スギ花粉・ヒノキ花粉の乱舞するこの季節,世間には辛い思いで日々を過ごしている人々が少なくないようである。特に近年では,年を追うごとに新たに花粉症に罹患する人々が着実に増加の途をたどっているらしい。ただしそのような状況のなかで少々気になるのは,昔に比べると日常的にごくアタリマエに「花粉症自慢」をしている人がかなり目立ってきていることだ。まるで日陰者が無理矢理白日の下に出張っているような感じで,「自虐の詩」の世界がそこここに展開する。特にデンパ関係においてはその傾向が顕著である。
先日も,TVの人気番組『あるある大事典』で花粉症の特集をやっていたが,そこに出演していたゲストのそれぞれが,やはり自らの花粉症体験を声高に,半ば自慢げに話していた。ゲストに呼ばれたからには終始黙っているわけにもいかないだろうが,それにしても,各人の語り口には自ずとハツラツとした喜びが滲み出ているのであった。特にヒドかったのがラサール石井。過度のオーバーアクションで面白可笑しく己が症状を周囲の人々に喧伝するその様は,所詮お笑い芸人のサガといえばそれまでかも知らんが,実に見苦しい。単なるビョーキでしょうが! それとも此奴は,受け狙いのためだったら他人に向かって自らの痔瘻の自慢とかインキンタムシの自慢とかインポテンツの自慢とかを嬉々として行うのだろうか。
以前にもどこかで記録したと思うが,私自身だって実は「花粉症歴四半世紀」である。しかしそんなことを他人に吹聴して何になろう。この時代の抱えている深刻なヤマイに比べたら,たかだか鼻がムズムズして眼がショボショボするくらいドーッテコトナイではないか。ただただ粛々として日々を過ごすのみである。というか,黙々と眼前の仕事を端から片付けてゆくのみであります。愚行山を移すが如くに (-_-)
先日も,TVの人気番組『あるある大事典』で花粉症の特集をやっていたが,そこに出演していたゲストのそれぞれが,やはり自らの花粉症体験を声高に,半ば自慢げに話していた。ゲストに呼ばれたからには終始黙っているわけにもいかないだろうが,それにしても,各人の語り口には自ずとハツラツとした喜びが滲み出ているのであった。特にヒドかったのがラサール石井。過度のオーバーアクションで面白可笑しく己が症状を周囲の人々に喧伝するその様は,所詮お笑い芸人のサガといえばそれまでかも知らんが,実に見苦しい。単なるビョーキでしょうが! それとも此奴は,受け狙いのためだったら他人に向かって自らの痔瘻の自慢とかインキンタムシの自慢とかインポテンツの自慢とかを嬉々として行うのだろうか。
以前にもどこかで記録したと思うが,私自身だって実は「花粉症歴四半世紀」である。しかしそんなことを他人に吹聴して何になろう。この時代の抱えている深刻なヤマイに比べたら,たかだか鼻がムズムズして眼がショボショボするくらいドーッテコトナイではないか。ただただ粛々として日々を過ごすのみである。というか,黙々と眼前の仕事を端から片付けてゆくのみであります。愚行山を移すが如くに (-_-)