会派で病院視察を行ないました

2011-03-02 09:03:53 | 議会活動


3月1日は午後から広報調査特別委員会が開かれ、5月に発行になる「市議会だより」の企画を検討しました。従来だと議会が終わってから委員会を開催していたのですが、前回から議会に先立って企画会議を開くようにしたものです。

2月に発行した「市議会だより」の反省と1月に行なった群馬県吉岡町への視察の成果を踏まえ、3月予算議会をどのように情報発信するか話し合いました。委員の皆さんお一人おひとりが熱心に議論しとても充実した会議になりました。次号もよりよい議会だよりを目指します。

その後、会派「太陽と風の会」のメンバーで市民病院を訪れました。今回病院では電子カルテの導入などで2億円の投資が計画され、職員の定員増を検討されています。市民病院の現状からすれば過大な投資ではないかというのが私たちの問題意識でした。

事務局担当者からのお話は以下の通りでした。

これまでのコンピュータシステムが8年を経過し老朽化し、不都合を生ずるようになり更新が迫られていること。リースによる調達という道もあったが国から補助金を受ける条件に借り入れがあり、借金をせざるを得なかったこと。コンピュータシステムの更新に伴い患者さんの待ち時間の短縮化が図られる電子化カルテも導入することにしたそうです。

また定員増とは現在臨時職員で働いている方を正職員にすることであり、透析病床の増床に伴う職員を除いて新たに増員するということではないこと、職員の定着化の促進と人材確保にはどうしても必要な措置であったことなどが説明されました。

病院担当者との率直な意見交換はとても有益でした。それにしても病院特別会計の予算書からはこうした事情は読み取れません。今回のように直接聞きにこないと細かい事情はわからないというのは問題だと思います。新たに「事業報告書」を制定するなどわかりやすい運営をしてもらえたらと思いました。

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