10.放課後
Magic of chocolate/Because you are there⑥をUP済み。
柳は全10話完結です。
半月以上放置した「月下上海」を読了。
1時間くらいで読めたのに、どうして早く読まなかったんだろう。
女流画家の多江子が、四人の男性と織り成す恋愛模様が戦時下の上海の舞台に進んでいく。
多江子が一番嫌悪を感じ続けた憲兵大尉、槇が本当は最愛のひとではなかったのかとラストに近づくにつれて思えてきた。
多江子はの日本屈指の海運会社の令嬢なのでファッションが戦時中ながらすごい。
作者も細かに彼女の装いを文字にしてくれているし、「マヌエラのダンスを観た」など、実在の人物を台詞の中に登場させているので、
なかなか興味深く読めた。
(マヌエラは日本人ダンサー和田妙子)
恋愛小説としては時代設定も手伝って秀逸。
私は好きな流れ。
「 ジョーカー・ゲーム 」(柳 広司)に読後の雰囲気が似てる。
「女は、必要もないのに殺すからだ。“愛情”や“憎しみ”などといった、取るに足りないもののためにな」( ジョーカー・ゲーム )
「一度運命が動き出してしまったら、いくら引き返そうとしても、誰にもとめられない」(月下上海)
この二冊を続けて読んでいただければ私の気持ちがわかってもらえる気がする。
どちらも女は痛々しく、男は寂しく悲しい。
昨日はチョキミ!(CHOKiCHOKi Meeting) 昨年行けなかった息子は今年出かけました。
「CHOKiCHOKi 」は小6から定期購読していて、きたむーが大好き。
当時、彼は「WEGO」でバイトしていて、ブログで出勤日を知った息子が会いたがって出かけた時もありました。
今回きたむーが不参加で残念でしたけど、卒業するとしてもチョキミで卒業式をやるから今年はキングでいてくれるかと。

きたむーの銀さんコス

矢田ちゃんの一護コス
しまっとくのももったいないので、載せておきますね。