よほどショックだったのか、しばらくふてくされて寝ていた。
ルイが復活してホッとしたのは飼主のわれわれだけで、シェラにとってはもうしばらく(理想はこのままずっと)静かにしていてほしかったと思っているかもしれない。
もうすっかり元気を取り戻したルイだが、ルイが身体のどこかを痛めてしょんぼりしているさなかのシェラの行動が、ぼくはいまさらながら気になってならない。いつもルイが入っているケージの横を通り過ぎることはあっても、すぐ近くでまったりしたり、寝たりなどしなかったシェラが、まるで傷ついた(?)ルイを守るかのように寄り添っていたからだ(写真=右)。
「なんでここにシェラがいるんだ?」と訝しげに見ながら、「まさかルイを守るためっていうことはないだろう」と、やっぱり思わずつぶやいていた。それは単なる偶然だろうと……。
もし、体調に異常がなければ、シェラがケージの横にいるだけで、ルイはシェラと遊びたいからだろうが大騒ぎをする。シェラはそれを知っているからケージに近づかない。
何か気になることがあれば、ときどき目をやりはするが、たいていは知らん顔をしている。ルイの食器をのぞきにたまに近づいても、あとは一定の距離をおいている。
ルイのケージの近くへいって寝ているシェラが、もし、ルイの不調をわかった上での行動だったとすると、一体、どうやってそれを知ったのだろうか。まさか、ルイと会話をしているとは思えない。犬というより動物全般が備えている、われわれ人間からみると不思議な能力ということになる。
犬たちの行動を過大評価するつもりはないが、過小評価するのも問題である。人間が思っているよりもはるかに高い能力や思考を犬たちが備えているとぼくは信じている。
生まれてたかだかまだ5か月に満たないルイですら、朝、ぼくが出かけるとき、それを察知してケージの中で大騒ぎをする。このところ、ぼくはいつもリビングのほうから聞こえてくるルイの悲しく、寂しげな声を背に玄関を出ているくらいだ。
☆ルイの復活は早すぎたかな?
ルイが上半身のどこかに痛みがあって(どうも胸の辺りをケージの縁にぶつけたのではないかとぼくはにらんでいる)しょんぼりしていた何日間かは、シェラにとってのんびりできた日々であった。散歩に出かけてもルイは跳びつかなかったし、マンションの部屋とエントランスの外までの往復に使うクレート(箱)に入れてもシェラの上に乗ったり、ちょっかいをかけたりせず、おとなしくシェラの脇にうずくまって運ばれていた。
散歩のときにルイを気遣うようなシェラの素振りを見ることはできなかったが、もし、ほかの犬が近寄ってきたらいつも以上に警戒したのではないだろうか。衰えた自分の身体のことも考えずに反応しようとするだろう。それを予測してぼくはかなり用心して散歩をさせた。
過剰な行動が、いまのシェラには大変な負担になるだろう。場合によっては命取りにもなりかねない。一度、ぼくの目の前で倒れ、意識をなくしている。あれからまだふた月と経っていないはずだ。
復活したルイは以前以上と思えるほど元気になった。上の写真のようにすっかりお調子もののわんこに逆戻りである。ケージの中では懲りもせずに飛び跳ねている。いままでおとなしくしていた分がツケになってやってきたくらい激しいパワーなので、また痛めてはいかんと思い、はじめてケージに蓋をしたら頭をしたたかにぶつけてしまった。よほどショックだったのか、しばらくふてくされて寝ていた。
ルイが復活してホッとしたのは飼主のわれわれだけで、シェラにとってはもうしばらく(理想はこのままずっと)静かにしていてほしかったと思っているかもしれない。
そうですね。今度実家に帰ったときに行くことにします。亡くなったところを見ていないので、行ってしまえば亡くなったことを受け入れなければいけない、でもまだ受け入れたくないという思いで、避けていました。でもそろそろ、けじめをつけにゃと思ってます。
過去のブログを拝見していて、ルイちゃんをむかえたときにシェラちゃんが寂しそうな顔をしたという記事を読んで私も同じような経験をしました。
めいちゃんを迎えた時の、柴犬のななちゃんがそうでした。めいちゃんが来てから、体調を崩し一気におばあちゃん犬のようになりました。
めいちゃんの境遇を思うあまり私の気持ちがめいちゃんに片むていたからだと思います。
ななちゃんがめいちゃんを怒ると私はめいちゃんをかばい、ななちゃんを怒ってしまってました。多頭飼いの場合は、先住犬を大事にしないといけないと知っていたのですが、どうしてもめいちゃんの境遇を思いそうさせてしまってました。
それまでは、シェラちゃんとおなじように3匹の猫に囲まれお嬢様のように愛情を独り占めしてたから。それに近所の人からもななちゃんななちゃんとかわいがられてました。
それが、めいちゃんが来て一変したのですから。。。
今から思うとななちゃんにもつらい思いをさせてしまいました。
初めて実家に連れて帰った時、冗談で「もう山の子になってね。」と言ったことがあります。それからは、実家に帰る車の中では、一睡もせず、横にもならずずっと私の横で車の外の景色を見てます。実家に帰っても、私の傍を離れず、野山を自由に走れるようにと連れて帰っているのに、私が一緒に行かないと走りません。帰る準備を始めて荷物を積み始めると、車に乗りどんなことをしてもおりません。ある時なんかは、車の中で一晩過ごしたほどです。また実家から帰りの車の中でも同じように外の景色を確認し、家の近くの高速のインターを降りた頃にやっと車の中で座ります。4時間以上はずっとこの調子です。小さい頃に冗談で言った一言がずっと残ってるので、このような行動になるんだと思います。
ホントに動物は私たち人間が思ってる以上に感情豊かで傷つきやすい生き物だと感じてます。
ブログに書かれている内容が自分のことのように響いてきます。シェラちゃんが苦しむことがなく穏やかな晩年になりますよう、ルイちゃんがまたどこか痛くなりませんようお祈りしてます。
2009年にブログを3カ月?ほど書いてたことがあります。そこにめいちゃんの写真も載せてます。お時間のある時に、のぞいてみてください。かわいいめいちゃんがいます。つたない文章と写真でお恥ずかしいのですが、書いていてよかったと思います。良い思い出です。
http://ameblo.jp/nyarotonakamatati/
めいちゃん、ななちゃん、クマちゃん、そしてにゃんこのにゃろくんたちの写真を見たいなぁって、ずっと思っていました。でも、にゃろななりん&Mさんにそれをお願いするのはとっても残酷なことだろうと思い、我慢していました。
でも、「猫3匹と犬2匹と人間ひとりの暮らし」ブログでみんなに会えました。可愛い子たちばかりです。会えてよかった。めいちゃん、思っていたとおりの子でした。美形のコーギーです。クマちゃん、なかなか気の好い黒ラブですね。ぼくは黒ラブが大好きで、若いときだったら絶対に飼いたかった犬種です。めいちゃんがクマちゃんを子分みたいにしていたのを考えながら写真を見て、ぼくも「クマちゃん、ありがとうね」と語りかけました。
にゃろななりん&Mさん、あるいはもっちゃんさんかな、せっかく可愛いブログがあるのですから、続けたらいいのにと思います。写真をアップするだけでもいい思い出になります。ときには、めいちゃんへの悲しみも書いてしまえばいいじゃありませんか。
ぼくもブログでむぎへの悲しみをさんざん吐き出してきました。吐き出すことで少しは悲しみを稀薄にすることができます。
泣くほど悲しければ、涙が枯れ果てるほど泣けばいい。悲しみも辛さも吐き出してしまえば少しは楽になる。ぼくはそうやってむぎへの悲しさを絞り出してきました。
>シェラちゃんが苦しむことがなく穏やかな晩年になりますよう、ルイちゃんがまたどこか痛くなりませんようお祈りしてます。
このメッセージ、ほんとうにありがとうございます。シェラの晩年が穏やかになるよう、心がけていきます。お互いにしっかりわんこたちを育てていきましょうね。
もし、ブログを再開されたら、ぼくはすぐに読者の申請をしますから承認してくださいね。
今回のコメントで、めいちゃんがどれだけにゃろななりん&Mさんに感謝していたかがよくわかりました。
ブログでななちゃんのことをもっと知ることができるのを信じてます。
自分で読んでもすごく懐かしいとともに、このころは幸せだったなあと思います。
ブログ再開しようかと思いつつ日々の忙しさに翻弄され再開できずにいました。
実は私仕事を9日で退職しました。12月末までは在籍しているのですが、有休消化中です。
1月からは4年前からやりたかった仕事をします。
心機一転、ということで長かった髪をバッサリショートにしました。(古いかな。この考え)
なので少しづつ再開していこうかな?と考えてます。
昨日今日Hiroさんの過去ブログを読みました。むぎちゃんが亡くなった後の記事は涙なくは読めませんでした。男性だから、人前で思いっきり泣くこともできないから気持ちの処理が大変だったと思います。
私もめいちゃんでは何回も泣きました。
1回目は実家に預けて帰る時、さあ帰ろうとなって車に乗ろうとしていたとき、父がめいちゃんを抱っこしていたので振りかえるとめいちゃんが悲しそう顔をして横を向いたんです。その顔がかわいそうで「やっぱり連れて帰る。」と父から引き戻そうとしたのですが、「だめや。本人も分かって覚悟してるんや。2匹も1人では無理や、猫もいるんやし。」とたしなめられ、仕方なく実家に預けました。大泣きしながら車を運転して帰りました。一緒に車の中にいたななちゃんは不思議だったと思います。
その後、結局2週間後に迎えに行ってまたわが家の仲間になりました。
実家の家の前は、山道で1本しかないので大きなバスやトラックがたくさん通行します。そんな中でもメイちゃんは車の怖さを知らないので、道の真ん中で寝てしまうのです。ある時は家の前の道を一人で歩いて500mほど行った道の真ん中で寝ており、近所のおじさんに連れてきてもらったりしたこともあるようです。
それで危険だからとリードにつないでおくようにすると元気がなくなり食事を食べなくなったと聞き、心配で迎えに行きました。
でも私の顔を見てもあまり喜んでくれなかったです。
怒ってたのかな?
帰りの車の中では、車から見える景色が大好きなめいちゃんなので、嬉々とした顔で外を見てました。
やっと車の窓から外の景色が見える体高で、車から見る流れる景色を堪能してました。
その姿がとってもかわいかったです。
11月にわが家に戻ってからは排せつも1日1回の散歩のときだけになりました。失敗することもなくなりました。散歩とおやつが大好きになりました。
それから1年半わが家にいて、今年の4月両親とともに実家に帰りました。夏の間は、山の畑で仕事をするので野山を自由に走らせてやろうと思って預けてました。冬になって山の畑ができない頃になると、わが家に引き取ることを毎年続けていこうと思ってました。
でもそれでも4月につれて帰られた後、メイちゃんたちのいない部屋で一人またしても号泣しました。車で後を追いかけようかと思いました。
でもめいちゃんは父の車の後部座席の後ろに乗せられても、泣くことも逃げ出すこともせず、いつものように寝てました。今までの人生でいろいろな経験をしてあきらめていたのでしょうか?
Hiroさんのブログは共感することが多く、どうしてもコメントが長くなってしまいます。
ご容赦ください。
少しずつブログに書いていくことにします。
猫、犬の信じられないような話がたくさんあります。
なんたって一時期は5匹いましたから。。。
そんなことを少しずつブログに書いていけたらと思います。
そうですか、めいちゃんは道の真ん中で寝てしまったのですか。それは至福の場所を見つけたからですよ。人間だってそうじゃありませんか。嫌いな場所だったら寝ちゃったりしません。ご実家の環境がめいちゃんにとってどれだけ心休まる場所だったかよくわかりました。
短い時間だったけど、素晴らしい環境で過ごせてほんとうに幸せだったと思います。都会で生活している犬は、リードをつけて散歩していてもクルマに轢かれて死んでしまうことがあります。ぼくがニューヨークで出逢った犬は、マンハッタンの目抜き通りを恐怖に引きつりながら歩いていました。あの子だって豊かな自然の中に連れていったらきっとのんびり生きることができたはずです。マンハッタン暮らしがどれだけストレスになっていたか。
さて、もっちゃんさんのブログの再開、おめでとうございます。さっそくコメントを入れさせていただきました。リンクも張らせてくださいね。
昨日から恐怖の忘年会シーズンに突入です。今日はオフでしたが、来週いっぱい、ウィークデイはほぼ連日忘年会で埋まりました。今年はどうかしています。なかなかブログにも出られないかもしれませんが、再来週からは楽になります。
おつきあいのほどよろしくお願いいたします。