ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2022/08/09 「恐竜・怪鳥の伝説」

2022-08-09 00:00:03 | 日記
「恐竜・怪鳥の伝説」(1977年日)

芦沢 恐竜生存説を主張(渡瀬恒彦)
亜希子 芦沢の恋人。カメラマン
淳子 亜希子の助手
山小屋の男 (白影の人)

起:富士樹海で卵を見たと言う情報から、恐竜生存説を信じる芦沢は調査に向かう。
承:怪物に襲われたらしき犠牲者が多発する。
転:恐竜が現れる。
結:富士山も噴火する。

 富士の樹海で穴に落ちた女性の証言から、石のような卵が目撃されたと報じられる。
空港でニュースを見た芦沢は、仕事をキャンセルして富士樹海を訪れる。
そこで地震に遭い、意識を失う。
 芦沢は山小屋の男に助けられる。
芦沢は男とは旧知で、父親の仕事を継いだと話す。
芦沢の父親は、恐竜生存説を主張していた。

 芦沢は恋人亜希子と再会。
カメラマンである亜希子は、湖で魚が浮いているのを目撃していた。
 付近では若者の事故があり、怪物がいるとの噂もある。
 亜希子の助手淳子は、首のない馬の死体を見付けてショックを受ける。
 祭りの会場で、湖に何かがいると騒ぎになる。
それは作り物で若者の悪戯だったのだが、彼らのボートが何かに襲われる。
その様子を陸で目撃した仲間が騒ぎ、役場に連絡する。
 ボートに乗った淳子が怪物に襲われる。
ダイビングしていた亜希子は、
頭と片腕だけになった淳子を発見してショックを受ける。

 湖付近は立入禁止に。生物がいるとの噂に、科学的な捜索が行われる事となる。
外国人記者が怪物の影を撮影しており、
恐竜プレシオサウルスだと主張するが、受け入れられない。
芦沢もプレシオサウルスが生きていると信じていたが、
彼は学会では認められていない存在だ。
 捜索は3日間行われるが、何も見付からず、村長は中止を決める。
 芦沢は湖に潜って調べる事に。
急に爆雷の投下が決まるが、亜希子が助けに向かい、難を逃れる。

 翼竜が現れ、人々を襲う騒ぎが発生。
芦沢らが陸へ上がると、恐竜も現れる。
それはプレシオサウルスで、芦沢はやはり生きていたのだと知る。
恐竜は怪鳥と対決。
 そんな中、富士山が噴火。
逃げる亜希子は崖から落ちそうになるが、芦沢が何とか引き上げるのだった。

 と言う訳で、東映による怪獣ものと言う珍品。
主人公渡瀬恒彦で、彼の父親は恐竜生存説を主張しており
その遺志を継いで、富士山麓であった恐竜騒ぎを調べる。
前半はジョーズ風に、何にやられたかわからない死者が続発。
後半には恐竜と翼竜にいる事が明らかに。
渡瀬の恋人であるカメラマンの助手(女性)が喰われるシーンがあり、
そこはなかなかグロテスクだが、恐竜の造形は作り物感が強い。
終盤には富士山が噴火し始め、渡瀬と恋人が崖から落ちそうになる描写が延々と続く。
終始怪獣ものぽくない音楽だったが、珍妙な歌が流れたと思ったらそこで終わり。
どうやら、恐竜は噴火で死んだって事みたい。
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2022/08/09 「ムーンフォール」

2022-08-09 00:00:02 | 日記
「ムーンフォール」(2022年米)

ジョー・ファウラー 元宇宙飛行士。現在はNASAの要職(ハル・ベリー)
ブライアン 元宇宙船船長(パトリック・ウイルソン)
KCハウスマン 月の異変に気付く自称博士
ダグ ジョーの元夫。将軍
ミシェル ジョーのベビーシッター
ソニー ブライアンの息子
ブレンダ ブライアンの元妻
トム ブレンダの夫
ホールデンフィールド 元NASA職員(ドナルド・サザーランド)

起:月の軌道が変わり、地球に影響が出る。
承:NASAは、月にある人工建造物を破壊する事になる。
転:元宇宙飛行士のジョーらが月へ向かう。
結:ハウスマンが犠牲になり、地球の危機は回避される。

 2011年。宇宙飛行士ブライアンとジョーは宇宙で活動していたが、何かに遭遇。
乗員のマーカスが行方不明になる。
 帰還したブライアンは何かの群れに襲われたと主張するが、解雇されてしまう。
ジョーは事態を目撃しておらず、ブライアンの人為的なミスと判断されたのだ。
 10年後。NASAの要職にあったジョーは、月の軌道が変わったと報告を受ける。
地球に接近すれば、3週間後には大きな破片が地球に降り注ぐだろう。
ジョーは事態を極秘にしようとするが、既にSNSで噂になっていると知る。
 自称博士のハウスマンも月の異変に気付き、ブライアンの所へ押しかける。
月は人工建造物であると主張するハウスマンは、動力源に何かが起きていると言うが、
ブライアンは取り合わない。
 やがて噂が広がり、買い占めや略奪など混乱も起きる。
月を人工建造物とする説が浮上しており、ブライアンはハウスマンを訪ねる。
ハウスマンはNASAよりも先に事態に気付いていたのだ。
ハウスマンは、月は白色矮星を動力源にした巨大建造物だと言う。
 NASAと欧州が協力してロケットが打ち上げられる。
だが、月から何かの群れが飛び出し、探査船が襲われる。。

 月から飛び出した群れは、進化したAIと判断される。
今までの常識は覆ったとしてNASA所長は退散。ジョーに責任が押し付けられる。
 ジョーは、元NASA職員ホールデンフィールドに会う事に。
ホールデンフィールドはNASAが隠している秘密があると告げる。
アボロ11号が月に着陸した際、管制室との連絡が2分間途絶えた。
その時アポロ乗員はあるものを目撃したが、それは極秘とされた。
それは人類よりもはるかに進んだ技術だ。
ブライアンが暴露しようとした為、彼は切り捨てられたのだ。
 ジョーは、それを破壊できれば月を元の軌道に戻せると考えるが、
軍に主導権を奪われる。
軍は核を使いかねず、そうなれば人類は滅亡してしまう。
 ジョーはブライアンとハウスマンを呼び出し、月の穴の画像を見せる。
2011年の事故も同じ原因で、人類は生命体に攻撃されていたのだ。
月に攻撃を仕掛ければ、すぐに探知されてしまう。
ブライアンには電力なしの着陸を成功させた過去があり、ジョーは彼に任せると言う。
離陸用のエンデバー号はLAの博物館から調達。着陸船は中国が提供する。
 ジョーの元夫ダグの協力で、軍が同行する事に。
電力なしで接近して生命体を誘き寄せ、爆弾で一掃するのだ。
ジョーはダグに、核爆弾の発射だけは阻止するように頼む。

 地震が活発化し、地割れが発射台に迫る。冷却材が漏れて、エンジンが故障。
ジョーは打ち上げ中止を決断し、関係者に避難を命ずる。
 だがジョーは、残りのエンジン2つで飛べるかも知れないと気付く。
月が真上に来た時に発射すれば、引力に引かれて到達できるのだ。
クルーは既に避難しており、ジョーが同行を決意する。
電力がない中で軌道を計算する必要があり、ハウスマンにも同行を求める。
発射台にも浸水が迫る中、エンデバーは発射に成功する。
 船は月の破片をすり抜けて月に接近。巨大建造物の中へ入る。
ハウスマンの言うように、そこには白色矮星があって動力源にしていた。
船は群れに追われ、逃げ切るが、船内の酸素濃度が低下する。。
 ブライアンの息子ソニーらは一団に襲われ、車を奪われる。
ソニーは母ブランダらと合流。
酸素が希薄になっており、酸素ボンベを奪おうとする一団とにらみ合いに。
隕石の飛来や地割れがあり、一団は自滅する。

 ジョーらの意識が戻り、ブライアンがいなくなった事に気付く。
月には2種類の知的な存在がいて、片方は人類に好意的なようだ。
 ブライアンは知的な存在に接触。真相を知らされる。
何十億年も前、人類の祖先は宇宙のかなたで文明を築き、居住地を広げた。
争いはなく、人類は調和した世界を生み出したが、AIが反乱を起こした。
AIは自我に目覚め、
ナノテクノロジーの塊になって、有機体を追い回して滅ぼしてきたのだ。
 人類の祖先は銀河の片隅へ逃げ、星を動力源にして理想的な環境を作るはずだった。
だが、実際に出来たのは月だけだ。太陽系は唯一理想的な環境だったのだ。
祖先は地球人に遺伝子を遺した。
知的存在の声は、ブライアンに共に戦おうと言う。
 ジョーはブライアンと合流。ブライアンは、月がある限り人類は再生すると言う。
AIは、月を落として地球ごと破壊するつもりだ。
 ブライアンは犠牲になる覚悟で、ジョーらを逃がそうとする。
他に手はなく、このままでは人類は滅亡する。
だが、ハウスマンが留まる事を決意。
月の真実を伝えてくれと言って、群れに飲み込まれた所で爆破を起こす。
 ジョーらは月から脱出。廃墟となった地上へ帰還する。
地球はまたやり直せると言うジョーらはヘリに救助され家族と再会する。
 ハウスマンの意識が目覚める。
母親の姿を借りた知的な存在は、ハウスマンが月の一部になったと告げる。
ハウスマンは地球を守れたと知るのだった。

 と言う訳で、ローランド・エメリッヒ監督のSF作。
主人公はハル・ベリーで、元宇宙飛行士で、今はNASAの要職にいる人物。
月の軌道が変わり、地球に影響を及ぼす事態に。
実は、月はエイリアンの人工建造物だという説があって、それが事実らしいとわかる。
そこで、ハルやこの説の提唱者らが月へ向かって対処する事に。
スペースシャトルはもう飛ばしてないので、
博物館にあるエンデバーを使用するなんて展開に。
「アルマゲドン」や、方向が逆たけど「ゼロ・グラビティ」あたりを連想させる。
この辺りまでは面白かったけど
実際に月に着いてからは、よくわからない理屈で物語が展開。
月の影響で混乱する地上で逃げ惑う家族と、交互に描写する形になり
この後半があまり面白くない。
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2022/08/09 「ジュラシック S.W.A.T.対恐竜特殊部隊」

2022-08-09 00:00:00 | 日記
「ジュラシック S.W.A.T.対恐竜特殊部隊」(2021年米)

ルイス軍曹 武装チームのリーダー
ディーコン 武装チーム。序盤にやられる
ニック 武装チーム
ジョイ 武装チーム
カール 武装チーム。装置担当
ゴードン 武装チーム。スナイパー
シモーヌ 雇い主の女性
エレイン 科学者
フリードマン 黒幕(マイケル・パレ)

起:恐竜が工業団地に逃げ込む。
承:武装チームが恐竜に苦戦する。
転:恐竜は売買目的で強化されていた。
結:武装チームが恐竜を倒し、黒幕は自滅する。

 ルイス軍曹をリーダーとした武装チームは、
依頼されて運んでいた荷物が恐竜だと知る。
檻が破壊され、恐竜は兵士を殺して工業団地へ逃げ込む。
雇い主のシモーヌは生け捕りを求め、軍曹はチーム全員を招集。
近くには住宅地があり、何とか収拾しなければならない。

 武装チームは恐竜を捜索。
機密情報だとして、シモーヌは恐竜の詳細を明かさない。
恐竜と遭遇し、ハリソンが犠牲に。
逃げた恐竜は2頭のアロサウルスだとわかる。
 シモーヌの上司フリードマンは、実験を成功させたいと話す。
恐竜は遺伝子操作で強化されており、
競売にかける為に兵士たちと戦う所をライブ中継したいのだ。
 恐竜は麻酔弾にも平気で、ディーコンがやられる。
その様子が中継され、競売価格がはね上がる。

 シモーヌの部下である科学者エレインは、恐竜の秘密を明かす。
恐竜の脳には、プラスチック爆弾が仕掛けてあるのだ。
 ディーゴンの通信機に反応があり、まだ生きていると判断。
だが、かけつけるといたのは恐竜で、ニックが襲われる。
恐竜はディーコンの通信機で人間側の会話を聞き、居場所を把握しているようだ。
 エレインは、恐竜の知能は想定以上に発達したと明かす。
戦闘能力が増し、人間より優れている面もある。
それはフリードマンの指示で、彼の目的は恐竜の実地テストだとわかる。
兵士は消耗品で、生きては出られない段取りなのだ。

 恐竜の目的が卵だと気付き、卵を囮に現れたオスを倒すと、入札がストップ。
一斉にキャンセルされる。
慌てたフリードマンは、ドローンによる攻撃で、付近を一掃しようとする。
 エレインは軍曹とシモーヌを射殺。
ドローンによる攻撃を受ければ卵も犠牲になるが、エレインは卵を守ろうとしたのだ。
だがエレインは、恐竜に喰われてしまう。
 武装チームで生きているのはジョイとゴードンの2人だけに。
フリードマンに連絡し、テストは失敗だと告げる。卵を潰し、怒った恐竜を倒す。
恐竜の死亡を察知したドローンは引き返し、
失敗を隠す為にフリードマンを攻撃するのだった。

 と言う訳で、恐竜が出るアサイラム作品。
遺伝子操作で兵器化された恐竜が競売に出される事になり、
そうとは知らない傭兵たちが、移送の任務と信じて実験台にされると言う訳。
一味の企みやら傭兵たちの作戦やらが登場するが、いずれも浅はかな感じ。
一味の黒幕がマイケル・パレだが、陰で動いてるだけで勝手に自滅する。
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