予定より大幅に遅れてしまいましたが、昨日退院してきました。
病名は、主として、胃癌治療のための入院でした。
「もう、4年半ほど胃カメラの検査を受けていないな~、そろそろ受けてくるか」ということで、昨年11月13日に胃カメラの検査を受けてきたことは、既に、このブログにも書いたところです。
その時は、胃潰瘍に侵されていることがみつかりました。しかし、胃の組織を取って行った検査の結果からは胃癌は発見されませんでした(^-^;
それで、その後1カ月間、胃潰瘍治療のための薬を飲み、昨年12月11日に再度胃カメラの検査を受けたわけです。
その際には、見事、胃潰瘍は治癒していましたので、大変に喜んだところです(^-^;
ところが、その後がいけません(><)
医師が「胃潰瘍は治ったようですし、また、こんなに早く治るのであれば癌ではないとは思いますけれど、念のため、再度、胃の組織を取って胃癌の有無を検査してみましょう」ということになったわけです。その結果は1週間後に分かります、1週間後にまた来てくださいということになりました。
それで、「癌ではないだろう」との思い込みもあり、晴れやかな気分で1週間後に伺いましたら、医師から「残念ながら、悪い細胞が発見されました」と告げられました(><)
がん! ガン!! 癌!!! です(><)
「嬉しがらせ~て・・・♪」というやつですよね(><)
その胃カメラ検査を行った病院は、中規模の病院なものですから、その病院では、その後の対応が出来ません。それで、大きな病院を紹介しますということで、大きな病院への紹介状を書いてくださり、その大きな病院の来院予約もとってくれました。
大きな病院での初診は今年の1月5日でした。
その後、その大きな病院で、胃カメラやらCT検査やらMRI検査やら、胃癌手術を前提としたいろんな検査を行いました。この検査の過程で、胆石もあることが判明しました。
医師からは、「胃の手術をされる方で胆石もある方は、ついでに胆嚢も取ってしまう方が多いんです」「というのは、後日、胆石で傷み出した際は、再度手術になりますが、その時は、胃の手術の後に癒着が生じてしまうわけですので、その癒着を剥がしながらの手術になりますから、ちょっと困難な手術になってしまうからです」「どうされますか」「胃の手術時間に比べれば、胆嚢の手術時間は短いです」と告げられました。
私とすれば、どうせ手術するなら、ついでに、胆嚢も切除してくれるように希望しました。
ということで、いよいよ、2月18日入院、20日手術という日程が決まり、10日間ほどの予定で入院することになったわけです。
手術は腹腔鏡での手術となりました。腹腔鏡での手術は、開腹手術とは異なり、患者の負担は軽くなりますが、手術に要する時間はかかるんですね。
私の場合は、胃の手術(胃の三分の二の切除)に約5時間強、胆嚢の切除(胆嚢の中からは、金平糖のようなギザギザの形の石が大小合わせて4個出てきました)に約1時間強を要したようです。
ところで、この病院では、胃癌の手術の場合、手術してから約10日ほど経って、ベッドに座れるような状態になれば退院になるようです。ですから、普通は、入院してから10日ちょとで退院になるわけですね。
ところが、私の場合は、2月18日入院、3月14日退院ですから、26日間も要してしまったわけです(-_-;) 普通の場合の倍もかかってしまいました(-_-;)
それは、私の術後の食事の摂り方に問題があったようです。
術後は、おもゆ、三分粥、五分粥、七分粥、全粥と進み、そこで暫く様子を見るようです。その段階で、少量をよく噛んで、時間をかけて食べることが出来るようになったら退院になるようです。
ところが、私の場合は、バカなものですから、「無理しないで食べてくださいね。残してもいいんですよ」と言われたにもかかわらづ、無理して出てきた物は全部食べていたんです(><)
それで、「おもゆ、三分粥、五分粥、七分粥、全粥」まて来た段階で、食べ物を見るのも嫌になり、ドクターストップがかかりました(><)
レントゲンを撮りましたら、残胃に食べ物が満杯に詰まっていて、腸に降りなくなっていることが分かったんです。
それからは、3~4日絶食となり、残胃内の食べ物が減ることを待つことになりました。
その後は仕切り直しで、時々、レントゲンで残胃内の状況を確認しながらの食事の摂り方となり、そろりそろりとした、慎重な食事の摂り方の訓練となりました。
また、最初から、「おもゆ、三分粥、五分粥、七分粥、全粥」へとやり直しで、そして、少量をよく噛んで、時間をかけて食べることが出来るようになりましたので、やっと、昨日退院出来るようになったわけです。そんなことから、普通の人の倍の入院期間となってしまいました(-_-;)
以上のように、胃の三分の二を切除し、胆嚢も切除しと、五体不満足の状態とはなりましたが、昨日、とにかく退院してまいりました。
そのようなことで、これまで通りの生活とはいきませんが、なんとか、これまでに近い生活を送れそうですので、これからも宜しくお願い致します。