海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

サポートできることは・・・・・

2019-07-03 | 趣味
大学を卒業して45年が経過した

先日、先輩からメールが入った。
学生時代のクラブが廃部の危機に陥り、何とか持ち越したが今後の存続が危うい状況であり、OB諸氏にも何かできることがないかとのメールだった。

小生の先輩だからほぼ半世紀前の卒業生である、メールを受け取って少しショックで何かできることがないかと考えを巡らしたが、直ぐに名案が思い浮かぶはずもない。

ただ、小生にとって学生時代のクラブ活動は人生の原点であり、あの活動に関わって今があると思っている。
メールを配信してくれた先輩も、正にそんな思いから各卒業生に声をかけたのである。

クラブは1964年創部のギターアンサンブルで、クラシックを主にした演奏活動クラブである。
小生が入学したのは1970年、当時100人ほどの大所帯だったが、いつの間にか部員ゼロになって休部したりしたらしい。

そんな状況を心配した顧問の大学職員と指導に関わってきたプロギタリストが、歴史あるクラブを簡単に廃部にするわけにはいかないと尽力してくれて、少ない新入部員で再スタートができたとのことである。

そんな話を聞いてOBとしては熱いものがこみ上げる。
先日、OB3人で顧問にお会いして感謝の想いを伝え、今後のことなどを相談しながら時を過ごした。

40年前のガットギターとシミの付いた楽譜


近年はクラシックギターは人気がないのだろうか、老舗のギター教室もウクレレやポピュラー音楽などにも力を入れているらしい。

小生も昔のような(いや昔から)演奏ができないから、軽音楽や弾き語りで楽しんでいる。

十数名の先輩たちはアンサンブルを再結成して、定期的な演奏会や福祉施設の慰問などをしている。
いずれにしろ卒業生は半世紀経っても、若い頃にクラブ活動で得た楽しみを生涯の趣味として大切にしている。

新入生はギターの音色を楽しんで、これから興味を深めて同じ趣味の若者同士が生涯の友と出会い、お互いに築く人生の原点のような経験をして欲しい。

卒業生として何とか力になれないだろうか、押し付けではなく自然とサポートできる方法はないだろうかと思案を重ねた。

今必要なことは、新入生が興味を失わないように継続する環境を整備をすることに結論が行き着いた。
それにはプロギタリストに指導を続けてもらうことであろうと、その方法を模索し行動に移す準備を整えることができた。

半世紀ほど前のサークル活動に、親以上の年齢の卒業生が関わろうとしている。それだけ大事にしたい学生時代の思い出なのです。


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