現在の自転車用バッグの主流はナイロン製ですが、
一昔前は帆布製がスタンダードだった。
かくいう僕も自転車で津々浦々ふらふらしていた
時期は、オーストリッチのバッグをキャンピングに
装備して走り回っていたっけ。
友人は犬印を使っていたりして、もちろん、他社製も
いろいろとあったけど、この2つのブランドが
旅人には重宝されていたと思う。
当時もナイロン製はあったけど、どうも雰囲気や
耐久性などを考えると、やっぱり帆布製だったような
気もする。
先日所用があって実家へ立ち寄った時に、押入れから
昔使っていたオーストリッチのフロントバッグが
ゴロッと出てきた。
もうすっかり捨てたとばかり思っていたので、ちょっと
懐かしくなっって回想しちゃったよ(苦笑)
使い込んでいくと風雨で色褪せて、しかもゴムひもや
皮ベルトなどが痛んで取り替えて、また使って、
またまたゴムが切れて・・。
そんなことを繰り返しながらずっと使っていたのだなぁ。
もう今ではランドナーもキャンピングも所有していない
から、バッグに荷物を満載して・・なんてことは当分の間
ないだろうけど。
現在でも少ないけれどランドナーなどの旅人車が販売されて
いるけれど、う~む、買うか?と聞かれたら??かなぁ。
何か違うような気もするし、今の自分のライフスタイルでは
放浪もできないしね(苦笑)
ボロい昔のフロントバッグのシミや色褪せが語る旅の記憶は、
そのままそっと押入れにしまっておくことにしよう。