こうして住宅に関わる仕事をしていると、誰もが『家』に住んでいるわけですから、私にとっては知人も友人も親戚も、誰もがお客様対象になってしまいます。そこがなかなか難しいのです・・・。
知人側としては本来、知人・友人・親戚である業者に仕事を依頼しなきゃなぁ・・・、と思っていると思うのですが、知り合いだと無理も言えないし、なんかあったときに関係が悪くなったらいやだなぁ・・・。という心理がどうしても作用してしまいます。
食料品や車、雑貨などならば、一度知人・友人の会社から購入して試してみることもできますが、建築となるとそうはいきません。生命財産担保の買い物ですから、そこに様々な葛藤が生まれます。
やつのところでは、チラシ広告や雑誌で提案されているよな家づくりはできないのではないか??
金額が高いのではないか???『値引き』なんていいずらいし・・・。
一度相談したら断りずらい。
でも、なんかの機会で他社でやったことが知れたら気まずいしな・・・。
まずは、いろいろ回ってみて、最後に相談しようか・・・。
その複雑な心中、そして心労は察するに余りあります。
『基本的に』、知人・友人であること、まして親戚であるならばなおさら、その関係を侵してまでも他社にするメリットは少ないと断言できます。『基本的に』ですが。
その基本ですが、まず、①勉強している会社かどうか。②一所懸命か。そして③パートナーとしてふさわしいパーソナリティーか。その3点です。
依頼側から見て、その3点の内一つでも欠ける会社であれば、知人・友人・親戚の枠を超えて他社に依頼すべきでしょう。生命財産を担保にするわけですから、情に流されるわけにはいきません。
そのときはきちんと挨拶に行くべきです。あっさりと『悪いけどいろいろあって、今回は他で頼むことにした。』と伝えるだけでいいのです。言い訳などなく、このポイントで他の業者に決定した、と伝えるだけでよいと思います。
その率直な対応が、われわれ業者側にとって反省すべき貴重な体験となるのです。貴重な成長のきっかけとなるのです。
もし相手が不快な態度を取ったら、それまでの相手でしかなかったのです。まして、生命財産を預ける価値などない相手だったと、自分の判断の正しさを確認できるのです。
この挨拶がなかったり、言い訳ばかりになったりするとお互いしこりが残ってしまうんです。
建築をする際のパートナー選びでもっとも大切な『はかり』は、最新の設備や構造、工法、ブランド、価格にあるのではなく、『安心できるかどうか』です。
たとえば金額ですが、『高ければ不満、安ければ不安』なはずです。
高くても安くてもだめなんです。
どこの工務店、ハウスメーカーも完全な家づくりはできません。形のないものを現場で組み上げていく建築という大工事は、大メーカーであれ、地元工務店であれ、そのプロセスで必ず何がしかの不安、不満、不快を感じます。
そのときの対応能力がもっとも大切だと思うのです。
その能力があるかどうか、建築前から透視することなどできるわけがありません。どの会社も『うちは大丈夫です』といいますから。
だから、知人・友人、まして親戚であることを第一に考えるべきだと思うのです。
建築で一番大切な『はかり』は『安心』だと思います。『高ければ不満、安ければ不安』なのです。
当然なことながら、そのようなお客様の心中を察して、業者側もいろいろな葛藤を乗り越えて、誠実な仕事をしなければなりません。
いかが思われますか???
おさむ
知人側としては本来、知人・友人・親戚である業者に仕事を依頼しなきゃなぁ・・・、と思っていると思うのですが、知り合いだと無理も言えないし、なんかあったときに関係が悪くなったらいやだなぁ・・・。という心理がどうしても作用してしまいます。
食料品や車、雑貨などならば、一度知人・友人の会社から購入して試してみることもできますが、建築となるとそうはいきません。生命財産担保の買い物ですから、そこに様々な葛藤が生まれます。
やつのところでは、チラシ広告や雑誌で提案されているよな家づくりはできないのではないか??
金額が高いのではないか???『値引き』なんていいずらいし・・・。
一度相談したら断りずらい。
でも、なんかの機会で他社でやったことが知れたら気まずいしな・・・。
まずは、いろいろ回ってみて、最後に相談しようか・・・。
その複雑な心中、そして心労は察するに余りあります。
『基本的に』、知人・友人であること、まして親戚であるならばなおさら、その関係を侵してまでも他社にするメリットは少ないと断言できます。『基本的に』ですが。
その基本ですが、まず、①勉強している会社かどうか。②一所懸命か。そして③パートナーとしてふさわしいパーソナリティーか。その3点です。
依頼側から見て、その3点の内一つでも欠ける会社であれば、知人・友人・親戚の枠を超えて他社に依頼すべきでしょう。生命財産を担保にするわけですから、情に流されるわけにはいきません。
そのときはきちんと挨拶に行くべきです。あっさりと『悪いけどいろいろあって、今回は他で頼むことにした。』と伝えるだけでいいのです。言い訳などなく、このポイントで他の業者に決定した、と伝えるだけでよいと思います。
その率直な対応が、われわれ業者側にとって反省すべき貴重な体験となるのです。貴重な成長のきっかけとなるのです。
もし相手が不快な態度を取ったら、それまでの相手でしかなかったのです。まして、生命財産を預ける価値などない相手だったと、自分の判断の正しさを確認できるのです。
この挨拶がなかったり、言い訳ばかりになったりするとお互いしこりが残ってしまうんです。
建築をする際のパートナー選びでもっとも大切な『はかり』は、最新の設備や構造、工法、ブランド、価格にあるのではなく、『安心できるかどうか』です。
たとえば金額ですが、『高ければ不満、安ければ不安』なはずです。
高くても安くてもだめなんです。
どこの工務店、ハウスメーカーも完全な家づくりはできません。形のないものを現場で組み上げていく建築という大工事は、大メーカーであれ、地元工務店であれ、そのプロセスで必ず何がしかの不安、不満、不快を感じます。
そのときの対応能力がもっとも大切だと思うのです。
その能力があるかどうか、建築前から透視することなどできるわけがありません。どの会社も『うちは大丈夫です』といいますから。
だから、知人・友人、まして親戚であることを第一に考えるべきだと思うのです。
建築で一番大切な『はかり』は『安心』だと思います。『高ければ不満、安ければ不安』なのです。
当然なことながら、そのようなお客様の心中を察して、業者側もいろいろな葛藤を乗り越えて、誠実な仕事をしなければなりません。
いかが思われますか???
おさむ