3月5日(木曜日) 雨のち曇り
風呂から上がり台所へ行くと、女帝様が「これで、どう?」と、鍋の蓋(ふた)を剥(は)ぐって、鍋の中を見せました。
鍋の中を見ると、野菜が沢山入った美味しそうな、味噌汁が出来ていました。 チョット横を見たら、調理台の上にクジラの皮のブロック見えました。
女帝様が「これで、どう?」と仰ったのは、クジラの皮が、鍋に入っている量で良いか?、足りないか?僕に、聞いている所でした。
そう言えば。。。。
数日前に、小学校の頃の給食の話をしていて。。。。。
「アルマイトの汁茶碗に脱脂粉乳のミルクや、ゴムの様な硬いクジラの皮が入った味噌汁が、ご馳走だった」と話していた事を思い出しました。
僕が、リクエストした訳ではありませんが、クジラの皮の入った味噌汁を作ってくれたのです。
今夜食べたクジラの皮は、昔食べたゴムの様な硬さではなく、とろける様な柔らかい皮でした。 今夜の味噌汁は特別に美味しかったです。