おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

雨漏れ発見!!2題

2006年03月15日 05時13分10秒 | Weblog
実は、『雨漏れ』 で困っている方は多いんです。

内容からしてあまり人に言えたものではないし、どこに相談していいのかわからない。チラシ広告や訪問販売のリフォーム会社に頼んだら、いくらとられるか不安だ・・・・。

北澤工務店のアンテナショップ 『リブラ店』 は、そんなお客様が多く相談に見えます。

つい最近2件の雨漏れを発見・修繕しました。その原因を書いてみたいと思います。

雨漏れ工事で最も重要なことは、『原因の特定』 です。

これをしない場合が実に多い。『この辺だろう』 とかいうことで、『経験と勘』 でシリコンコーキングを打つ。実はこれによって雨漏れが悪化することも多いのです。シリコンコーキングが雨漏れを促進してしまうのです。

だから、雨漏れ工事で一番大切なことは、『原因の特定』 です。

その、最も簡単な方法は 『散水による特定』 です。実際の症状を再現してみるのです。この時のポイントは、『なるべく狭い範囲を、下から順に散水する』 です。

1件目は、『内付けサッシの木枠の劣化による雨漏れ』 でした。

これまでの経験から一見してその場所を特定することができましたが、板金のつなぎが多い場所でもあったため、下から順に確認していくことにしました。念のために腐朽した天井を一部はがし、散水したところ、その場所であることが特定できました。リフォーム工事と関連するため、修理代は1万円となりました。

2件目は、『換気扇の外部フードからの雨漏れ』 でした。

ヒヤリングによると、『雨風の強いときだけ漏れる』 とのこと。ということは、瓦である可能性は低くなってきます。しかしながら、棟瓦の漆喰の脱落も多く壁との取次ぎも怪しかったので、やはり下から順に散水していくことにしました。

一番気になったのは、フードの下の壁が異常に黒くなっていたことです。ここは屋根が一部かかっているところでもあり、雨風が強いときだけかかる部分といえます。

フードの上に少しずつ散水すると、『バタバタバタ』 と漏れて来ました。発見成功!!でした。

今回は建て替え工事で解体を計画しているお客様でしたので、無料で修繕させていただきました。

雨漏れは、難しいんです。今回のように 『バッシッ』 と発見できる場合ばかりではありません。遠くから複雑に回ってくることや、原因が一箇所でない場合も多いからです。

でも、雨のたびに不安では仕方がありません。雨漏れでお困りの方がいらっしゃいましたらば、気軽に声を掛けてください。

おさむ
コメント
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