月はそこにいる

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もくもくと真面目に本を読む日々

2013-06-16 23:15:35 | days

「おべんとうの時間」をぼちぼち読んでいる。
「翼の王国」連載されていた、ご夫婦で写真と文を綴っている。
一般の人々のお弁当記録と言ってしまえばそれまでだが、ひとつのお弁当に見え隠れする人々のストーリーが深い。
お弁当レシピ本とはまったく違う視点。
特別ではない日常の風景として切り取られるお弁当は飾り気はない。
でも、またそれが繰り返されるお弁当の時間のためのお弁当を感じさせられる。

それから「ワカコ酒」
おひとりさま女子の至福の呑み指南。
仕事帰りに一杯引っ掛けて・・・に憧れる~~
酒の肴の楽しみ方がいっぱい。
私はカレーパンとビールが最強。カレーパンは市販のでも全然おっけー!
ちょっと温めて、ぱくり。で、ビールをぐびーーー
日本酒とワインが飲めないので(焼酎は最近呑めるようになった)、酒では人生なんとなく損してる感があり。


「散歩もの」もご紹介。
「孤独のグルメ」のコンビの文庫版。
散歩、わが地元のように車がなければ生活に支障をきたす危機がある場所では無縁。
散歩って、都内みたいに都会が楽しいって思う。
実際、私は銀座散歩が好き。
結婚前に勤務していて、勝手知ったる・・・というのもあるけど、当時から休みの前日などに銀座から東京駅まで歩いたり。

今は少なくなってしまったけど、当時は路地もたくさんあって有名店も路地に多かった。
先日、新橋から銀座へ出るのに八丁目の路地をちょこちょこと通ったら大行列に遭遇。
「俺の割烹」の開店待ちで。
俺シリーズの勢いはすごい。予約もすぐ埋まるらしいし。

でも、文中にもあるように昔ながらの一角は再開発でどんどん消えていくのを避けられないのが残念。


「野心のすすめ」も本音炸裂、といっても作者が林真理子なので即納得。
恋愛ものはあまり読まないけど、エッセイや最近では「RUMIKO」のようなノンフィクションは好き。
初期だと「戦争特派員」や「ファニーフェイスの死」は繰り返し読んだ。

林真理子は女が腹の底で常に抱えているどろどろしたものをストレートに文字にし続けている最初の女流作家。
かつ、言葉に出したために煙たがられた時期もあるが、幸せな家庭生活を送っている勝ち犬(酒井順子風に言えば)。
数々の著書の中でもヒロインたちに女の本音を言わせていたり、特に「女文士」の主人公、眞杉静枝(1901-1955)などは本当にイヤな女に書かれている。


最近盛り上がってる分野のコミックエッセイ。
私にとってはコスパ悪すぎな本だが「お家ガールの自由すぎるひとりぐらし」を衝動買い。

「人間仮免中」の卯月妙子は「実録企画モノ」以来久しぶり。
本の雑誌でかなりプッシュしていたので読んでみた。
まずは、生きてたことにびっくりした。
彼女のことをよく知らないとかなりダメージを受ける内容なので初心者は気をつけてほしい。
ちなみに「実録企画モノ」はオクでかなりの高値で売れた。マニアっているんだな・・・


さて、今週半ばにビアガーデンに再チャレです。
予約も入れたし、時間も2HコースにランクUP!
マグダライブ!!ももうすぐだし、マリアさんとエスメラルダに負けないようにお肌のお手入れしなくちゃ!
(嘘です・・・ちょっと女子力上げを言ってみたかっただけです;でも、お洋服は買いましたw)