今回は、「染付 花唐草文 小壺」の紹介です。
これは、平成22(2010)年に、今から12年前に、骨董市で買ったものです。
これを見た第一印象は、「あれっ、これも伊万里といえるのかな~」でした。
でも、「店主も伊万里と言ってるのだから、伊万里なのだろう。伊万里にはいろんな窯があったようだから、このような物を焼いた窯もあったのかもしれないな~」と思い、購入に及びました。
しかし、その後、ブログで紹介しようと思って良く観察し、細部に亘って撮影していましたら、「胴継ぎ」されていることを発見してしまいました(><)
それで、急きょ、ブログでの紹介は取りやめにし、再び押入れに戻ってもらったところです(~_~;)
でも、この小壺につきましては、一度はブログで紹介しようと思ったわけですから、やはり、紹介してあげようと思い直し、今回、紹介することとしたわけです。ただ、ジャンルとしましては、「古伊万里」ではなく、「その他の古陶磁」のジャンルでの紹介といたします。
また、「胴継ぎ」がしてありますので、「生産地:中国」として紹介いたします。
染付 花唐草文 小壺
立面(その1)
立面(その2)
立面(その1)から左に約90度回転させた面
立面の斜め上から撮ったところ
壺の内側に、何やら、白っぽい物が見えます。
壺の内側
「胴継ぎ」が見られます。
伊万里では「胴継ぎ」はしていませんので、伊万里ではないことが分ります。
「胴継ぎ」は中国物に見られますので、中国製の可能性が高いことになります。
底面
土も伊万里の土ではなさそうです。
生 産 地 : 中国 「中国南部~東南アジア」に訂正
製作年代: 中国 明末~清初(?)
サ イ ズ : 口径5.0cm 胴径9.0cm 高さ8.3cm 底径5.2cm