(写真)かごのと山岳会総会の様子
3月26日は東御市の唯一の山岳会「かごのと山岳会」の総会でした。私は最近忙しさにかまけて例会にほとんど顔を出していませんでした。しかしせめて総会だけはと思い出席しました。なつかしい顔が並んでいました
私が山岳会に入ったのはいまから30数年前、その頃は「かごのと山好会」といっていました。聞くところによると今年は創立35周年とのこと。私は創立間もない頃に入会したことになります。「かごのと」とは東御市内の最高峰、籠の登山にちなんでつけたものです。
その頃は私も20代半ば、みんな若く、山に対する情熱を抱いていました。私はその後転勤で県外の銀行の支店に勤務したり、長野市の本店に勤務したり、地元をあけることが多かったのですが山岳会の会費だけは払い続けてきました。そんなこともあり山行暦はとるに足らないのですが会員暦だけは人一倍あります。やはり山岳会の雰囲気がとても自分にあっていたのだと思います。
久しぶりに来たというので議長なども仰せつかり無事総会が終了しました。早速4月に西上州にヤシオツツジを見る山行を計画することになりました。これから例会にも顔を出そうと思います。ちなみに例会は毎火曜日、午後8時から9時半まで、東御市中央公民館で行なっています。
(写真)しなの鉄道滋野駅
夜は滋野コミュニティセンターで「滋野駅を愛する会」の総会が行なわれました。この会は「しなの鉄道滋野駅」の構内の掃除をしたり、草取りをしたり、花を植えたりして環境整備を行なうボランティア団体です。創立12年、会員は滋野地区の住民340名で構成されています。
私もこの駅から軽井沢へ5年、長野へ12年通い、私にとってとても愛着のある場所です。4月半ばには駅の南側の藪でウグイスがとてもいい声で鳴きます。しなの鉄道にはいくつもの駅がありますが、駅のプラットフォームでウグイスの声が聞こえるところはここぐらいではないでしょうか。
来賓で出席していたしなの鉄道の上田駅長さんによれば、自主的に駅を応援する住民組織があるのはここぐらいだそうです。(なぜ滋野駅なのに上田駅の駅長さんが登場するかと言うと、滋野駅はタクシー会社に管理委託していて駅員がいないのです。上田駅が管理しているので上田駅の駅長さんが出席されたのです。)
それにしても滋野駅は滋野の住民にとって、人生の様々な場面に登場する思い出深い場所なのです。私たちにとって滋野のランドマークである滋野駅をこれからも大切にして行きたいと思いました。