おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

つくばの現場より ⑭

2006年09月04日 06時27分38秒 | Weblog
先日、つくばの現場が完成し、無事にお引渡しをすることができました。

① 掻き落としの表情のそとん壁

② 母屋と調和する瓦・勾配・色合い・デザイン

③ 初めて採用した自然塗装の桜フローリング

④ 真壁造りと大空間のリビング・ダイニング・キッチン

⑤ 壁も屋根もセルロースファイバーによる断熱

⑥ ルナファザー仕上げによる色調の統一感

⑦ こだわりの建具

⑧ こだわりの間取り・・・・・・・etc

4月15日に着工式をして以来、5ヶ月を経てのお引渡しです。

着工式はカタロでしたが、引渡し式は現場で行われます。お世話になった職人一堂に会しまして、ひとりひとりお祝いを述べるのです。

『一所懸命つくりました。大事に使ってください。』

『この屋根の下でたくさんの思い出をつくっていって下さい。』

『私が最後にピカピカにしました。』

『難しい家だったですが、一所懸命つくりました・・・・・』

一人ひとりの言葉が素直な言葉ばかりで、私もこの時ばかりは胸が熱くなります。

そして施主様からの言葉も感激に尽きるご挨拶で、仕事をした職人も本当にやりがいを感じる瞬間でもあります。

このような機会がないと、完成した家を見ることができる職人は少ないです。基礎職人も、足場職人も、屋根職人も、左官職人も大工も皆、養生されたガチャガチャした現場しか知りません。施主様の感動も伝わりません

だから引渡しは、職人や社員の士気向上のためにも重要なのです。

初めて新居に泊まられた翌朝、焼きたてのパンを持ってお邪魔しました。

大きな笑顔で迎えられ、私も一安心。昨晩は3世代集合して一緒に新居で食事を楽しんだのだそうです。

家づくりの仕事は、いい仕事です。

ではまた。

おさむ