海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

一万円で一泊二日の旅は・・・・

2019-12-20 | 旅行
一万円でどこまで行って一泊できるか

そんなことを考えてあれこれと計画してみたら、新幹線は使えない、宿泊費は5,000円以内かな?

この条件で、逗子市からそれなりの観光ができる地域は北関東付近と目星をつけて、ジパング倶楽部3割引で佐野市往復切符を購入した。往復で割引条件の距離201㎞以上をクリアする。

以前から一度は両毛線に乗ってみたかった、佐野ラーメンを食べたかった、安い旅館もありそうだった。

往復切符代4,300円で二日間有効、残り5,600円、湘南新宿ラインで小山まで直通できる。

両毛線に乗り換える


自宅から3時間半ほどで到着、まずは旅館を確保すべく安い旅館に電話したが断られてしまった。

平日の一人旅、急な宿泊はそれなりのホテルでなければ無理かなと思いながら、あいにく曇り時々雨模様だったが有名な厄除け大師だけお詣りできた。

さて足利か桐生だったら泊まれるかなと、再び両毛線で移動しながらエリアマップを見ていたら、桐生からわたらせ渓谷鉄道に乗ることができる。

足尾銅山を見学してみたい、桐生で旅館を探したら薄暗くなってから、素泊まり3,800円で泊めてくれるところが見つかった。朝食付きで4,600円である。

これで翌朝帰れば、切符代4,300円+宿泊費4,600円+追加交通費1,020円、合計9,920円で一万円以内が成立である。

素泊まり3,800円の部屋、正に一人旅の雰囲気


せっかくここまで来たからには、追加オプションでわたらせ渓谷鐡道に乗ってみたい、足尾銅山跡を見てみたい。

一両のディーゼル車、こんな旅が楽しい


フリー切符1,880円を購入して乗車、通洞駅で下車、季節外れの観光客は二人かな?当然大事な生活交通機関でもある。

足尾銅山坑道跡はバッテリー車両で入航する、乗客は小生一人で申し訳ない気分になるが、時刻表どおりに運行されているようである。

終点で下車して歩いて出てくるまでが見学コースで、暗い坑道の中に江戸時代から昭和まで採掘を続けた歴史が詰め込まれている。

暗闇で江戸時代の工夫と出会う、超リアル!!
  


誰もいない観光地は寂しいけれど、昔の繁栄などをじっくりと感じることができる。
100年公害と言われた足尾銅山鉱毒事件を身近に理解することができたし、渡良瀬遊水地の役目も知ることができた。

鐡道の時刻表に合わせて、足尾駅まで歩くことにした。長閑な街と山々を見ながら歩くのは気持ちがいい。

駅で電車を待っていたら、野生の猿に何回も出会った


猿ならいいが、こんな注意書きが


無人駅で一人の時に熊に出くわしたらどうしたらいいだろうか?そんなことを考えながら帰りの電車でうとうとしながら一泊二日旅が終了。

念願の佐野ラーメンは美味かった


やはり全てで一万円は無理がある。
電車代と宿泊代だけなら何とかなりそうであるが、少しでも楽しさを広げるには追加オプションが必要である。

今回の出費
交通費  逗子市←→佐野  4,300円
      佐野 ←→桐生  1,020円
      わたらせ鐡道   1,880円
宿泊費  一泊朝食付き   4,600円
夕食、昼食、ビール他     3,880円
    合 計          15,680円


旅行費用は目標の約1.5倍で多少の無駄もあったが、小生にしては、この金額とこの歳では頑張った方だと思う。若いとき暖かい季節には無人駅泊まりも出来たけど・・・・。

一人旅は初めてではないが、楽しみ方と費用のかけ方、移動手段の選択等々、これからの時間を旅する目安ができた気がします。
そして、歩く観光は費用が掛からないから、いつまでも健脚でいたいと思った旅でした。


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