特定情報通信機器としてのデスクトップ・コンピュータ

1999年04月27日 | 日々のアブク
 つい最近,新しいデスクトップ・コンピュータを購入した。今年4月以降1年間限定で適用される『特定情報通信機器の即時償却制度』にオロカにも便乗して即決した次第である。実際のところは,現在メインマシンとして使用している機種(Gateway2000のPentium Pro180)に多少の不満を抱いていたための買い替え,といった方が適当かも知れない。新たに購入した機種は,メーカーがデル・コンピュータ,CPUはペンティアムⅢの450MHz,HDDは17GB,メモリ256MB,4倍速DVD-ROM,モニタは21インチである(このゼイタクモノ奴!)。スピードは確かに小気味良いくらいに速い。これまで約2年半ほど使っていたゲートウェイのマシンに比べると,スペック上は3倍近いスピードだ。だからといって仕事の作業効率も3倍になる訳では無論ないんだけれどね。

 買い替え理由の第一はDVDソフトを利用したかったこと,第二はデジタルビデオのノンリニア編集などを始めてみたかったこと,第三は大きなモニタをやや距離をおいて眺めながらゆったり広々と作業をしてみたかったこと,などである。ま,仕事の効率云々はカクレミノで,単なる道楽が高じたに過ぎないとも言えるか。いや,お恥かしい。

 ところで話変わって,昨今のPC論壇界における手強い御意見番ないし小言辛兵衛の第一人者といえば中村正三郎あたりがまず思い浮かぶが(昔オダジマ今ショーザブロー,いずれも敬称略),そのショーザブロー(敬称略)の方が最近,主宰するweb pageにおいてデル及びFedexの商品配達体制が確実でないことに対して個人感情まる出しで悪態をついていた(オノレの発言力の影響度合を知ってか知らずか)。ま,ユーメージンは言ったもん勝ち,文句たれてナンボなのかな? しかし,デルもヤな奴から注文を受けちゃったもんだね(まさか後で菓子折は届けなかっただろうな)。

 無名人たる私の場合,幸いなことに,当初は納期まで2週間の予定であったものが,それより5日程早く届いた。いやいや,単なる僥倖である。PCのマーケットにおいて過度の期待は禁物であること,そんなこたムカシムカシから幾度となく繰り返された苦い経験の積み重ねにより身に沁みて了解している。日々の精進はこんなところで報われる。

 なお,さらに個人的な事情を申せば,デル・コンピュータが日本に初めて進出した今から約6年前,最初に発売された機種(466L)を喜び勇んで真っ先に購入したオロカ者は他ならぬこの私である。1993年2月のことだ。CPUはintel80486DX2-66MHzで,メモリは8MB,HDDは170MB,ドライブはFDDのみ,程度のスペックではなかったろうか(ああメマイがする)。価格は? ええぃ,思い出したくもないわい!
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