![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/8e/21ddb10473b5850f3d97f66f78c0422b.png)
東京へ政策学会の特別講座に参加した帰りに、時間があったので四谷にある山浦環(やまうら・たまき)、またの名を源清麿(みなもとの・きよまろ)のお墓詣りをしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/5a/430824a12bda60606f3d5cd306530ce3.png)
清麿は東御市出身の幕末の刀鍛冶で、清麿の兄の山浦真雄も松代藩の刀鍛冶です。清麿が打った刀は四谷正宗とよばれ、新撰組の近藤勇も使っていたといわれるほど高い評価を得ていました。
お墓は四谷から入った崇福寺というお寺にありました。実は私はここを訪れるのは2回目です。私は前から池波正太郎さんの小説、鬼平犯科帳を愛読しており、その鬼平が葬られている戒行寺(新宿区須賀町)に行く途中、偶然に新宿区の指定史跡の案内板を見つけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/69/ed5352ff60e4f208fb78c05946cd6726.png)
この2月11日はやはり郷土の英雄、江戸時代の力士雷電為右衛門の命日です。千葉県の佐倉市では墓前祭が毎年行われており、東御市からも有志が参加しています。私も一昨年参加させていただきました。一方、清麿は地元では東京にあるお墓さえ知られていません。以前お伺いしたときお寺の関係者にお聞きしたところ、刀剣愛好者のなかで墓前祭が行われていると聞きました。私たちはもっと郷土の英雄を大切にしなければなりません。そして郷土の中でも墓前祭を行い、末長くその遺徳を伝えて行くことができればと思うのです。