おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

昨日と今日のトラブル

2006年02月27日 20時37分52秒 | Weblog
昨日、OBの施主様から急ぎの電話が入りました。

『北澤さん!!玄関がガシャンといって、それっきり閉まらなくなっちゃったんだよ。どうにかして欲しいんだけど!!』

お電話をいただいてから10分後、お邪魔してみると、『ドアクローザー』 という部材の取り付けビスが本体よりちぎれており、閉まらなくなっていました。原因がわかれば対策は容易です。その場で応急処置をし、今日午前中に修理が完了しました。

もう一件、やはりOB施主様で 『ボイラーから水漏れがしているんだけど、心配だからすぐに見て欲しい』 とのお電話をいただきました。

15分後現地に着き、見回ってみると給水口のパッキンが老朽により切れており、そこから漏水していることが判明。すぐに設備やさんに連絡を取り、夕方には修理が完了しました。

そして今日は、『井戸ポンプからシューシュー音がして、水があふれているんだけど、何とかしてもらえませんか!!』 とのお電話。

重要な会議の途中であったため訪問が遅くなってしまいましたが、それでも50分後には現地着。よく調べてみるとポンプ本体からの漏水のため、メーカーでなければ修理不能であることが判明。凍結の心配や、他機能への心配がないことを説明の上、明日メーカーから連絡が入るように手配しました。

家づくりも大切ですが、アフターケアはもっと大切です。

地元の工務店として最も大切にしていること。それは 『お引渡しをしてからが本当のお付き合いの始まり』 ということです。

長く生活をしていれば、家には必ず不具合が発生してきます。そのときの対応が地元の工務店の真骨頂です。

家づくりのパートナー選びでとても重要なことを何度か書いていますが、その最右翼として感じている要素が、『近くにいること』 です。これは断言できます。

アフターサービスの部門があるとか、何年後の点検が無料であるとか、定期的に機関紙が送られてくるとか・・・・そういうことではありません。

毎日の生活の舞台です。いつ何時、なにがあってもすぐ近くにいる存在。それが地元の工務店の最大のメリットだと思います。

私も含めて、契約前はどの業者も同じようなことを言うものですが。。。。。

おさむ
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やっぱり在来工法がいい。

2006年02月27日 05時38分12秒 | Weblog
やっぱり在来工法がいいです。

柱や梁の持つ文化。架構の美しさ。デザインの自由性。気候風土に合った耐震性・耐久性などなど・・・。

中でも私が仕事を通じて実感として感じている最大の魅力は 『ライフスタイルの変化に対応できる柔軟性』 と 『完璧なメンテナンス性』 です。

逆に言うと、他の工法は 『ライフスタイルの変化に対応できない(増改築がとても難しい)』 『メンテナンスがとてもやりにくい』 といえます。

在来工法は、柱と梁で構成されますから、当初は家族みんなで生活するために 『細切れ間取り』 で部屋を仕切っていたとしても、夫婦二人になったときにはリビングと和室の仕切りをなくしたり、壁に向かっていたキッチンを対面式やアイランド式にしたり、思い切って大空間をつくったりすることができます。

小屋裏の空間を使うことも、開口部を広く取って増築をすることも、他の工法と比較すると圧倒的に容易なのです。

テレビで放映される 『劇的ビフォアーアフター』 や 『テレビチャンピオン』 で題材とされる家は、ほぼ100%在来工法の家であることからも、在来工法の優位性を示しているといえます。

メンテナンス性についても同じことが言えます。例えば、コンセントを増やしたいと思っても、2×4工法やプレハブでは非常に困難な作業となるのです。

いま打ち合わせをさせていただいている、大手プレハブメーカーさんの家を例にしてみましょう。、

洗面所の床が漏水によりぶかぶかになり、陥落寸前の状態でご相談を受けました。

構造が鉄骨系ユニット工法という閉鎖的な工法のため、壁の中や床下がどのようになっているのか想像がつきません。しかしそのお客様は 『ハウスメーカーには相談したくない』 とのこと。

ハウスメーカーオリジナルの浴室も取り扱いが難しい対象です。数あるシステムバスメーカーの中でもタカラスタンダードさんのフリーサイズバスしか採用できません。増築をして大きなお風呂にすることもできないのです。

これから打ち合わせを進め、最善の対策でリフォーム工事を行わせていただく予定ですが、お客様としては少々不満が残るリフォーム工事といえそうです。

やっぱりこれから新築をお考えになっている方は、在来工法がいいです。間違いありません。

その際の一番の問題は、『業者選び』 ですね。

在来工法も 『千差万別』 状態。情報を集めれば集めるほど、必ず迷いの世界に入ってしまいます。『楽しみなはずの家づくり』 が 『苦しみの家づくり』 ななること間違いありません。

ひとつだけアドバイスです。

社長に会ってみてください。

社長に会って 『この人ならいいかも』 と思ったら兆しが見えてきます。

社長は命懸けで会社経営をしています。だから、あなたの家づくりからその後のメンテナンスまで絶対に逃げられません。

社長に会ってみるのがまず第一歩としてお勧めです。ここがかみ合わなかったら、あらゆる工法、あらゆる設備、あらゆる新しい技術がむなしいものになります。

・・・で、やっぱり在来工法がいい。

おさむ
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