11.21 C'QUE J'ATTENDS DE TOI.-たからもの-12 UP。
「Think Bee!」からカタログが届く。
かわいい新作がいっぱいで迷うわ~~
くまモンとコラボるならふっかちゃんとしてほしかった。
(私の実家のゆるキャラ、グランプリで5位になったこともあるツワモノ。なのに語ると「黙れ、ネギ!」と言われる)
クリスマスまでどうにかしよう。それまで在庫切れがでなければいいな。
久しぶりの歌舞伎は初めての明治座。
演目と配役で決めたから仕方ない。
それにしても、平日を加味してもこの空席の多さは?
1階席も花道から遠くなるにつれて空席が目立つ。
お弁当はコレ。
「鳴神」は右近と笑也。
このふたりはとにかく声がいい。
比較ではなく、右近は三代目猿之助に笑也は玉三郎に似ている。
下を向いたり、後ろ姿で発しても客席の隅々まで届く声。
「瞼の母」は上質な大衆演劇のようで、観慣れていないせいかなんだか変な感じ。
ただ、愛之助の養父・秀太郎の台詞回しが素に思えて仕方なかった。
あの人、結構とんちんかんなことを真顔で言うから。それでもさすが重鎮、立ち姿が綺麗。
そこに絡む娘役の春猿はとにかくかわいい!笑也が美人なら彼女は愛らしい!
獅童はパッとしなかった中学生の頃の舞台から知ってるけれど。
歌舞伎役者向きではないって思ってる。
歌舞伎から映画界に移行した萬屋錦之助などのように時代劇で重宝される俳優になったほうがいい気がする。
身体つきから容貌(Vシネマ俳優みたい)、演技の幅等々が歌舞伎役者の枠から外れている、とにかく声が悪い。
「供奴」は松也。
今現在、いろいろと旬な役者。
私は三津五郎の上品だけれど生命力のある踊りが好きなので、どこか粗くて弱いし印象も薄く感じる。
あまり舞踊が上手ではなかった勘三郎とも違うと思うのは、楽しんで踊ってないってとことかな。
ソツなくというか、いわれた通りというか、たった10分程度の踊りを終わってから肩で息してるようではまだまだって思う。
最盛期の40代の頃の猿之助なんてあれだけ激しい狐忠信を演じても汗はすごかったけど、決して身体を揺らすことはなかった。
スーパー歌舞伎の確立で命を削ってしまったのかもしれないな、猿之助。
さて。
銀座あたりを回りたかったけど実は昨日、息子が膝を怪我してしまってレントゲンでは何ともないと診断されてほっとしたのだけど裂傷が思いのほか深くて我慢強い息子なんだけど今回は「痛てぇ~~」と大騒ぎ。なので早めの帰宅。
と言っても、気になるお店には行っておきたい。
実は、鑑賞後に上野の立飲み「たきおか」に行こうと思っていて。
人形町への乗り換え前に時間があったので「たきおか」の場所をチェックしようと下車。
「たきおか」は上野に3店舗あり、ディープなのは本店で女性スタッフが切り盛りする3号店は比較的穏やかとブロガーさんの評価だったので3号店来店を予定。
ところが、本店がすでに開いていて賑わってる。
時間は9:45・・・息子がそんなだったので朝ごはんも食べていない。
うーむ・・お店の前で悩みましたね。
悩んだというより、入ることに躊躇した店は初めてです。
店内は女性はいないし、でも酔っぱらって騒いでる様子もなくみなさん静かに飲んでる。
そこへ、若い男性がすっと暖簾をくぐったのでつい、あとからすっと入ってしまった私。
細身で堅気っぽくない(失礼!わかりやすい表現だとこんな感じ)男性にジロっとされる。
おばちゃんたちにオーダーを飛ばしてるところを見ると彼がホールを仕切ってる様子。
「ここ」と自分の定位置の前を先客に空けさせて私をカウンターに通す。
きょどってる私に「飲み物は?」
角ハイをオーダーするとサーバーからじゃぶじゃぶとジョッキに注いで目の前に。
「290円」と言われて、キャッシュオンデリバリだったことを思い出し急いで千円札を出すと手際よくおつりが返ってくる。
そのおつりを出しやすいようにカウンター上において串カツを頼むとしばらくしておばちゃんが火傷しそうなアツアツのを持ってきてくれた。
そこまで来てハタ!と「なんでお客の私が気を使ってんの?」と気づく。
角ハイボール 290円
豚バラ串2本 220円
いや、この兄ちゃんにしても「朝から変なのが来たな」って思ってるかも。
調理のおじちゃんが丁寧にした処理しながら豚バラをカットしてたので豚バラ串をもらう。
決していい肉じゃないんだろうけど、焼き方と塩加減が好み。
マカロニサラダが出来上がってきたので頼むと3秒くらいで出てくる、早っ!
テレビがあるのが昭和酒場っぽくて、情報番組を見ながら20分程度お邪魔。
「ごちそうさまでした」と外に出れば上野の乱雑な喧噪の中、リベンジがてら帰りも寄ろう(3号店に!)と心に決めつつ日比谷線へ急ぐ。
で、まだ暖かい午後3時半。
私は「たきおか3号店」にいた。
栗原類くんみたいな先客が詰めてくれてカウンターに通してくれた。
ブロガーさんの言う通り、女性スタッフ(ちょっと男勝り)がキビキビと動いてる。
大瓶(スーパードライ)が390円なのでまず、それ。
ガツ刺しと帆立の串焼き。
酢味噌で食べるガツは初めて。さっぱりしてておいしい。
帆立も大きいし。
ここでもテレビが情報番組を流しててちらちらと見ながら手酌でビール。
まぁ、ここも女性客は私だけ。
でも、午前中に学習してるので楽勝(威張りv)!
20分くらいで「ごちそうさま」。
ビール大瓶 390円
帆立串 200円
最近、食ブロガーさんたちが示し合わせたように昭和酒場、立飲みを推奨してるのですっかり感化された私。
探すとあるわ、でるわ・・・驚くほど安くておいしい酒や肴をそろえた酒場が。
当分、マイブームは続きそう。