おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

確かな情報博覧会 報告

2006年03月05日 03時47分52秒 | Weblog
昨日は、先にお伝えしたように、つくばの国際会議場にて 『確かな情報博覧会』 が開催されました。

今は亡き、佐藤宣良さんという一人の男の理想が、行政やマスコミ交えた多くの関係者を巻き込み、日本中でも類を見ない家づくりの情報提供の場となりました。

500組の来場者を目標とした本企画。結果としては140組という残念な数字となりましたが、内容がすばらしく、間際になって牽引車の佐藤さんを亡くしながらも実現を果たしたスタッフの方々に、心から敬意を表したいと思います。

今回の企画の中で 『ミニセミナー』ということで、出展者がプレゼンテーションをする、という場面が設定されました。

北澤工務店代表の私は、15時から15時30分の30分間に、家づくりに対する思いやポイントを伝えさせていただくことになりました。

ポイントは

① いったい何のために、命がけの家づくりをしたいのですか。そこを明確にしないと、数多ある工法や構造、ゴシップに振り回されてしまいますよ!!

② もし、全国展開するハウスメーカーではなく工務店で、しかも自然素材で家を建てたいと思うならば、その特性ゆえ、理屈を超えた 『寛容さ』 の中に成功の秘訣があります!!

③ 工務店選びの最重要ポイントは、『社長に会うこと』 『いつも近くにいる存在であること』 です。

④ 『古汚くなる家』 ではなく、『古美る家』 をつくりましょう!!

⑤ 結婚と家づくりは、非常に似ています!!

そんなことを、思い浮かぶままにお話させていただきました。

中でも ⑤ は、実に面白い比喩だと思っています。

結婚の証拠は 『婚姻届け』 に判を押すことです。それしかありません。施主様と工務店の信頼の証も 『契約書』 に判を押すことなのです。

結婚して生まれてくるのが子供であるならば、家づくりで言う 『上棟』 がその瞬間といえるでしょう。

その子供がいかに育つかは、夫婦関係で決まると思うのです。

しかし、結婚前はいいこと言うわけです。『あばたもえくぼ』 なわけです。『幸せになりたい』 『幸せにしたい』 気持ちは一緒のはずなのですが、具体的な形として見えない。

やがて現実の生活が始まると 『こんなはずじゃなかった』 『言ったことが違う』 なんてことはざらに起きてしまうわけです。

家づくりも同じです。契約までは私も含めて、いいこというんです。耐震性が、耐火性が、アフターサービスが、健康住宅が、自然素材が、防犯性が、高気密高断熱が、新工法が、ローコストが、技術がうんぬんと・・・・。

『いい家をつくりたい』 気持ちは一緒のはずですが、形のない思いを形にしていく家づくりのプロセスで 『こんなはずじゃなかった』 『言ったことが違う』 ということは、多かれ少なかれ必ず発生します。

そのときに最も重要なのは、理屈を超えて 『信じ切ること』 『努力すること』 でしょう。それができなくなったら 『破談』 です。結婚と同じく最悪の結果が待っています。

ジョークを交えながら、そうならないためのポイントなどもあわせて伝えさせていただきました。なかなか笑ってもらえませんでしたが・・・・。

30分はあっという間に過ぎ去りました。ご清聴いただきました皆様はどんな感想をもたれたのか、気になるところです。

午前3時から書き始めているのですが、相変わらずとりとめのない文面となりました。ではまた。

おさむ
コメント
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