ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2018/09/15 「MEG ザ・モンスター」

2018-09-15 00:00:00 | 日記
「MEG ザ・モンスター」

 ランペイジで巨大な動物が暴れるB級発想の映画を金かけて作ったが
古代にいたと言うメガロドンを登場させると言うB級サメ映画でお約束の設定を
これまた金かけて映画化。
それがジェイソン・ステイサム主演で、
ジェイソン対巨大ザメときたら見ないわけにはいかんでしょ。

ジョナス 深海での救助のプロ(ジェイソン・ステイサム)
スーイン ジャン博士の娘
ジャン博士 深海の研究者
メイイン スーインの娘
モリス スポンサー
ジャックス 研究員(ジョン・ウィックの女殺し屋)
マック 研究員(ダイハード4のFBI)
トシ 研究員(マシ・オカ)
ローリー 研究員。ジョナスの元妻
ヘラー博士 ジョナスに対立

起:ジョナスは遭難した元妻を助ける為に深海へ。
承:元妻を助けるが、古代のメガロドンが現れたとわかる。
転:一同はメガロドンを倒そうとするが、犠牲が出る。
結:何とかメガロドンを倒す。

①潜水艦が遭難する事故で、ジョナスが救助に。
何かが体当たりするのを感じ、退散するが、数名の犠牲が出る。

 何やら深海で潜水艦が遭難する事故が発生。
そんな状況で救助できるのは彼だけと言われるジョナスが急行。
救助艇をドッキングさせ、乗員を救助するが、
潜水艦が危険な状態で、全員の救助は無理。
何か巨大なものがぶつかるのを感じるジョナス。
同乗するヘラー博士は、全員救助しろと言うが、ジョナスは断念してハッチを閉じる。

②数年後。ジャン博士はマリアナ海溝の下にさらに海があると言う理論を展開。
それを実証する為、ローリーらが潜水するが、事故で戻れなくなる。

 それから数年後。
モリス氏は中国沖にある油田基地のような場所に到着する。
迎えたのはジャン博士と娘スーイン。
実は油田基地にカモフラージュされた下には最新式の研究所があり、
深海の研究をしていた。
マリアナ海溝は世界一深い海と言われるが、
その底には膜みたいな層があって、実はさらに下があると博士は主張。
潜水艇でその下を探検する事に。モリス氏はそのスポンサーなのだ。
ローリーを中心にトシら3名の乗った潜水艇が出発。
膜の下がある事を実証するが、何かのショックを受けて機体が損傷。
浮上できなくなる。

③ローリーの元夫ジョナスがかけつけ、スーインと共にローリーらを救助。
そこに古代のメガロドンがいると知る。

 深海深くに潜水艇が取り残されるが、残りの酸素も多くはない。
研究員のマックは、助けられるのはジョナスだけだと言う。
実はジョナスはローリーの元夫なのだ。
かつて仲間を見捨てたジョナスを錯乱していたと決めつけたヘラー博士は
ジョナスを呼ぶ事に否定的だが、他にこんな状況で救助など出来る者はいない。
マックはタイにいるジョナスに助けを呼びに行く。それだけで数日かかりそうだが。
現場には戻らないと拒むジョナスだが、潜水艇にローリーがいると知り引き受ける。
だが、それを待ってられないスーインは、先行して助けに向かう。
遅れてジョナスも潜水。
ジョナスは、スーインの娘メイインに、ママを助けてと頼まれる。
スーインの潜水艇はローリーらの艇に接近するが、何か巨大なものに接触する。
このままでは共倒れと、スーインは浮上。
ジョナスが向かうが、付近に古代の巨大サメメガロドンがいると判明。
ローリーの潜水艇も狙われていると知り、トシは自分のいる場所を切り離して囮に。
トシが犠牲になり、その間にジョナスがローリーらの潜水艇を救出して帰還。
スーインはジョナスがトシを見殺しにしたと批判するが、
自分も助けられた事を思って詫びる。
あんた全くの役立たずだったでしょ。

④研究所をメガロドンが襲う騒ぎが発生。
潜水艇が通路を作ってしまい、浮上してきたのだ。

 ひと段落着いたかに思えたが、メガロドンが上がってきて
研究所の強化ガラスにかみつく騒ぎが発生。歯形を残す。
潜水艇が浮上した事で、膜に穴が開き、メガロドンも上がってきてしまったのだ。
膜は自然に修復されるので、上がってきたのは1匹だけだと根拠もなく判断される。

⑤密漁船が襲われたと判明。メガロドンに発信器をつけようと奮戦する。

 ジョナスらはメガロドン退治に繰り出す。
沿岸警備隊とか、そういう連中に連絡しようとする考えには及ばない。
密漁船が襲われ、バラバラにされた残骸が見付かる。
その中には、ヒレだけ切り取られた大量のサメの死骸も。
メガロドンがサメの仇を取ったみたいだが、別にそういう意図はないらしい。
とりあえずメガロドンに発信器をつけると言う作戦事に。
ジョナスが危険を冒して接近し、ヒレにモリを撃ち込む事に成功。
これってジョーズを連想させるよね。

⑥スーインがケージに入り、メガロドンに毒を打ち込む。

 続いて、メガロドンの口の中にケージから毒を撃ち込む事に。
これもジョーズにあったね。
ジョーズのは簡単にひん曲がったが、本作では強化プラスチックで頑丈そう。
今回はなぜかジョナスが行かず、スーインが行く事に。
俳優さんの見せ場を分担したって事すかね。
ケージは頑丈だったが、メガロドンは丸呑みしそうに。
結局、ジョナスも協力したりして毒を撃ち込み、メガロドンを倒す事に成功する。

⑦メガロドンを倒すが、ジョナスは研究所を襲ったやつと歯形が違う事に気付く。
別のやつが現れて、大勢犠牲が出る。

 メガロドンを倒したと喜ぶ一同だが、
ジョナスは研究所に残された歯形とは別ものだと気付く。
これもジョーズと同じパターン。
そうこうしていると、やっぱり別のメガロドンが出現。
船が襲われて、チームのメンバーが次々やられる。
ジャン博士やヘラー博士も、ここでたぶんやられました。
悪役ぽかったヘラー博士は、仲間をかばったりして、意外にいい人だったとわかる。

⑧スポンサーのモリスは反省したフリをして倒そうとするが、結局やられる。

 ジョナスらは何とか研究所に帰還。
多くの犠牲が出て、一同沈痛な面持ちの中、
スポンサーのモリスは責任を感じているとスピーチ。
救援を呼び、沿岸の各国には危険を知らせたと言う。
実際は出任せで、モリスは身近な部下とメガロドンを回収に向かう。
儲ける考えはなくなっていないのだ。
浮いてる死骸を見付け、これだこれだと調査。
だが、それはクジラの死骸と判明。
クジラを倒したのはメガロドンに違いないと、一同は退散。
ボートを急発進させた為、モリスは海に落ちてしまうが、部下たちは気付かない。
もちろん、モリスはやられます。

⑨メガロドンは海水浴場を襲撃。大勢の犠牲が出る。

 研究所に残ったジョナスらは、モリスに騙されたと気付く。
メガロドンは近くにある中国の海水浴場を目指していると判明。
直ちに急行する。
ここが、この映画最大の見せ場になるはず。
ただ、さすがは中国と言うべきか、海水浴場は芋を洗うごとくの大混雑ぶり。
水着女性のサービスショットも期待されるが、
悲しいかなアジアン体形の人ばかりで、これじゃない感を感じさせる。
海水浴客はそれなりにやられるが、
数人まとめて丸呑みみたいな事はなく、こんな所でもジョーズに勝てない。

⑩音でおびき寄せ、ジョナスが白鯨のようにモリで対決。
傷付いたメガロドンは、普通サイズのサメの大群に襲われて死ぬ。

 ジョナスらは、メガロドンを音でおびき寄せて、倒す事に。
ここでもジョナスとスーインが分業で奮戦。
最後には、ジョナスがメガロドンに馬乗りになり、白鯨の様に何度もモリで突き刺す。
それでもメガロドンは生きていたが、
傷付いたと知るや、普通サイズのサメたちがまとわりつく。
普通サメの大群に噛みつかれ、ついにメガロドンは力尽きる。
ジョナスらは通りかかった結婚パーティをしている船に拾われる。
ジョナスの脇には元妻がいて、普通なら彼女と寄りを戻しそうだが、
スーインの方と親密になるのは、中国資本の力を感じさせる。
実はもう1匹いたと言う描写はない。

 と言う訳で、古代のメガロドンが現れ、大暴れすると言う展開。
世界で最も深いマリアナ海溝の、その下に隠された海があると言う設定で
そこを探検した為に道が出来て、生きていたメガロドンが出てきてしまったと言う訳。
金をかけてるせいか、前半はもっともらしい設定を裏付ける描写が続き
B級展開を期待する者からすると、ちょっとイライラさせられる。
序盤の潜水艇に元妻が閉じ込められた事から、
救助のプロであるジェイソンが助けに来る。
メガロドンが現れ、関係者は退治せねばと言う事に。ジェイソンもそのまま協力。
いろんな手でメガロドンを倒そうとしたりとか、
倒したサメが一番大きい奴でなかったりとか、やってる事はジョーズと同じ。
B級もので出てくる、戦艦にかみついたりするような
巨大ゆえのバカバカしい絵面が出てこない。それを期待したんですけどね。
それよりも気になったのは、中国資本が入ってる映画ゆえか
結構中国寄りの話になっている点。
ジェイソンと恋仲になるヒロインが中国人なのは大目に見るとしても、
終盤に襲われる海水浴場も中国で
芋を洗うような大混雑ぶりで、水着の女性もアジア体形でそちらの見せ場にならず。
中国映画にジェイソンが招へいされたと言う印象です。
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2018/09/15 「ラスト・ターゲット」

2018-09-15 00:00:00 | 日記
「ラスト・ターゲット」

ジャック 銃のプロ(ジョージ・クルーニ)
クララ 娼婦
パヴェル 手配師
マチルダ 暗殺者

起:ジャックは暗殺者マチルダに銃を提供する。
承:ジャックは衰えを感じる。
転:引退を決意するが、マチルダに始末されそうに。
結:マチルダらを倒すが、自らも息絶える。

 スウェーデン。
恋人といたジャックは銃撃を受け、反撃するが、恋人も口封じで始末する。
しばらく姿を消す事になり、小さな町に潜伏。娼婦クララと親しくなる。
 ジャックは女殺し屋マチルダと接触し、新たな仕事として銃と弾を用意する。
最後の仕事にすると手配師パヴェルに連絡し、クララには町に留まると告げる。
だが、マチルダの襲撃を受け、ジャックは彼女を倒す。
負傷したジャックはクララの所へたどり着くが、息絶える。

 と言う訳で、ジョージ・クルーニ主演のサスペンス。
クルーニ演ずるジャックには影の稼業があって、気付かれたら恋人でも始末。
特製の銃を組み立てるシーンがあり、
ジャッカルの日の銃のプロみたいな存在かと想像。
ところが女殺し屋が別にいて、クルーニは銃を提供する役割。
彼が引退を考え、一味に狙われると言う訳。
女殺し屋が、本来の標的をよそにクルーニを襲撃するのは妙な感じ。
そして、本来の標的は謎のまま。
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2018/09/15 「ヴェンジェンス」

2018-09-15 00:00:00 | 日記
「ヴェンジェンス」

ジョン・ドロモア 刑事(ニコラス・ケイジ)
ティーナ 母親
べシー ティーナの娘
アグネス ティーナの母
カークパトリック 一味の弁護士(ドン・ジョンソン)

起:シングルマザーのティーナが4人組にレイプされる。
承:犯人は悪徳弁護士によって無罪になりそう。
転:刑事ジョンは犯人を次々始末する。
結:ティーナ親子は町を去る。

 治安の悪い地区に勤務する刑事ジョンは、相棒を失う。
 シングルマザーのティーナは帰り道で4人組にレイプされ、
娘べシーはショックを受ける。
弁護士カークパトリックがついて、4人組は保釈。
性交は合意の上で、殴ったのは正当防衛だったと主張する。
ショックを受けたティーナは自殺しようとするが、ジョンが止める。
 4人組のジョーはティーナの恋人ケイシーを襲撃するが、ジョンに射殺される。
ジョンは正当防衛だったと証言。さらに調査員と称してフィック兄弟を射殺。
滝から突き落とし、兄弟はカナダへ逃げたと報じられる。
さらに、情報があると称してフリッツを呼び出し、遺書を書かせた上で射殺する。
 ティーナ親子は引越しする事になり、ジョンに別れを告げる。
親子は心に傷を負ったが、やがて忘れるさとジョンは言うのだった。

 と言う訳で、ニコラス・ケイジ主演のサスペンス(?)
ニコラス扮するジョン刑事は、
4人組のレイプ犯が弁護士によって無罪になりそうな事に憤りを覚える。
被害者の娘視点で描かれる面もあり、
裁判で大逆転と言う展開かなと思ったが、さにあらず。
ジョンはブロンソン的に4人を始末し始めたのだ。
ただ、ニコラス風味と言うか湿っぽい印象で、痛快感は今一つ。
悪徳弁護士と、犯人兄弟の母親をぎゃふんと言わせるシーンは欲しかった。
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