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9月9日の全員協議会において県・東深井(あがた・ひがしふかい)線道路新設工事についての報告がありました。それによれば現在市役所の西で止っている市道県・東深井線を東へ東御消防署まで320m延長しようというものです。幅員12mで両側に歩道が計画されています。
この工事により道路敷きに東御清祥高校の管理教室の一部と体育館がかかり、あわせて求女川への架橋が必要になります。また道路と図書館、中央公民館との間に駐車場を設ける予定です。
工事の目的は第一に市役所周辺の道路整備です。緊急車両が和方面に出動する場合18号経由でしたが、新しい道路により迅速に対応できるそうです。また現在中央公民館駐車場が市役所への連絡通路として使われていますが、新しい道路でより円滑に移動できます。第二に、これに伴い道路沿いに100台の駐車場が確保できます。第三に、補償金により東御清祥高校の整備を進めることができるそうです。県も財源財源がないため平成23年から多部制単位制となった高校の整備が進んでいません。市として積極的な取組みが必要としています。
事業費は高校への補償(管理棟・体育館・駐輪場)として10億円、用地費1億円、橋を含む道路建設費4億円、合計15億円です。
これは社会資本整備交付金の対象となり事業費の55%が補助金でまかなわれるそうです。のこりの45%が起債の対象となり、東御市としての当初事業費は1億5千万円だそうです。
大きな事業であり詳細についてはじめて聞いたので、多くの議員さんからも質問が出されていました。15億円かけてやるべき事業なのかどうか慎重に議論する必要があります。皆様のご意見をお寄せください。