おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

確かな情報博覧会

2006年03月01日 03時36分50秒 | Weblog
もう、3月になってしまいました。つい最近 『明けましておめでとうございます』 といっていたのに、早1年の6分の1が過ぎたのですね。

今週末は 『確かな情報博覧会』 が開催されます。
http://www.karakunet.jp/

この企画、『佐藤宣良さん』 という一人の男の理想によってはじまりました。

『しゃちょー、こんにちはー。』 という、親しげな声でいつも私をかわいがってくださいました。

そのご縁は5年ほど前からになります。カタロ通信やカタロ活動に対し深く共鳴していただいたのがご縁です。

旧公団(現UR都市機構)出身の彼は、住宅地の造成に長く携わり、建築の専門家ではないものの、別の視点から現状の住宅建設業界に対し、ものすごい違和感を抱いていた一人です。

その佐藤さんのすばらしさは 『行動力』 に尽きます。とにかく思い立ったら行動する。わからないことはどんどん聞く。休みだろうが正月だろうがバンバン電話がかかってきました。

そしていつも聞かされたことは、『社長、いまの住宅業界は泥仕合だよ。このままじゃお客は迷うばかりだし、本当にいい家づくりをしているのはどこかなんてさっぱりわからない。私のこれまでのネットワークを生かして、混沌とした住宅業界に風穴を開けたい』 ということでした。

そして、積水ハウスをはじめとするハウスメーカーや、地元の有力工務店をまとめ上げ、『家楽暮ねっと』と立ち上げたのでした。

昨年開催した第1回目の 『情報博覧会』 は、想定をはるかに上回る来場者でにぎわいました。マスコミにもたくさん取り上げられました。

佐藤さんのリーダーシップは留まるところを知らず、どんどん次なる課題を私たちに投げかけてきます。その姿は 『理想と夢の実現に燃える男』 そのものでした。

その佐藤さん、志半ばにして本年正月、癌により他界されました。

どなたからも聞かれる言葉は、『宣良は、自由闊達に生きた』 とうものでした。最後の最後まで理想を追い続け、亡くなる直前まで 『しゃちょー、こんにちわー』 とあの親しげな声で夢を語り続けていたのです。

その理想は引き継がれ、今回の開催となりました。

是非、皆様お越しください。佐藤さんの家づくりの理想を感じていただけると思います。

おさむ
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