ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2016/05/05 「誘拐の掟」

2016-05-05 00:00:00 | 日記
「誘拐の掟」

マット 元警官(リーアム・ニースン)
ピーター 断酒会の仲間
ケニー ピーターの弟
TJ ホームレスの少年

 1991年。警官マットは、酔っぱらっている所を強盗に遭遇して射殺。
だが、少女が巻き添えになり、警官を辞めた。
 数年後。マットは断酒会に参加し、
知り合ったピーターに弟ケニーを助けてほしいと頼まれる。
ケニーは何者かに妻を誘拐され、身代金を払ったが、妻は殺されてしまった。
犯人に復讐したいと言うのだ。
一旦は断ったマットだが、惨状を聞かされて協力を決断する。
 マットは、ホームレスの少年TJに協力させ、情報を集める。
付近では同様の事件が多発していた。
レイラが誘拐された事件では、
墓地の管理人ジョナスがビデオ屋で知り合った2人組に彼女の話をしたと白状。
2人組はレイラを拉致して殺害した為、逃げ出したと言う。
1人の名はレイだったと言って、ジョナスは飛び降りてしまう。
 続いて、マリーの事件を追跡。
DEA捜査官だった彼女がピーターを逮捕した事から、
犯人はケニーの存在を知った様だ。
 ケニーの知人で、娘が誘拐されたランドー氏は、マットに対応を依頼する。
マットは犯人に連絡し、身代金の受け渡しをする事に。
 取引場所で娘を解放させるが、ニセ札だと気付かれて撃ち合いに。
ピーターが撃たれて死ぬ。TJが2人組のバンに潜み、居場所を連絡。
犯人アルバートは、負傷したレイを始末する。
マットはアルバートを捕らえ、ケニーに委ねる。
だが、ケニーは殺されてしまい、マットがアルバートを射殺する。
 一件落着し、帰宅したマットは、部屋で寝ているTJが、
マットをヒーローのように描いているのを見て、複雑に想うのだった。

 と言う訳で、リーアム・ニースン主演のサスペンス。
元刑事のリーアムは、市民を死なせたショックを引きずり、飲んだくれの私立探偵に。
知り合った男に依頼され、彼の妻を殺した誘拐犯を追う事に。
先日見たランオールナイトとのダブり感は半端ないが、相違点もそれなりに。
かの作品のリーアムが冷酷だったのに対し、本作は比較的温情派。
ホームレスの少年との関係も面白い。
ただし、犯人が猟奇犯な為に周囲が惨殺されるのがマイナスで、
全体の印象はあまり良くない。
コメント
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