ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2017/06/24 「悪魔のシスター」

2017-06-24 00:00:00 | 日記
「悪魔のシスター」

ダニエル・ブレトン モデル(マーゴット・キダー)
グレース・コリアー ダニエルの向かいに住む女記者
エミール ダニエルの元夫。医師
私立探偵 (チャールズ・ダーニング)

起:モデルのダニエルはフィリップを殺害してしまう。
承:記者グレースはその様子を目撃するが証拠がない。
転:シャム双生児だったダニエルには、死んだ妹の部分が潜んでいたと判明。
結:グレースは洗脳され、事件を否定するようになる。

 モデルのダニエルは、テレビ番組で知り合ったフィリップを家へ招く。
彼女にはドミニクと言う双子の妹がいるが、まもなく病院へ戻されると言う。
やがてフィリップは、ダニエルに刺殺されてしまう。
 向かいの建物から事件を見ていた女性記者グレースは警察へ通報。
刑事と共にダニエルを訪ねるが、否定される。
グレースは私立探偵を雇い、ダニエルを探る事に。
ソファにフィリップの死体を隠し、始末する気だと突き止める。
 一方、ダニエルの素性を調べたグレースは、
彼女がもともとドミニクとシャム双生児だったと知る。
切り離し手術が行われたが、ドミニクは精神に異常をきたして死んだと言う。
 病院を探るグレースは、ダニエルの元夫で医師であるエミールに捕らわれる。
ダニエルの中にドミニクの部分があり、エミールは薬で抑えていたと言う。
彼はグレースを洗脳し、殺人はなかったと信じ込ませる。
だがダニエルはエミールを刺殺してしまう。
 警察がかけつけ、逮捕されたダニエルは殺害を否定。
救出されたもののうつろなグレースは、フィリップ殺害の件は勘違いだったと言う。
一件は迷宮入りしそうだったが、私立探偵がソファの行方を監視していた。

 と言う訳で、ブライアン・デパルマの初期のスリラー。
主人公は後にロイス・レインを演じたマーゴット・キダー。
彼女はモデル役で、テレビで知り合った黒人男性といい関係に。
ところがなぜか彼を刺殺してしまう。
そこから後は、事件を目撃した向かいのビルに住む女性記者が真相を追う展開。
主人公が途中から変わるのはサイコ風で、後半の主人公の導入は裏窓風。
ヒッチコックに影響されたデパルマがええとこどりした印象だが
怪しげな医師が女性記者を洗脳してしまうのは、白い恐怖あたりと言う事か?
前半は期待させたのだが、この後半はあまり面白くない。
コメント
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