おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

湿式と乾式

2006年03月02日 19時39分09秒 | Weblog
今の世相全般に言えることなのかもしれませんが、湿式よりも乾式全盛期という感じがします。ウエットよりもドライという感じです。

建築の工法も様々に発展してきているのですが、よりドライな工法が多く見受けられます。

その代表が、ビニールクロスであり、外壁サイディングです。

これまでの工法が職人の熟練を要するため、あるいは素材特有のワレ・ムラ・ソリなどを排除するために、合理性を追求して開発されたものです。

これらの登場が、技術者の衰退・画一的な建築・無味乾燥なデザインを生む背景となりました。

北澤工務店は、あえてそこにチャレンジしています。乾式よりも湿式を多用しています。

例えばドイツの自然素材壁紙ルナファザー、シラスでできた中霧島壁やそとん壁、グラスウールや石油系断熱材ではなく新聞古紙のセルロースファイバー、塩ビシートの新建材ではなく無垢材にオイルフィニッシュ仕上げ・・・・。

既製品をなるべく使わない北澤工務店の家づくりは大工さん、塗装屋さん、左官屋さんの仕事が多いんです。職人の 『手のあと』 が残る家づくりなんです。

湿式の家づくりです。

生命財産に匹敵する家づくり。唯一無二の家族の幸せの城ですから、合理性とドライな関係だけでは 『納得がいかない』 のが北澤工務店です。

実は、北澤工務店は人間関係も 『ドライな関係』 ではなく 『ウエットな関係』 にこだわっているんですよ!

『カタロ活動』 がその象徴です。

次回はその 『ウエットな』 カタロ活動をご紹介します。ではまた。

おさむ

コメント (2)
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