おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

知人と仕事の依頼

2006年02月14日 06時41分39秒 | Weblog
こうして住宅に関わる仕事をしていると、誰もが『家』に住んでいるわけですから、私にとっては知人も友人も親戚も、誰もがお客様対象になってしまいます。そこがなかなか難しいのです・・・。

知人側としては本来、知人・友人・親戚である業者に仕事を依頼しなきゃなぁ・・・、と思っていると思うのですが、知り合いだと無理も言えないし、なんかあったときに関係が悪くなったらいやだなぁ・・・。という心理がどうしても作用してしまいます。

食料品や車、雑貨などならば、一度知人・友人の会社から購入して試してみることもできますが、建築となるとそうはいきません。生命財産担保の買い物ですから、そこに様々な葛藤が生まれます。

やつのところでは、チラシ広告や雑誌で提案されているよな家づくりはできないのではないか??

金額が高いのではないか???『値引き』なんていいずらいし・・・。

一度相談したら断りずらい。

でも、なんかの機会で他社でやったことが知れたら気まずいしな・・・。

まずは、いろいろ回ってみて、最後に相談しようか・・・。

その複雑な心中、そして心労は察するに余りあります。

『基本的に』、知人・友人であること、まして親戚であるならばなおさら、その関係を侵してまでも他社にするメリットは少ないと断言できます。『基本的に』ですが。

その基本ですが、まず、①勉強している会社かどうか。②一所懸命か。そして③パートナーとしてふさわしいパーソナリティーか。その3点です。

依頼側から見て、その3点の内一つでも欠ける会社であれば、知人・友人・親戚の枠を超えて他社に依頼すべきでしょう。生命財産を担保にするわけですから、情に流されるわけにはいきません。

そのときはきちんと挨拶に行くべきです。あっさりと『悪いけどいろいろあって、今回は他で頼むことにした。』と伝えるだけでいいのです。言い訳などなく、このポイントで他の業者に決定した、と伝えるだけでよいと思います。

その率直な対応が、われわれ業者側にとって反省すべき貴重な体験となるのです。貴重な成長のきっかけとなるのです。

もし相手が不快な態度を取ったら、それまでの相手でしかなかったのです。まして、生命財産を預ける価値などない相手だったと、自分の判断の正しさを確認できるのです。

この挨拶がなかったり、言い訳ばかりになったりするとお互いしこりが残ってしまうんです。

建築をする際のパートナー選びでもっとも大切な『はかり』は、最新の設備や構造、工法、ブランド、価格にあるのではなく、『安心できるかどうか』です。

たとえば金額ですが、『高ければ不満、安ければ不安』なはずです。

高くても安くてもだめなんです。

どこの工務店、ハウスメーカーも完全な家づくりはできません。形のないものを現場で組み上げていく建築という大工事は、大メーカーであれ、地元工務店であれ、そのプロセスで必ず何がしかの不安、不満、不快を感じます。

そのときの対応能力がもっとも大切だと思うのです。

その能力があるかどうか、建築前から透視することなどできるわけがありません。どの会社も『うちは大丈夫です』といいますから。

だから、知人・友人、まして親戚であることを第一に考えるべきだと思うのです。

建築で一番大切な『はかり』は『安心』だと思います。『高ければ不満、安ければ不安』なのです。

当然なことながら、そのようなお客様の心中を察して、業者側もいろいろな葛藤を乗り越えて、誠実な仕事をしなければなりません。

いかが思われますか???

おさむ




ちょっと休憩

2006年02月13日 18時16分33秒 | Weblog
『毎日書き込むぞ!!』なんて張り切ってはじめたこのブログですが、継続していくことって、結構大変ですね。

一日仕事をしたわけですから、書きたいことはたくさんあるのですが、なかなか浮かんできません。

そんなときは、ちょっと休憩するのがいいですね。

またあした、書き込みます。ではまた。

おさむ

職人とメール

2006年02月12日 19時24分08秒 | Weblog
こんばんは。

ITの活用はいまさらではありますが、『現代を生きる必然ツール』です。ところが、弊社の建築の現場ではなかなか普及していないのが実情です。

若い職人さんは何の抵抗もなく受け入れられることでも、熟練職人にとってはなかなか大変です。

携帯電話に向かって、『あの親方』がぽつぽつとボタンを押してメールを送っている姿なんて想像ができません・・・。

し・か・し、『現代を生きる必然ツール』ですから、受信だけでもできるようになってくれたら、どれほど助かるか、どれほど効率的か。

そんな思いもあって、堀越部長が全職人のアドレスを調べてくれました。

メールの登録をしていない親方も多く、まだ全員ではなかったのですが、本日始めて一斉メールを送信しました。

送信して1分もしないうちに第一号の返信が来ました。

いまゴルフ場です・・・なんていうメールや業務報告なども続々と寄せられました。うれしかったです。

やっぱり文明の利器は使うべきです。あっという間に伝達事項が伝えられます。

でも、まだ『あの親方』はメールできません。覚えようとしていないのかな??どちらにしても当事者にとって文明の壁は相当に厚いようです。

文明の壁、、、いずれ私も頭が固くなっていくのでしょうが。。。

おさむ

こんばんは。

2006年02月11日 22時22分08秒 | Weblog
最近寒いせいか、自宅のシャワーのお湯が出ません。追い炊きはできるのですが、給湯が不調のようです。

もちろん台所も洗面所も出ません。家族全員冷たい水で顔を洗っています。

ボイラー不調の連絡が多く寄せられています。皆様のところではいかがですか???凍結による原因が多いようですが、不調の際はボイラーのコンセントを一度に抜いてみてください。リセット機能が働き、回復することがあります。

それでも、もし不具合ございましたらばお問い合わせください。

今日は先週の腰痛以来の柔道の練習をしてきました。

汗をかいて、声を出して、体を動かす。

気分爽快です。体のリセットボタンのようなものですね!!

おさむ

違和感 ④

2006年02月10日 20時56分00秒 | Weblog
こんばんは。

違和感シリーズ④です。

住宅設備機器など、『定価』と言うものがあるのですが、これがなかなか扱いが難しいのです。

定価には、メーカーそのものの利益や流通業者の利益、そして工務店の利益などを含まなければなりません。各社取引条件などにより取引される価格は変わりますので、どうしても定価は実際にお客様に販売される価格より高めに設定され、『値引き』という形で納品されます。

この定価の設定、各メーカーに販売戦略の意図が濃く現れます。

大幅な値引きを前提とした定価設定の高いメーカーの場合、お客様の反応は『わ、こんなに安くしてくれるの!?』という反応と、『この商品で、こんなに定価が高いの??』という二つの反応が現れます。

逆にほとん値引きをさせずに定価を安く設定するメーカーもあります。この場合のお客様の反応はその定価を見て『わ、さっきのメーカーより断然安いじゃない!』という反応が。逆に業者からは『ここのメーカーは俺たちに儲けさせない』とレッテルを貼られます。

同じメーカー内でも商品によって定価の設定を戦略的に操作しています。

例えばTOTOさんの便器で言うと、タンク式の一体型便器は値引きが大きく、セパレート型はほとんど値引きができないのです。

タンク式一体型便器は、そもそも定価設定が高く、大幅な値引きを前提とした商品、ということがいえます。

大幅な値引きを前提とした商品は、各社各様にそろえていたりもします。。

ハウスメーカーさんとの競合でも同じような経験があります。

弊社で出した見積もり金額が2500万円。競合するハウスメーカーさんが出した金額が2900万円。

なんと値引きが500万円。

はじめから値引きを前提とした見積書なんです。このメーカーさんの場合、定価で建てる人なんていないんです。ゴネればもう少し何とかなったりするんです。でも、そんなこと私がお客様に言っても通じません。

定価っていったい何なんだろう。違和感を感じます。そう思いませんか??

おさむ

立志式

2006年02月09日 20時41分59秒 | Weblog
こんばんは。

本日は稲敷市立桜川中学校の『立志式』に参加してまいりました。

同級生が同校の教員を務めていることもあり、毎年何がしかのご縁をいただいています。

今年は『記念講演』という大役をいただきました。テーマは『一度の人生、精一杯生きてみよう~自分の生き方に悩んだあの頃~』というものでした。

一時間の講演時間をいただきました。14歳の彼らにこの一時間で伝えたかったことは、

① 人生は出会いで変わる。

② 代償を払った分しか成功できない(手にすることができない)。

③ まあまあの人生なんてぶちこわせ。わくわくどきどきの人生を!!

の3点に絞ることができます。

中学生時代の私は、『飛行機と松田聖子キチガイ』でした。『♪♪風たちぬー(セイコー!!)・・・♪♪』の聖子ちゃんコールは今でもカラオケの定番です。

高校は山梨の日本航空高等学校。これは『おさむのひとりごと』に何度も登場してきますね。

19歳から迷いが深まっていき、日本縦断徒歩旅行を決行したこと。その後、シルクロード徒歩旅行やサハラ砂漠自転車旅行などを体験したことを述べました。やる気になれば何でもできる。『世界は広いぞー!!』と訴えました。

悩み苦しみも深かった時期のように思いますが、今振り返っても実に充実していた時期でもありました。

『人生二度なし』とはありきたりの言葉でも、その本質を実感として日々暮らしている人は少ないでしょう。

いつのまにか『まあまあの人生』の前に立ってしまっている。

14歳の彼らに訴えている自分自身が、そのまま鏡に向かって話しかけているようにさえ感じます。

彼らに質問をしました。『今の新聞やニュースの話題を見て、君たちどう思うか』質問に答えてくれた全員が、『気持ちが暗くなる』『元気がなくなる』と答えました。

耐震偽装問題に汚職事件、凶悪犯罪に異常犯罪、高齢者問題・ごみ問題・少子化問題・社会保障問題・・・・。

どれをとっても難題だらけです。これらは全て私たち大人の責任です。

こんな状況をつくっておきながら『夢を持て』『目標を持て』『いまどきの子供たちは・・・』といったって、そりゃへんてこな話です。

子供に夢を持たせられるような大人になりたい。子供がないたいと思うような大人になりたい。

簡単なことです。私たち大人が夢を持ち、夢を語ることができればいいんです。

14歳の彼らに偉そうなことを言ってきた私自身が恥ずかしくなりました。

桜川中学校の皆さん、私自身の大きな気づきを発見する機会をいただきまして、本当にありがとうございました。キャンディーをもらったラッキーな君!!残念ながら手を上げられなかったあなた!!14歳の今は、38歳の僕から見たら宝石箱の中にいるような貴重な時間です。夢中になって、キチガイになって取り組むものが見つかることを、心より願っています。

で、私の夢はなに。どんな人間になりたいの。どんな暮らしがしたいの???

おさむ

違和感 ③

2006年02月08日 07時13分07秒 | Weblog
おはようございます。

昨日は『おさむのひとりごと』№72号下書きのため、お休みいただきました。

第3回目の『違和感』です。

違和感、と書くと何か不平不満のようにも聞こえるのですが、そうではなく、その現実に対して明確な回答を持っていないのですが、なんとなくしっくりこない、何とかその現実を打破したい、そんな欲求といえます。

田舎に行きますと立派な入母屋屋根の農家作りがありますが、なぜか若い人が所帯を持つときには同じ敷地内に洋風の建物が建っています。

農家作りはほとんどが一階に二間通しの和室、一間廊下を挟んで、ダイニングキッチンと独立したリビングまたは茶の間。北側に水周りが並び、中廊下を通じて最奥に主寝室のつくりになっています。

二階にはトイレ・洗面所と洋間が二室、和室が一室プラス納戸で構成されます。

部屋数としては十分な広さがあるのですが、家族のいろいろな事情で新居を同じ敷地内に計画。

逃げられては困る親の心理、同居ちょっと・・・と若い夫婦。それぞれの気持ちは充分過ぎるほどよくわかりますが、周辺環境を考慮した建築がされることは少なく、そして母屋を建てた地元の大工さんではなく、ハウスメーカーの建物が鎮座します。

違和感を感じる風景です。

これは、建築の問題というよりは、親子関係、価値観、地域の文化性の問題だとは思うのですが、日本の住文化の貧しさの一端をあらわしていると思うのです。

田舎に限らず、ニュータウンも同じことが言えます。『目立つ家』『○○風の家』が結局ごちゃごちゃな町をつくっています。

どうしたものなのでしょう。違和感を感じます。

かくいう弊社もその一端を担っているわけで、違和感を増幅させている張本人でもあるのですが。

ほんものの家づくりって、なんなのだろう??

おさむ

違和感 ②

2006年02月06日 12時15分44秒 | Weblog
こんにちは。

何でも仕事に長年従事してくると、その仕事、業界、業態に違和感を感じてくるものです。

今日は取引先の材木屋さんから面白い記事を手にしましたので、それを書きたいと思います。

『集成材』『エンジニアリングウッド』と呼ばれる建材は、一般的に無垢材の1.5倍の強度がある、といわれています。

しかしそれは初期強度のことであり、それを構成している木材の性質で経年により大きく変化します。

『食品と暮らしの安全№2002』によると、『ホワイトウッド』という集成材が大変危険な構造材であると警告しています。

このホワイトウッド、その名の通り白い木で、特にローコスト系木造住宅でふんだんに使われています。近辺の現場でもよく見かけます。

『安くて性格がおとなしく、当面クレームが出にくい』そんな理由から採用されているようです。

・・・売れればいいとする木材業界、加工しやすいと黙認する大工さん。これは、業界の『知的な手抜き』といわざるを得ません。  と筆者。

この記事によると、国産ヒノキ・国産杉・ベイツガ・ホワイトウッドで暴露実験視した結果、ホワイトウッドは一年でシロアリに喰われ、4年目には完全に朽ち果ててしまったのです。国産ヒノキ・杉はびくともしていません。

シロアリもいない乾燥した国(スウェーデン・フィンランド・ドイツなど)で育った木が、高温多湿の国で腐朽菌やシロアリに抵抗できるわけがありません。

でもそれがまかり通っている。ちゃんと検査も通るんです。薬を塗れば。

35年の住宅ローン。最新設備満載の誇大広告。

生命財産に匹敵する家づくりに、違和感を感じぜずにはいられません。

この資料、大変参考になると思いますので、ご希望の方はご連絡ください。

構造材だけでも、安心できる国産材にしてみてはいかがですか。

それと、やっぱり無垢材がいいですよ。この記事によれば、40坪の建物で約30万円のアップですむわけですから。

おさむ

違和感 ①

2006年02月05日 18時27分18秒 | Weblog
こんばんは。

家づくりを我が人生の仕事としているものとして、違和感を感じていることを少々。

過日お引渡しをしたお客様のお隣さんは某ハウスメーカー作なのですが、工期が弊社の3分の1で仕上がりました。

屋根には太陽光発電が乗せられ、デザインも洗練されていてかっこいいです。

ただ、室内となると、本当にさびしい限りなんです。賃貸アパートとまったくといっていいほど遜色がない。白いビニールクロス・合板フローリングに塩ビシートの建具や枠材、金太郎飴のような間取り、もちろん全てF☆☆☆☆・・・・・。

生命財産担保の家づくりが、『カタログから選ぶ』という発想でしか、できなくなってきてしまっている。

ものすごい違和感を感じるんです。

『家(HOME)』を『住宅(HOUSE)』という発想、『建てる』から『買う』という発想に転換している典型のように感じます。

『家』は単なる箱物ではない。

家族の絆・人としての情操が育まれる大切な空間なのだ。

自分の人生を、家族の個性を、生身の人間として、本当に必要な家という空間はどんなものなのか。

大変だろうけど、苦しいだろうけど、『家づくり』の機会に、深く深く考えて欲しいものです。

全ての産業がそうかもしれませんが、工業化されたものばかりで、数値化されたものばかり。『合理性の追求』 をしてきた結果、『合理性でしか』 ものの価値観を感じることができなくなってしまったように思えて仕方ないんです。

北澤工務店も、私が言っているほど完璧ではありませんが、そこにチャレンジしていることは誇りに思っています。

ほんものの家づくりとは何なのか。これからももっともと深めていきます。

おさむ

お騒がせしました。

2006年02月04日 09時50分22秒 | Weblog
昨日の腰痛の件、大変お騒がせしました。

どうやら無自覚な腰の持病があったらしく、そこが急激に刺激された為による激痛だったようです。今日はもう一人で歩けるようになりました。

でも、痛くなったり、弱くならないと見えないものがたくさんあるんですね。

家族がいろいろ面倒を見てくれました。子供たちは何でもいうことを聞いてくれましたし、妻は靴下まではかせてくれました。

ゆっくりしか歩けないと、見える景色まで違うんですね。ゆっくり歩いても、ちゃんと目的地につけるということも新鮮な発見でした。

朝の朝礼前の掃除の時間、『社長は座っていてください!!』なんていってくれたり、一人一人が私に関心を持ってくれました。

関わってもらえるということは、本当にうれしいことなのですね。

逆のことを考えたら・・・・・ゾッとします。

痛かったですが、何事にも『意味と価値』がある。本当にそうだと感じました。

おさむ


あ、痛たたた・・・。

2006年02月03日 08時02分36秒 | Weblog
ぐきッ!!と鈍い感触がありました。

私は小学校5年生から、龍ヶ崎スポーツ少年団で柔道を教えていただいたのですが、今は指導員として小学生を中心に稽古をしています。

昨日は『強化練習』ということで、通常の練習日とは特別の日程で有志の少年たちが集まりました。

小学5,6年生ともなると体格もよく、力もついてきます。

指導員ぶって受けていたら、やってしまいました。受身の仕方が悪く、まともに腰から落ちてしまったのです。

私、100キロ近く体重があるもんですから、結構きてしまったようです。

道場からは何とか運転して帰ってこれたのですが、家に着いたら、もう動けません。

食事もとらず、風呂も入らず、アイスノンを腰に当てて布団に入りました。

でも、まったく眠れないのです。痛くて痛くて・・・。

じっとしていても、寝返りを打っても、何をしてもいたーーーーいッ!!!

ながーい夜が終わって今に至るしだいです。

でも、痛くて苦しいときこそ 『笑顔・笑顔 !!』

痛くならないとわからないこともたくさんあるのですね。何事も勉強です。

これからお医者さんに行ってきます。・・・痛たたたた・・・。

おさむ

家相・風水・年まわりなど・・・。

2006年02月02日 19時13分27秒 | Weblog
建築工事と切っても切れないのが、『家相』『風水』『暦』です。

建築計画を立てる際、念のために『家相などはお気になさいますか?』とお尋ねすると、ほとんどの方が、『まぁ、今時だから気にはしないけど、人が嫌がるような基本的なことは除けておいて欲しいな。』とおっしゃられます。

これがなかなか難しいのです。

基本的なことといえば、『鬼門』『不浄物の扱い』『玄関』『張り・欠け』などになるのですが、現代の間取りと相反する部分が実に多いのです。特に区画整理された住宅地内では至難の業です。

徹底的に除けた案件もございましたが、50坪の予定が結局63坪の大きな建物になってしまいました。

ある程度割り切るしかないのはお客様も承知なのですが、気になりだすと『♪♪も・お・どうにも止まらない♪♪』と山本リンダになってしまいます。

これは実に難しい問題です。

一度だけ経験があるのですが、『方位』を非常に気にされるお客様で、結局『工務店の方向が悪い』と方位師に指摘されて断られたこともありました。

逆にクリスチャンのお宅を建築させて頂いた時は『毎日が最高の一日ですから』と、全く上記のようなことを気にされなかった方もいらっしゃいます。

さて、皆さんならどうしますか。

一つだけいえる事は、『一貫性を持つ』ことが大切だと思います。地鎮祭はやったけど神棚がない、とか、年まわりを気にしたけど厄除けに行ってない、風水を気にしたけど三日坊主・・・・。

大安吉日の初詣の帰り道で事故に遭う、なんていうことも珍しくありません。

自分はこうだ、という一貫したものがある時、実は先人の教えの宝庫である『家相』『風水』『暦』が素晴らしい道しるべを与えてくれるようなんです。

ほんとうですよ!!

おさむ

2006年02月01日 08時55分43秒 | Weblog
2日前からこのブログは始まったのですが、初日が21件、昨日が48件もアクセスを頂きました!なんか、嬉しいです!!

私は、2005年1月1日付けで父から会社経営を後継しました。

後継する前後の時期は、ドラマの連続でした。またいずれそのことも書いてみたいと思っています。

5年経って、一番むずかしいと感じることは『人』の問題です。

先日ある先生からこんなことを聞かされました。

『おさむくん、人を育てるのは簡単だよ。それはね、夢を語ることなんだ。社員と膝をすり合わせて、「おれの夢はなア、○○な会社をつくることなんだ。何がなんでもそれを実現したいんだ。」と語り続けることなんだよ。』

『子育ても同じなんだ。『お父さんの夢はなア、○○することなんだ。○○になりたいんだ。」と語り続けることなんだよ。夢を語る親父の背中を見て育った子供は、立派な日本人になるに違いないと思わないか。』

夢を語り続ける社長、夢を語り続けるお父さん、夢を語り続ける学校の先生、夢を語り続ける大人・・・・。夢に大小なんてない。どんな事でも素晴らしい。

そんな自分であったなら、素晴らしい会社、素晴らしい家庭が出来るに違いありませんね!!いかが思われますか!!