おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

雨天センサー

2006年09月05日 23時51分43秒 | Weblog
12年前に新築の家を建てさせていただき、大変お世話になったお客様のお宅でトラブルが発生しました。

トップライトに設けられた 『雨天センサースイッチ』 が故障し、作動しないままに大雨が降り、布団も何もかもびしょ濡れになってしまったのです。

『故障するようなものならば、事前にもっと詳しく説明するのがスジだろう!!』 と大変なお叱りを受けました。

さっそくYKKに連絡し、現地調査をしました。

ところが、屋根が急勾配であるために作業ができず、足場を組むべきなのか、その費用はどういう扱いになるのかなど、複雑な問題に発展していってしまったのです。

数日後、YKKから見積書が届きました。

驚きました。

部材費、修理代金は納得がいくものの、事前打合せ費用16000円、それに要した高速代金まで計上されていたのです。私も驚きましたが、激昂したのはお客様です。

自分の会社の製品が故障したのです。何も他社製品を修理しろといっているわけではありません。自社の開発した製品が故障したのであれば、無償でとは言いませんが愛情をもって速やかに修理完了してしかるべきです。

その見積書、センサーが2600円です。しかし何だかんだで総計4万円以上の数字になっているのです。そのほかに足場代金です。絶対におかしい。もしこの修理をしないとするならば、事前打合せ費用16000円はどういう扱いになるのか。

納得がいくまで、とことんメーカーと話し合うつもりです。

それにしても、雨天センサーです。

便利さが蔓延してしまって、そのツケがきているかのようです。雨天センサーに限らず、洗面所には足で蹴っ飛ばすとスイッチが入るドライヤー。家中に何個あるかわからない各種リモコン。いつでもどこでも携帯電話、100メートル先のコンビニも車で行く始末です。。。。。。。

でもはっきりと分かっていることは、便利さが幸せを伴うとは限らない。かえって、不便さの中に助け合いや工夫などの幸せ感があるのかもしれない。

今回の件でそんなことを感じました。

ではまた。

おさむ
コメント
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