「スカイスクレイパー」
今年はドウェイン・ジョンソンの当たり年で、3作も作られる始末。
ジュマンジ、ランペイジと来て、本作が3作目。
いずれもそんなに頭の良い映画ではないが、ドウェインの力任せな感じが楽しめる。
本作は超々高層ビルで火災が発生し、犯罪も絡むと言う話。
タワーリング・インフェルノとダイハードをくっつけた印象だが
隣のビルのクレーンから飛び移るシーンがCMで流され
いやいや、それは届かないでしょうと思いつつ、
ドウェインなら出来るかもと言う強引さが期待できます。
MEG同様に中国資本が入ってるらしくて、香港が舞台だが
MEGのように中国映画みたいにならないかはやや不安。
ウィル・ソーヤー 元FBI(ドウェイン・ジョンソン)
サラ ウィルの妻
ジャオ 企業のトップ
ベン ウィルの旧友。ジャオに紹介
ヘンリー ウィルの息子
ジョージア ウィルの娘
コレス・ポタ 一味のリーダー
シア 一味の殺し屋
ミスター・ピアース 警備担当
ウー捜査官 香港警察
起:ウィルは完成した超々高層ビルの警備担当に。
承:犯罪組織の一味は、防災システムを止めてビルに火をつける。
転:ウィルはビルに残された家族を助ける為、燃え盛るビルに飛び込む。
結:家族を助け、一味を倒す。
① FBIのウィルは突入作戦で犯人に爆死される。
FBIのウィルは、チームで何やら犯人のアジトを襲撃。
だが犯人は自爆してしまい、巻き込まれてウィルは重傷を負う。
② 爆発で片足を失ったウィルは、香港に出来た超々高層ビルの警備担当になる。
ウィルは回復するが、片足を失って義足になっていた。
香港にいた彼は、出来たばかりの200階超の超々高層ビル「パール」の警備担当に。
妻サラや2人の子供といち早くビルに住み込む事になる。(他に住んでる人はいない)
彼を推薦したのは元同僚のベンで、
彼もまた爆発事件を機にこちらの仕事に転職したのだ。
企業のトップであるジャオ氏は、
ウィルを屋上付近にある巨大な真珠みたいなドームへ案内。
そこには大量のモニターがあり、様々な映像を映し出す事によって、
仮想現実に飛び込んだかの様な体験が出来ると言う。
なぜ、ここに金をかける必要があったかはわからないが、
この部屋はクライマックスに再登場する。
③ 一味はウィルを襲撃。顔認証で防災システムを停止させ、ビルに火をつける。
ジャオ氏は、ウィルの顔で認証するタブレットを与える。
顔認証されるのはジャオ氏とウィルくらいで、以外は警備システムを触れないのだ。
ベンはウィルを、ビルから離れた別の建物に案内。
すると、何やら一団に襲われるが撃退。今度はベンに襲われる。
ベンは爆発事件が原因で失職する事になり、ウィルを恨んでいたのだ。
ウィルはベンも倒すが、さらに殺し屋シアらに襲われる。
ウィルに無理矢理顔認証させて一味は退散。
一味は、ビルから離れた場所にある監視センターを制圧。
タブレットを奪った事で妨げるものはなくなり、防災システムを停止させてしまう。
すると、ビルの中にいる仲間コレス・ポタ一味が火を着ける。
火は消火される事なく、たちまちビルは燃え広がる。
④ ウィルは一味と疑われ、警察に追われる。
ウィルは一味を追ってバイクで走り回る。
香港警察のウー捜査官らは、暴れ回った一味の仲間と誤解し、ウィルを追い回す。
⑤ 家族がビルにいると知ったウィルは、隣のビルのクレーンから飛び移る。
一味の狙いがビルだと気付いたウィルは、既に燃え上がっているのを知る。
タワーリングインフェルノは特撮ぽかったのに対し、
本作の火災描写はどうかなと思った所、若干リアルな点もあったが、やはり特撮ぽい。
ビルの中はほぼ無人だが、ウィルの家族がいる。
助けに行きたいが、ビルの周囲には警察やら野次馬やらが集まり、近付くのは無理。
ふと見ると、隣のぼちぼち高いビルの屋上に、クレーンがある。
思い立ったウィルは、非常階段でクレーンの場所へ。警察もこれを追う。
ウィルはクレーンを操作し、燃えるビルの方向へ向ける。
で、フックをビルにひっかけて、ワイヤーを伝って入り込もうと言うのだ。
気付いた野次馬は、ウィルが何やら救助を試みてると思って応援。
ワイヤーは外れてしまい、伝う事は出来なくなったが、後ろには警官が迫ってる。
行くしかない!
ウィルはクレーンの上を助走しビルに向けてジャーンプ!
フックによって割れていた窓に飛び込むと言う、本作最大の見せ場はここ。
前半に最大の見せ場を作るのは良くないよね。
ちなみに、バーチカルリミットでも同じ事やったけど、
このジャンプは無理だよね。
たぶん、ほぼ真下に落ちると思う。
⑥ 一味はウィルの弱みを握ろうと、家族を狙う。
監視センターの一味は、どこかのタイミングでやられます。
ウィルはビルの中にいるから、警察に倒されたんだったかな?
コレス・ポタはウィルがビルの中に入ったと知り、手を打たねばと考える。
住居エリアに家族がいたはずだ。
妻子の方も異変に気付き、関係者みたいなフリした一味を怪しんでいた。
⑦ ウィルは妻と息子を救出。エレベータで逃がすが、娘とははぐれる。
妻子は一味と火災から逃れようと、ビル内にある庭園みたいな場所を移動。
子供たちが渡った所で、橋が崩壊してしまう。
そこで、板を渡して子供たちを戻そうとする。
ウィルもかけつけ、ぜんそくの息子ヘンリーは救出。
だが板が持たず、娘ジョージアとはぐれてしまう。
ぜんそく持ちのヘンリーがはぐれた方が大変だけど、
脚本的にそこまで大変にしなかったと言う訳か。
ウィルは妻子をエレベータへ乗せる。
落下させて何秒かしたら火災の階を通過するので、手動でブレーキをかけろと指示。
これでサラとヘンリーは脱出し、ウー捜査官に状況を知らせる。
⑧ 企業のトップであるジャオは社長室に立てこもる。
娘を捕らえた一味は、ジャオを捕らえろと要求。
火災が広がり、ジャオらは避難しようと言う事に。
逆に何を待っていたか不明です。
だが、ぼちぼち偉いミスター・ピアースが実は一味だった為、
ジャオは最上階にある自室に立てこもってしまう。
ここは管理システムでも開けられず、一味に入る事は出来ない。
そこで、はぐれたジョージアを捕らえ、ウィルにジャオを連れてこいと命ずる。
⑨ 保護された妻は、一味がパラシュートで逃げる気だと警察に知らせる。
地上階に到達したウィルの妻らは警察に保護され、ウィルは一味ではないと訴える。
一方、警察は一味が脱出できないと考えるが、
妻はその装備からパラシュートで逃げる気だと指摘。
事実とすれば、ちょっと離れた空き地に着地し、まんまと逃げ切られてしまう。
⑩ パネルを操作する為、ウィルは壁を伝ってパネルの位置にたどり着く。
ジョージアを人質に取られたウィルは、ジャオを捕まえようと考える。
ジョージアを奪還する方を優先しようとは、思わなかったようです。
社長室を開けるには、とあるパネルを操作すれば良いのだが、
それはなぜか屋外にあった。
屋外には巨大なファンみたいなのが回ってて、
それを通り抜けないと、パネルにたどり着けないのだ。
普段はどうやって操作しているのやら。
ウィルは窓を割り、命綱をつけてビルの外へ。
粘着テープを腕につけ、窓に貼り付いて移動。
つまり、トム・クルーズみたいな事をやりたいんだとわかるが、
さすがにこれはムリムリと声が出る。
もし、体重に耐える粘着力があるとするならば、今度は移動が出来なくなるはずだ。
それでもドウェインだから何とかなり、ファンの所に到着。
間隔を見計らって、すばやくファンをすり抜けて中へ。
これはデイライトでスタローンがやったね。
(ダイハードでもあったけど、あれはファンを止めてたから難易度は落ちる)
パネルを操作すると、再びファンを抜けて元の場所へ戻る。
途中で落ちそうになるが、義足がはずれて引っ掛かり、それにつかまって助かる。
下で見てる連中は、ウィルが何したいのか知らないはずだが、雰囲気で応援します。
⑪ ウィルはジャオと合流。一味の悪事の情報をつかんでいると知る。
元の場所に戻ったウィルはドアが開いた社長室に入り、ジャオに合流。
ジャオも悪いやつだった可能性もあるが、
そんなに面倒な事にはならなくて、互いに状況を説明。
ジャオによると、コレス・ポタは地元の企業を恐喝しては金を得ていた。
だがジャオはそれに反発し、
コレス・ポタを有罪に出来る悪事の記録をUSBメモリに保存していた。
一味はそれを奪おうとしているのだ。
⑫ ジャオと協力して、娘を取り戻そうとする。
鏡の間のような部屋で戦いに。一味を倒す。
ウィルはジャオと協力。
コレス・ポタの悪事を記録したメモリを使って、ジョージアを取り戻そうとする。
だがすんなりはいかず、撃ち合いに。
序盤に出てきた大量のモニターがある部屋へ行き、ここで戦う事に。
ジャオがシステムを作動させた為、大量のモニターがウィルやら敵やらを映し出す。
これに敵味方とも混乱。
これって燃えよドラゴンの鏡の間や、黄金銃を持つ男のクライマックスと同じ設定。
爆発やらで床に大穴が空き、敵をどんどん倒す。
最後に残されたコレス・ポタは、逃げ回っていたジョージアを捕らえる。
大穴を挟んで反対にいるウィルは、やむなく銃を捨てる。
観念した様な表情のウィルだが、一つ勘違いをしていると告げる。
実は、ウィルだと思っていたのは映像で、本物はコレス・ポタの後ろにいたのだ。
ウィルはコレス・ポタを穴へ突き落とし、ジョージアを救出する。
⑬ ビルを脱出したウィルは妻たちと再会する。
何かしてシステムは再稼働し、あっという間に火災は鎮火する。
下に降りたウィルとジョージアは、サラやヘンリーと合流。
当初ウィルを疑っていたウー捜査官も、
大した一家だぜみたいなことを言って(いや、言ってなかったかも)終わり。
と言う訳で、ドウェインは元FBIで、爆発に巻き込まれて片足が義足に。
香港に出来た200階建ての高層ビルの保守を任される。
一味がビルの防災システムを停止させて火をつけた為、
あっという間にでかい煙突と化す。
ドウェインは一味と誤解され、警察の手を振りほどいてビルの中に入ろうとする。
隣のビルからクレーンを伸ばし、ジャンプするシーンはCMでも見せているが
残念な事に、この映画の一番面白いシーンはここ。
その後、ビルの中で一味と戦ったり、
妙な場所にあるパネルを操作する為に壁を這ったり。
最後には、燃えよドラゴンの鏡の間みたいなところで戦ったり。
それは無理と思わせるシーンも多いが、そこは割り切って見るしかない。
オープン前とは言え、こんなでかいビルに10人くらいしかいないのはお約束。
中国を舞台にしてるけど、MEGほど中国映画ぽさはない。
今年はドウェイン・ジョンソンの当たり年で、3作も作られる始末。
ジュマンジ、ランペイジと来て、本作が3作目。
いずれもそんなに頭の良い映画ではないが、ドウェインの力任せな感じが楽しめる。
本作は超々高層ビルで火災が発生し、犯罪も絡むと言う話。
タワーリング・インフェルノとダイハードをくっつけた印象だが
隣のビルのクレーンから飛び移るシーンがCMで流され
いやいや、それは届かないでしょうと思いつつ、
ドウェインなら出来るかもと言う強引さが期待できます。
MEG同様に中国資本が入ってるらしくて、香港が舞台だが
MEGのように中国映画みたいにならないかはやや不安。
ウィル・ソーヤー 元FBI(ドウェイン・ジョンソン)
サラ ウィルの妻
ジャオ 企業のトップ
ベン ウィルの旧友。ジャオに紹介
ヘンリー ウィルの息子
ジョージア ウィルの娘
コレス・ポタ 一味のリーダー
シア 一味の殺し屋
ミスター・ピアース 警備担当
ウー捜査官 香港警察
起:ウィルは完成した超々高層ビルの警備担当に。
承:犯罪組織の一味は、防災システムを止めてビルに火をつける。
転:ウィルはビルに残された家族を助ける為、燃え盛るビルに飛び込む。
結:家族を助け、一味を倒す。
① FBIのウィルは突入作戦で犯人に爆死される。
FBIのウィルは、チームで何やら犯人のアジトを襲撃。
だが犯人は自爆してしまい、巻き込まれてウィルは重傷を負う。
② 爆発で片足を失ったウィルは、香港に出来た超々高層ビルの警備担当になる。
ウィルは回復するが、片足を失って義足になっていた。
香港にいた彼は、出来たばかりの200階超の超々高層ビル「パール」の警備担当に。
妻サラや2人の子供といち早くビルに住み込む事になる。(他に住んでる人はいない)
彼を推薦したのは元同僚のベンで、
彼もまた爆発事件を機にこちらの仕事に転職したのだ。
企業のトップであるジャオ氏は、
ウィルを屋上付近にある巨大な真珠みたいなドームへ案内。
そこには大量のモニターがあり、様々な映像を映し出す事によって、
仮想現実に飛び込んだかの様な体験が出来ると言う。
なぜ、ここに金をかける必要があったかはわからないが、
この部屋はクライマックスに再登場する。
③ 一味はウィルを襲撃。顔認証で防災システムを停止させ、ビルに火をつける。
ジャオ氏は、ウィルの顔で認証するタブレットを与える。
顔認証されるのはジャオ氏とウィルくらいで、以外は警備システムを触れないのだ。
ベンはウィルを、ビルから離れた別の建物に案内。
すると、何やら一団に襲われるが撃退。今度はベンに襲われる。
ベンは爆発事件が原因で失職する事になり、ウィルを恨んでいたのだ。
ウィルはベンも倒すが、さらに殺し屋シアらに襲われる。
ウィルに無理矢理顔認証させて一味は退散。
一味は、ビルから離れた場所にある監視センターを制圧。
タブレットを奪った事で妨げるものはなくなり、防災システムを停止させてしまう。
すると、ビルの中にいる仲間コレス・ポタ一味が火を着ける。
火は消火される事なく、たちまちビルは燃え広がる。
④ ウィルは一味と疑われ、警察に追われる。
ウィルは一味を追ってバイクで走り回る。
香港警察のウー捜査官らは、暴れ回った一味の仲間と誤解し、ウィルを追い回す。
⑤ 家族がビルにいると知ったウィルは、隣のビルのクレーンから飛び移る。
一味の狙いがビルだと気付いたウィルは、既に燃え上がっているのを知る。
タワーリングインフェルノは特撮ぽかったのに対し、
本作の火災描写はどうかなと思った所、若干リアルな点もあったが、やはり特撮ぽい。
ビルの中はほぼ無人だが、ウィルの家族がいる。
助けに行きたいが、ビルの周囲には警察やら野次馬やらが集まり、近付くのは無理。
ふと見ると、隣のぼちぼち高いビルの屋上に、クレーンがある。
思い立ったウィルは、非常階段でクレーンの場所へ。警察もこれを追う。
ウィルはクレーンを操作し、燃えるビルの方向へ向ける。
で、フックをビルにひっかけて、ワイヤーを伝って入り込もうと言うのだ。
気付いた野次馬は、ウィルが何やら救助を試みてると思って応援。
ワイヤーは外れてしまい、伝う事は出来なくなったが、後ろには警官が迫ってる。
行くしかない!
ウィルはクレーンの上を助走しビルに向けてジャーンプ!
フックによって割れていた窓に飛び込むと言う、本作最大の見せ場はここ。
前半に最大の見せ場を作るのは良くないよね。
ちなみに、バーチカルリミットでも同じ事やったけど、
このジャンプは無理だよね。
たぶん、ほぼ真下に落ちると思う。
⑥ 一味はウィルの弱みを握ろうと、家族を狙う。
監視センターの一味は、どこかのタイミングでやられます。
ウィルはビルの中にいるから、警察に倒されたんだったかな?
コレス・ポタはウィルがビルの中に入ったと知り、手を打たねばと考える。
住居エリアに家族がいたはずだ。
妻子の方も異変に気付き、関係者みたいなフリした一味を怪しんでいた。
⑦ ウィルは妻と息子を救出。エレベータで逃がすが、娘とははぐれる。
妻子は一味と火災から逃れようと、ビル内にある庭園みたいな場所を移動。
子供たちが渡った所で、橋が崩壊してしまう。
そこで、板を渡して子供たちを戻そうとする。
ウィルもかけつけ、ぜんそくの息子ヘンリーは救出。
だが板が持たず、娘ジョージアとはぐれてしまう。
ぜんそく持ちのヘンリーがはぐれた方が大変だけど、
脚本的にそこまで大変にしなかったと言う訳か。
ウィルは妻子をエレベータへ乗せる。
落下させて何秒かしたら火災の階を通過するので、手動でブレーキをかけろと指示。
これでサラとヘンリーは脱出し、ウー捜査官に状況を知らせる。
⑧ 企業のトップであるジャオは社長室に立てこもる。
娘を捕らえた一味は、ジャオを捕らえろと要求。
火災が広がり、ジャオらは避難しようと言う事に。
逆に何を待っていたか不明です。
だが、ぼちぼち偉いミスター・ピアースが実は一味だった為、
ジャオは最上階にある自室に立てこもってしまう。
ここは管理システムでも開けられず、一味に入る事は出来ない。
そこで、はぐれたジョージアを捕らえ、ウィルにジャオを連れてこいと命ずる。
⑨ 保護された妻は、一味がパラシュートで逃げる気だと警察に知らせる。
地上階に到達したウィルの妻らは警察に保護され、ウィルは一味ではないと訴える。
一方、警察は一味が脱出できないと考えるが、
妻はその装備からパラシュートで逃げる気だと指摘。
事実とすれば、ちょっと離れた空き地に着地し、まんまと逃げ切られてしまう。
⑩ パネルを操作する為、ウィルは壁を伝ってパネルの位置にたどり着く。
ジョージアを人質に取られたウィルは、ジャオを捕まえようと考える。
ジョージアを奪還する方を優先しようとは、思わなかったようです。
社長室を開けるには、とあるパネルを操作すれば良いのだが、
それはなぜか屋外にあった。
屋外には巨大なファンみたいなのが回ってて、
それを通り抜けないと、パネルにたどり着けないのだ。
普段はどうやって操作しているのやら。
ウィルは窓を割り、命綱をつけてビルの外へ。
粘着テープを腕につけ、窓に貼り付いて移動。
つまり、トム・クルーズみたいな事をやりたいんだとわかるが、
さすがにこれはムリムリと声が出る。
もし、体重に耐える粘着力があるとするならば、今度は移動が出来なくなるはずだ。
それでもドウェインだから何とかなり、ファンの所に到着。
間隔を見計らって、すばやくファンをすり抜けて中へ。
これはデイライトでスタローンがやったね。
(ダイハードでもあったけど、あれはファンを止めてたから難易度は落ちる)
パネルを操作すると、再びファンを抜けて元の場所へ戻る。
途中で落ちそうになるが、義足がはずれて引っ掛かり、それにつかまって助かる。
下で見てる連中は、ウィルが何したいのか知らないはずだが、雰囲気で応援します。
⑪ ウィルはジャオと合流。一味の悪事の情報をつかんでいると知る。
元の場所に戻ったウィルはドアが開いた社長室に入り、ジャオに合流。
ジャオも悪いやつだった可能性もあるが、
そんなに面倒な事にはならなくて、互いに状況を説明。
ジャオによると、コレス・ポタは地元の企業を恐喝しては金を得ていた。
だがジャオはそれに反発し、
コレス・ポタを有罪に出来る悪事の記録をUSBメモリに保存していた。
一味はそれを奪おうとしているのだ。
⑫ ジャオと協力して、娘を取り戻そうとする。
鏡の間のような部屋で戦いに。一味を倒す。
ウィルはジャオと協力。
コレス・ポタの悪事を記録したメモリを使って、ジョージアを取り戻そうとする。
だがすんなりはいかず、撃ち合いに。
序盤に出てきた大量のモニターがある部屋へ行き、ここで戦う事に。
ジャオがシステムを作動させた為、大量のモニターがウィルやら敵やらを映し出す。
これに敵味方とも混乱。
これって燃えよドラゴンの鏡の間や、黄金銃を持つ男のクライマックスと同じ設定。
爆発やらで床に大穴が空き、敵をどんどん倒す。
最後に残されたコレス・ポタは、逃げ回っていたジョージアを捕らえる。
大穴を挟んで反対にいるウィルは、やむなく銃を捨てる。
観念した様な表情のウィルだが、一つ勘違いをしていると告げる。
実は、ウィルだと思っていたのは映像で、本物はコレス・ポタの後ろにいたのだ。
ウィルはコレス・ポタを穴へ突き落とし、ジョージアを救出する。
⑬ ビルを脱出したウィルは妻たちと再会する。
何かしてシステムは再稼働し、あっという間に火災は鎮火する。
下に降りたウィルとジョージアは、サラやヘンリーと合流。
当初ウィルを疑っていたウー捜査官も、
大した一家だぜみたいなことを言って(いや、言ってなかったかも)終わり。
と言う訳で、ドウェインは元FBIで、爆発に巻き込まれて片足が義足に。
香港に出来た200階建ての高層ビルの保守を任される。
一味がビルの防災システムを停止させて火をつけた為、
あっという間にでかい煙突と化す。
ドウェインは一味と誤解され、警察の手を振りほどいてビルの中に入ろうとする。
隣のビルからクレーンを伸ばし、ジャンプするシーンはCMでも見せているが
残念な事に、この映画の一番面白いシーンはここ。
その後、ビルの中で一味と戦ったり、
妙な場所にあるパネルを操作する為に壁を這ったり。
最後には、燃えよドラゴンの鏡の間みたいなところで戦ったり。
それは無理と思わせるシーンも多いが、そこは割り切って見るしかない。
オープン前とは言え、こんなでかいビルに10人くらいしかいないのはお約束。
中国を舞台にしてるけど、MEGほど中国映画ぽさはない。