アキラが父を求めている (ごく希に,デスガ)

1998年08月04日 | アキラ
 アキラとの束の間の蜜月,そんな至福の時が,まれには父にも訪れる。それは例えば,アキラが昼寝中に母とタカシが急な用事で外出してしまい,そして運悪く出掛けたすぐ後に昼寝から目覚めたアキラが,傍らの父など眼中になく,いつもの不機嫌をあたりいっぱい撒き散らし,しかも家のなかには最終的に頼るべき母がいない。さぁて,困った困った。しばらくは寝ぼけ眼のままで泣きながら拗ねながらヤイヤイ騒いでいるのだが(その間約5~10分),そのうち観念したのか父の方にやおら近づいてきて,ヒックヒック言いながら身体をぴったり擦り寄せてくる。

 そんなときの父は,日頃のキカンボ・アキラを厳しくたしなめるキビキビの父(-_-メ)ではなく,孤立無援のアキラを優しく受け入れるヤワヤワの父 (^_^;)になる。

 今の季節,特に昼寝から起きたばかりのアキラは身体じゅう汗でベトベト君なんだけれども,そんなことは一向に気にならない。アキラが父を求めている。それに無条件で答えるしか能のない父である(ひとつの古風な信仰です,ってか?)
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