ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2018/09/01 「サボテンの花」

2018-09-01 00:00:00 | 日記
「サボテンの花」

ジュリアン 歯科医(ウォルター・マッソー)
ステファニー・ディキンソン 看護師(イングリット・バーグマン)
トニー・シモンズ ジュリアンの恋人。レコード店員(ゴールディ・ホーン)
イゴール・サリバン トニーの隣人。作家の卵

起:歯科医ジュリアンは恋人トニーにプロポーズする。
承:ジュリアンは看護師ステファニーを今の妻として紹介する。
転:ジュリアンはステファニーを心配するように。
結:トニーと別れ、ステファニーと付き合う。

 1人暮らしする娘トニーはガス自殺を図るが、隣人イゴールに助けられる。
トニーによると、自殺の原因は恋人ジュリアンだと言う。
イゴールの説得で思いとどまるが、
トニーは自殺を予告する手紙をジュリアンに出していた。
 歯科医ジュリアンは未婚だが、恋人トニーには既婚と思われていた。
自殺を予告する手紙を見たジュリアンは慌ててかけつけ、トニーが本気だったと知る。
そこでジュリアンはトニーに求婚。
だがトニーは、今の妻が離婚を了解しているか聞きたいと言う。
 ジュリアンは、看護師ステファニーに妻を装う様に頼む。
堅物のステファニーは、嘘はイヤだと断る。
それでもステファニーは、トニーが気になってレコード店へ。
気付いたトニーと話し、離婚には同意すると伝える。
 だがトニーは、ステファニーからジュリアンへの愛情を感じたと納得しない。
ステファニーの恋人に会いたいと言い出す。
ステファニーはさらなる嘘を嫌がるが、言い寄るハーベイを恋人と言う事に。
だがジュリアンは、ハーベイはチンピラだと心配する。
 一同は互いに会わないはずの店へと繰り出し、鉢合わせ。
ステファニーはイゴールと意気投合する。
翌日。嫉妬したジュリアンはステファニーを問い詰めるが、
彼女は離婚すると言って出ていく。
 すべてをきちんとしたいと言うステファニーは、
トニーにジュリアンは独身だと伝える。
だまされたと言って、トニーはイゴールにキスする。
かけつけたジュリアンは、2人の仲を知って出ていく。
 ステファニーは職場に残したサボテンを取りに戻る。
ジュリアンはトニーとは別れたと伝える。
これで妻の所に戻れると言って、ステファニーにキス。
彼女のサボテンには、咲かないと思っていた花が咲いていた。

 と言う訳で、ゴールディ・ホーンがアカデミー賞を取ったと言う作品。
主役はウォルター・マッソーとイングリット・バーグマン。
歯科医マッソーには娘の様な恋人ゴールディがいたが、
ゴールディはマッソーが既婚だと誤解していた。
そこで、離婚する今の妻としてバーグマンを紹介。
その結果、ドタバタがあって、登場人物たちがあるべき位置に落ち着くと言う訳。
今で言うラブコメで、マッソーやゴールディは違和感ないが
バーグマンもこういうのに出てたんだねと言う点は意外。
ゴールディは後の作品とはちょっと雰囲気が違うが
不思議ちゃんの元祖の様なキャラで、人気が出たのも理解できます。
映画を思い出す時に、頭の中に小田和正の歌声が聞こえるのはご愛敬。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする