海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

PC遠隔操作犯罪

2014-05-21 | 日記・雑感
何ともやるせない犯罪である

犯人逮捕と同時に、何のために、どうしてこんなことを
何をしたかったのか、犯人の心理の特異さが際立つ事件である。

PCの遠隔操作など誰でもできることではないし、不必要に行うことでもないであろう。

この犯人は、当然PCに詳しく、一般の仕事に使うレベルでは考えられないような
操作技術の持ち主であろうが、その技術が社会では必要とされなかったのだろうか?

他人を犯人にすることを目的にしたような犯罪、
何の利益を得ようとしたのか、何も利益は生まれない犯罪。

ただ、自分の実験欲を満たすような、屈折した人格の犯人像しか思い浮かばない。

PCが普及したての頃、必要に迫られて、仕事にこんな機械は必要なのか?
などと思いながら、四苦八苦して机にかじりついていたことを思いだす。

PC操作研修を数日にわたり受講、当時電脳研修という講座だったと思う
頭の中が撹拌されるように疲れたことを憶えている。

もしかしたら、PCは仕事の道具なのか、操作すること自体が目的になっているのか
区別できない人が増えているのではないだろうか。



報道番組の中の論説で「犯罪者としては素人である」との解説が印象深く、
緻密なのか、間が抜けているのか分からないような犯人は、
被害者とその家族の憤りを理解できるのだろうか。

捜査官の粘り強さ、パソコンではでき得ない仕事の手法に感心し、
警察関係者の継続した必死の努力に感服しました。
コメント
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