娘が前夜から熱を出し、何とか当日チケット譲渡でき、ぼっち観劇になった「ROCK MUSICAL BLEACH」〜もうひとつの地上〜(通称:ブリミュ)。
2.5次元ミュにありがちな原作ありきな部分は否めないけど、キャストのポージングが完璧!これには驚いた。
特にギンのスッと腰を落として前のめりになり、右手を胸の前に出して肘を曲げるポーズはギンそのもの。
ラストは藍染役のばばりょの「私が天に立つ」にすべて持っていかれた感があるけど、これはそういうストーリーだから仕方ない。
とにかく、二、三、四、五、六、九、十一番隊と一護が闘いまくる。
忘れがちだけど、これはミュージカルなのでキャスト総並びで歌うシーンは圧巻。
私は、ソロよりもここがしっかりしていると安心して舞台を観られるから結構大事。
それにしても、キャストのセリフや次の動きが分かってしまっていかに自分が原作のこの章を読み込んでいたかが思い知らされた。
私は原作のルキア奪還が一番好き、ギン好きだから仕方ないけど。
悔しいけど、ここでの藍染って善人の時も悪人の時も魅力的に描かれているから困る。
舞台の「私が天に立つ」のシーンも眼鏡をはずして(原作は握りつぶす)、髪をオールバックにかき上げるシーンのばばりょはかっこ良すぎ!
今回のギン役の遊馬はブログで「ギンを演じるのが怖い」としきりに言っていたが、なかなかの演技。
京都弁がちょっと優しすぎるかな?と思うけど、アニブリの遊佐さんみたいにもう少し強弱がはっきりしてもよかった。
客席通路を使っての動きが多く、目の前にキャストが立つので眼福。
カテコで袖に捌けていくときに、隊長を先に行かせて後ろを副隊長が付いていくのが護廷十三隊を表していて違和感なく観ていられた。
原作もあと一.二話で完結。
最終章に入ってから迷走を続け、打ち切り説が何度も流れた。
実際、そう思われても仕方がない終わり方で、あれだけ壮大に広げたシチュを纏められなかった。
それでも、完結の年をブリミュ復活で飾れたことは作者冥利に尽きるかも。
今月は「NARUTO-ナルト-」もあるので、再訪予定。
それにしても、アイアの席はエコノミー症候群になりそう。
観劇後は、I.Gストア(渋谷マルイ)で「ジョーカー・ゲーム」の原画展示へ。
D機関のメンバーに会えて、グッズを買って満足。
「ジョカゲ」もアニメ二期をやらないかしら?
この日は、ひと雨来たけど(マチネ中)とにかく蒸し暑い。
そんなわけで、ドンキ隣の「嵯峨谷」でお蕎麦とビール。ここのコスパは侮れない。
そのあと、マークシティ側の「鳥竹」へ行くけど当然ながら満席。
というわけで、マークシティの「ルサンパーム 」でパンケーキ。
ボッチなりに地味に楽しい日曜日でした。