今日は第3日曜日なので、私にとっては、月に1回の、定例の骨董市と古美術品交換会の日でした。
ところが、今年度は町内会の役員となってしまい、町内会の所用と重なる日が生じるようになってしまいましたので、そんな日は、骨董市や古美術品交換会には行けなくなってしまいました(><)
特に先月は年度初めの月でもありましたので、町内会の所用が多く、先月の第3日曜日には、骨董市と古美術品交換会の両方に行けなくなってしまいました(><)
でも、今日は、なんとか、午前中、町内会の所用が済んでから家の近くの骨董市には行くことができました(^_^) でも、遠方にある古美術品交換会会場にまでは行けませんでした(><)
そんなことで、今日は、家の近くの骨董市に行ってきたわけです。
ところで、今日は、何時もよりも遅い時間帯に行ったわけですが、何時もよりは若干様相が違う印象を受けました。
何時もよりも、若い女性が多かったように感じたわけです。早い時間帯には、比較的に年齢の高い人が、しかも男性が多いように感じました。
最近の骨董市には、それほど早い時間帯には繰り出さないようになってきたのかもしれません。若い女性が、レジャーを兼ねて、のんびりとゆったりした時間帯に繰り出すようになってきたのかもしれません。
それはともかく、「久しぶりに骨董市に赴いたのだから、記念に、何か1点でも古伊万里を連れ帰りたいものだな~」と思って骨董市会場内を見てまわっていたのですが、運良く、1点だけ、連れ帰ることができました(^_^) それは、「伊万里 染付 蛸唐草文 灰吹き(灰落し)」です。
もっとも、これは磁器なのだから、金属の煙管をこの磁器である器の口縁にコンコンと当てるのは使用方としては不適切なのではないだろうか、「灰吹き(灰落し)」ではなく、「煙草(刻み煙草)入れ」なのではないだろうかとの見解もあるようです。この器の本来の使用方が何なのか、私には分りかねますが、一般的にはこれを「灰吹き(灰落し)」としているようですので、ここでも、一応、「灰吹き(灰落し)」とさせていただきます(~_~;)
なお、この器につきましたは、その大きさに特徴があります。このように小振りの「灰吹き(灰落し)」は珍しいのではないかと思います。蓋を取り去った本体だけで、ちょうど、覗き猪口として使える大きさなんですね(^-^*) それに、「灰吹き(灰落し)」の場合は、本体の口縁に釉薬が塗られていない場合が多いのですが、この器の場合には釉薬が掛かっていますので、猪口として使用した場合に、唇にザラザラした違和感を感じないですむんです(^-^*)
伊万里 染付 蛸唐草文 灰吹き(灰落し)
立面
蓋を外し、蓋を裏返したところ
上の写真の本体の口縁の下方に見えるのは疵ですが、上の写真の本体の口縁の時計
の針の10時の方角に見える若干の凹み部分は窯疵であって、疵ではありません。
本体の口縁の疵部分の写真
本体の口縁に疵があるのが残念です(~_~;)
蓋を外し、本体を裏返したところ
蓋の表面
蓋の裏面
生 産 地 : 肥前・有田
製作年代: 江戸時代後期
サ イ ズ : 高さ7.4cm(蓋共);5.9cm(本体のみ) 口径5.5cm 底径4.1cm